RiJS2021のXIゴレースを完走した感想（LV 15：W5-1 くもの国・ついにくもの国へ）

――ここまでのあらすじ――
第3コーナー「こおりの国」、順位を振り返っていきましょう
先頭はまるお兄さん
少し遅れてあびっさん
YUDAIお兄さん、3番手につけています
Cyclone兄貴、現在シンガリだ
大芋虫を越え4コーナーへ

さあXIゴの直線「くもの国」
後ろを大きく突き放して最初に顔を見せたのはまるお兄さん！
追い上げてくるあびっさんはまだ600バ身うしろ！
このままXIゴまで行ってしまうのか！？

5-1「ついにくもの国へ」

　動画時間24:23、こおりの国で謎の女王さまを退けたアクイたちは、最終ワールド「くもの国」へと進んでいきます。

　ここから、予期せぬ不具合によりまるお兄さんの映像が著しく乱れてしまっているため、2番手を走るあびっさん（左下）の画面で説明をしてまいります。まるお兄さんのチャートも（個人的に）気になるところではあるので、音声やぽ氏お兄さんの解説でわかる限りは書いていきたいと思います。

5-1-1「くもの国の入口」

　動画時間25:59、ほうほうの体で芋虫を撃退したあびっさんがくもの国に到達します。

　あびっさんは立て看板を華麗にスルーしてしまいましたが、この看板には「くもの国では床のないところへ足を踏み外すと落下してミスになる」旨が記されています。これはダイスや敵キャラクターも同じです。これまで以上に慎重な操作が求められます。
　しかしその仕様すら逆手に取るのがこのコースの見所と言えるでしょう。

チクリの乗ったダイスが行く手を塞いでいる。本来は奥の3の目のダイスを手前に押して爆破するのが規定解。
しかしそこはAny%RTA。床のないマスへダイスを押すことで、邪魔なダイスをどけてしまうことができるのだ。
あとはチクリの乗ったダイスを奥へ押してしまえばよい。

5-1-2「スピードブーツとイライラ棒地帯」

　動画時間26:06、羽の描かれたリフト（以下「リフト」）に乗って2階へ進みます。いかにも操作ミスで落ちてくださいと言わんばかりの地形です。

　操作に自信がなければスピードブーツを取らずに進むのがよいですが、今回はRTAなので取らないという選択肢はありません。

もっと欲を言えばインを攻めたり斜め移動を駆使したりなどでフレーム単位で短縮したいのだが、かといって床から落ちそうになるとアクイが立ち止まって大幅ロスになってしまうので難しいところ。
なお、床から落ちそうになっても、「アワワワワ」と言いながら1秒程度アクイが踏ん張ってくれる。その間に床のある方へ十字キーを入力すれば落ちずに済む。挙動もいちいちかわいらしいのが癒し。

5-1-3「3次元パズルその1」

　動画時間26:10、少し広い小部屋に5の目のダイスがぽつんとひとり。下の階には同じ5の目のダイスが4つ、そして行く手をチクリが阻んでいます。

上階の5の目のダイスを中央の穴に押し出して落下させ、ダイスを揃えて爆風でチクリを倒して進むのが規定解。
だがAny%なので無視する。実は中央列から奥に向かって落ちると、下階で行く手を塞いでいるチクリより奥に着地することができる。

　そのまま進むと羽がプロペラめいて回転する鳥のような敵キャラクター（名前忘れました）（確認したところ「ペリカ」でした）がダイスを運んで行ったり来たりしているのが見えますがAny%なので無視します。100%では大変お世話になります。
　実はこおりの国の3コース目にも「ケイパー」という敵キャラクターが新登場していましたが、今回はAny%なので画面に映ることすらありませんでした。合掌。

5-1-4「ホーミィの通せんぼふたたび」

　動画時間26:18、＄マークのような地形にホーミィがぽつんとひとり。周囲にダイスがないため、爆風で倒すことができません。

　このホーミィ、実はアクイとの間にダイスがあろうが壁があろうが突っ込んでくる習性（？）があります。さらには床が無くても、それに気づかずアクイへ突進してしまい、奈落の底へと落ちていってしまいます。しかし今回はAny%なので、この尊い命が空から失われることはありません。

5-1-5「3次元パズルその2」

　動画時間26:27、6の目のダイスが6個置かれています。いかにも「下の階に落としてください」と言わんばかりです。しかし今回はAny%なので無視します。その様子がこちら。

　本来は最下階に落とした6の目のダイスを横一列に揃えてチクリを一掃する、というのが規定解なのですが、なんと最上階の左端列から奥に飛び降りることでチクリを一切倒さずに進むことができてしまいます。

5-1-6「無敵時間さんふたたび」

　動画時間26:39、昇りのリフトを乗り継いで進むと、無敵ステッキとチクリの群れが。

　100%カテゴリでは足を踏み外して落ちそうになったりすると無敵時間さんが途中で終わってしまって倒しきれなくなったりしますが、今回はAny%なのでゴールへ直行してしまいます。

5-1総括

　このコースの4人のスプリットタイムはこちら。

YUDAI 21:15-22:01（46秒）
（まる 18:54-19:48（54秒））
あびい 20:26-21:11（45秒）
Cyclone Aeroblast 23:20-24:07（47秒）

　このスプリットタイムはRTAinJapan公式チャンネルの動画で確認しているのですが、レース当時のまるお兄さんの回線不調の影響か、どうも映像が伸びてしまっているようです。そのため、まるお兄さんの記録に関しては正確には計測できませんでした。ご容赦ください。
　このコースでは全員同じチャートのようなので、まるお兄さんも45秒前後のタイムだったと推測されます。

　最終ワールドということもあって各プレイヤーともかなり気合を入れて対策してきた感があります。タイムにほとんど差がないのがその証拠です。
　それでは、また次の記事でお会いしましょう。