みんな大好きTama幼稚園について。
皆さんこんばんは。最近EVEから離れていましたがわりと速攻でNewEdenに戻ってきたMalionDiazです。
とか言ってたら執筆中にタルコフに移住してました。MalionDiazです。
今回はACCが隙あらば遊びに行っているTamaに関する記事です。
皆さんTama行ったことありますか？自分が初めて行った時はローセクガス掘りを覚えた頃で、Tama通ってみたら最近でも見ないレベルのクソデカGC（NestorやIkitursaがいた記憶）をやってて驚いたことがありますね。
TamaはBlackriseリージョンの端、ジタから4Jと近いSS0.4のローセク宙域です。ガレンテ方面からジタを最短設定するとそこそこの確率で通ることになるので、この二つを行き来する人は通ることもあると思います。
Tamaに行ったことのない人のために簡単に説明しておくと、あそこは船を落とすつもりがなければ近づかないほうがいい、修羅の国です。中にいる人全員が食えそうな船を探し、血に飢えている(しかも一日中)という、ジタ近辺のローセクで最もヤバい場所の一つに数えられます。堀とかラッティングとか考えない方がいいです。
ジタの近場にあるローセクは他にも存在します。浮きローセクのJanや、最近開通したAhbazon、ミンマターとの繋ぎ目Rancerなどがありますが、Tamaはこれらと比べると明らかに別世界であり、キルボードにも違いが現れています。
Ahbazonと比べてみると、あちらはGCによる一方的なPKが多いのに対し、Tamaは小規模な小型艦PvPが星系内の各地で発生しているという風になっています。
Tama内でよく見かける船は(時間帯にもよるが)主に小型艦で、特にフリゲートが多く確認されます。機動力に長けている船(Imperial Navy SlicerやGurmur、Wolfなど)が多く、それらの中には後述のインプラントによって速度を大幅に強化しているものもいます。
CL以上の大きな船も見かけることはありますが、VedmakやOrthrus、Stabberなど足の速い船がやはり好まれています。
どうしてそんなに燃えているの？
そもそもなぜTamaでPvPが起きやすいのかと言うと、簡単に言うとメチャメチャ環境が整っているからです。
1. Tamaにはいくつかのプレイヤー所有ストラクチャがあるのですが、そのうちの一つに、SPACE DETROITと名付けられたSotiyoがあります。ここはいわゆるフリーポートになっており、誰でも入れてマーケットも存在しています。係留による絶対安全領域として、Tamaのインフラの要です。PvPしやすい環境作りのために持ち主がフリーポートにしてくれているようです。
2. Tamaはガレンテ-カルダリ間の国家間戦争が起きている紛争地帯なので、FWのサイトが沸き、専用のグリッドが生成され続けます。ゲートガンなどを気にせず、対等に戦えるフィールドが存在し、デッドスペースなので戦術的にワープを駆使できることもあります。
3. そして何よりジタから近く、船をすぐ持ってくることができます。
これらによるPvPマンのPvPマンによるPvPマンのための環境づくりが進んでいると言う点で、Tamaは修羅の国となっているわけです。
どのようにしてTamaで生き残るのか？
ヒントは「速度」
先程もチラリと言いましたが、Tamaには時折異常な速度を出している船がいる場合があります。
時折というか大体居ます。
とてつもない速度は育ち切ったスキルによるものだけでなく、ハイグレードスネークインプラントが一式刺さっていたりします。一式ジタで揃えると2Bくらいになります。は？
この人もよくTamaで見る人。Wolfに乗るためだけにこの量のインプラを指している。は？
インプラントによる暗黒面の力は凄まじく、フリゲートならものによっては常時5000m/s近く出るし、巡洋艦でもOrthrusなどはヒートで4500くらい出ます。もう気が狂う。
こう言ったフリゲートがゼロ距離にワープインしてきてもロックするまでにスクラム範囲外に逃げられるのでどうあがいても捕まえられないんですよね。操船もめちゃくちゃ上手くてギリギリ撃てないけど相手は撃てるというような距離感でカイトされ、撃てたとしても殺す前に逃げられる。
こんなのどうしようもないよ、俺たちもスネーク刺せば良いのか！？
…ってわけではないです。暗黒面の力に屈するわけにはいかない。ていうかそんな金はない。
でもとりあえず速度重視でFit組んだ方がいいと思います。ABの艦だと慣れてないとすぐ捕まっちゃうかも。基本MWD推奨です。やばいと感じたら即燃やして逃げましょう。相手はこちらを捕まえる為にpropガンガン燃やして寄ってきます。
このヒートダメージが運悪くMWDに入ったら、燃え尽きてしまうだろう。
逃げる判断の速さも重要です。おっコイツヤバいやつだな？と即判断して即デトロイトやSSに逃げる。これで死亡率を格段に減らせます。
とりあえず安い船で歩き回ってみるのも手です。死ぬと思いますけど安いので心では勝てます。というかタマに来たことないならこういう船から始めた方がいいと思います。準備運動しないでプール入ると心臓止まっちゃうからね。
慣れてきたらコメットやスライサーなどの足速い船で歩いてみるとキルが取りやすくなるかも？
一兎を追っても一兎も得られないこともある
逃げの判断は早い方がいいと言いましたが、グリッドに着いたその瞬間からどう逃げるかを考えたほうがいいです。
Q. 貴方はフリゲートに乗ってTamaに来ました。グリッドについたら一隻のフリゲートが浮いてます。貴方は苦も無くそれを捕まえました。そのまま殺せそうです。しかし後追いで別のフリゲートがグリッドににワープインしてきました。この2人に撃たれたら流石に無事では済まなさそうです。どうすべきでしょうか？
1. ローカルで後入りに対し協力を持ちかける。
2. 今捕まえている方を殺し切り、その後逃げる。
3. 今捕まえている方を殺し切り、その後後追いとも戦う。
4. 今捕まえている方を諦め、すぐ逃げる。
これは乗っている船や個人の宗教で回答が変わりそうですが、私は4のすぐ逃げるを選択します。
1でない理由は、後入りと捕まえているこの2人が仲間である可能性を捨てきれないから。
2でない理由は、逃げ切れる確証がないから。
3はまあ2と同じような理由ですが、Tamaの環境で同型艦と2連戦するのは難しいからですね。
船の形に騙されてはいけません。どのような船でも、やりようによっては普通以上の速度が出ます。遅いと有名な船だからと言って甘く見ていると痛い目を見たり見なかったり。
実はTamaは1v1のキルボを作るための場所では無く(できないことはないが安全に1v1できることは稀)、XvXに対し横から茶々を入れたりキルをちょいとつまみ食いしていく場なので、あまりキルに固執しない方がいいと思います。
SSはあればあるほど良い
Tamaに来たら、とりあえずSSを作りましょう。
できれば2、3個は欲しいです。
デトロイトで待機する時用にバンプで簡単に押し出されないような場所のピンが欲しいですね。ストラクチャを使う人はみんな知ってるとは思うのですが、ストラクチャへ0kmワープしてもテザー範囲外からかなり近い位置にワープしてしまい、ちょっと押されたらすぐ抜けちゃうからですね。
このSotiyoの上の二つ出っ張ってるとこの間に安全地帯としてSSを一つ持ってる。
めんどくさくて画像きちんと切り取ってないですごめんね。
でもss放置はしない方がいいですね。特定されてヘカテとか飛んできます。
そのためのバックアップは用意しとくといいかも。
ちなみに自分はSS5つくらいあります。あまり使ってないものもあるけどネ。
俺の名を言ってみろ
Tamaで遊んでると「アレコイツよく見る気がする名前だな...」と思うことが多々あります。
実際その感覚は正しく、Tamaに住んで毎日TamaでPvPをしている特殊な性癖の方々が存在します。そういう人らが大体異常な速度を出しています。
少しだけよく見る名前を抜粋してみましょう。
GhostMoon
よくVargurを出してくるヤバい人。Vargurは大体試合終了の合図なので(勝てないので)コイツが出てくると大体その日のTamaは終わる。CCPはマローダーを早く何とかしろ。
Evangelion AT
異常な速さのキキモラをよく乗り回している印象。フィットはそこまで高くなかった。最近はstabberを愛用しているようだ。goon所属。
One Half wine
この人もVargurによく乗ってる。けどまだ小さい船に乗ってることも多く落とせないことはない。けど強いので面倒くさい。なんでコイツの名前wineだけ小文字なんだ。バランス悪くないか？
ACCはコイツのキルに成功したことがある。JSSGとの見事な連携だったらしい。(自分は参加していない。泣)
NeedsToBeReal
ACCで知らない人は多分いないであろうTamaの妖精。Imperial Navy Slicerに乗ってどこからとも無く現れキルを摘んで帰っていく。操船がうますぎてマジで全然捕まえられない。グリッドに居たら逃げろ。めんどいぞ。
これらの他にもかな〜〜りいっぱいよく見る人がいます。そのうちこの人らは敵同士でこの人らは仲間同士で、、っていうのもわかってきます。その辺も覚えていくと立ち回りに差をつけられると思います。気になった人ににはローカルで話しかけてみよう！面白いことを教えてくれるかも？
ゲートキャンプについて
TamaはNourvkaiken(0.7)と繋がっています。ジタからここにくる人は必ずNourv-Tama間のゲートを通ることになります。
つまりゲートキャンプしてることがあるということです。
規模はその時によってまちまちです。大量のフリゲートやDDがやってたり、数隻のFacCLでやってたり、逆に戦艦を投入してるようなでかいGCがあったりもします。逃げられることもありますが、アライン2秒を切ってない限り大抵は捕まって死ぬので、とりあえずスカウトを先入したり、Nourvのステーションに船を置いて卵で見に行ったりした方がいいと思います。
気合入れてTamaに来たのにGCに成す術もなく殺された時の虚無感は、ApexやTarkovでチーターになぶり殺しにさせられた時の感覚とよく似ています。端的にいうとやる気が失せる。それではもったいないのでスカウトはしっかりネ！
十分な人数のフリートを用意できるなら、GC崩しも計画してみると面白いかもしれません。
ACCはこの前TamaでFacCLがGCしてると聞いて居ても立っても居られなくなってカミカゼ仕様のカタリストで突っ込んでぶっ壊してきた回がありました。めちゃくちゃ楽しかったです。
当日のツイート。結構伸びてうれしかった(小並感)。
Tama、それは魅惑の(？)大地
Tama、やばいとこではあるんですけど他のPvP領域と明らかに違うのは、「間違いなく戦闘できる」ということなんですよね。艦隊を組んでローやヌルに行っても、釣り餌を垂らして魚を待っても、何にも食えない日もあります。でもTamaは、Tamaだけは必ず相手が出てきます。アビサルPvPよりも確実(？)です。Tamaの最も優れている点は「交戦機会に溢れている」というところだと思います。
みんなもぜひTamaにきて、船を落としたり落とされたりして遊ぼう！みんなが待ってるぜ！
執筆者: MalionDiaz
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