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フリゲート1v1をしよう!(Fit,準備編)

PvE、PvPその他を含め様々なことができるEVE Onlineだが、PvPの魅力は大きな艦隊戦だけではない。10連ミッションでもらえるような船でも、やり方次第でPvPができるのだ。
記念すべき最初の記事は、ACCでも割と頻繁に行われているフリゲート1v1のやり方を書いていく。


1.船選び

T1フリゲートは、四大国にそれぞれ6つづつ、計24種ある。それぞれ得意な武器や特徴がある。

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今回は10連ミッションでももらえるこのマーリンを例として組んでみよう。
この船はカルダリフリゲートのスキル上昇に応じて、小型ハイブリッドタレットのダメージとシールドのレジスタンスが上がる。つまり武器はハイブリッドタレットがいいし、防御はシールドが望ましい。これをもとにしてfitを組もう。

装備-ハイスロット

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ハイスロットには基本的に詰められるだけの武器を詰める。
装備のシミュレート画面からハイブリッドタレットを見てみよう。ブラスターとレールガンの二種類がある。ブラスターは近距離用で威力が高く、レールガンは遠距離でも使えるが威力は控えめだ。どちらでも組めるが、今回はブラスターのほうで組んでみよう。

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えー、これ全部ブラスターです。まだ下にもあります。多いね。
端的に説明すると上にあるブラスター三種類が基本で、それより下はこの三種類の発展型だ。今回は”ライト中性子ブラスターⅠ”の発展型の”モーダルライト中性子粒子加速器Ⅰ”を使う。ハイスロット三つともこれを詰めよう。

装備-ミドルスロット

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ミドルスロットにはいろんなものを詰める。まずは移動モジュールだ。
今回採用したのはアフターバーナーの”1MN Y-S8 コンパクトアフターバーナー”だ、コンパクトとついたモジュールは、ほかのものに比べてパワーグリッドやCPUの消費が少なく、ほかの装備を詰めやすくなる。
二つ目にあるのは”一時的コンパクトステイシスウェビファイヤー”だ。相手に対して使用すると、相手の速度を55%低下させる。相手の速度が落ちれば、近づきやすくなるし、より弾も当たりやすくなる。
三つ目にあるのは”イニシエート式コンパクトワープスクランブラー”だ。これを相手に対して使用すると、相手がワープできなくなる。つまり逃げられなくなる。それに、かけた対象のマイクロワープドライブが強制的に止まる。アフターバーナーは止められないが、ウェビファイヤーで速度が半分にできるので近づける。コンパクトのものを使ってる理由は上と同じ。
四つ目についてるのはこの艦のメイン防御モジュールである、”中型シールドエクステンダー”だ。これを乗っける為だけに、ほかのモジュールはパワーグリッド消費の少ないコンパクトを採用している。実はこのモジュールは中型で、フリゲートに積む用ではないのだ。しかし、小型のシールドエクステンダーは正直言って性能が低くて、めちゃくちゃ弱い。なので無理して中型ランクのものをつけている。シールドエクステンダーは、シールドのHPそのものを増やしてくれる。

装備-ロースロット

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ロースロットのを見る前に、まずはさっきのミドルスロットを埋めた時点で、パワーグリッドがオーバーロードしていることが多いと思う。
まずはこれを解決する。
一つ目のモジュールは”超小型補助パワーコアⅠ”だ。CPUを少し使うが、パワーグリッドを増やしてくれる。
二つ目のモジュールは防御モジュールの一つで、”ダメージコントロールⅠ”だ。シールド、アーマー、船体ストラクチャの三層すべてのレジスタンスを上げてくれる、とても重要な防御モジュールだ。
三つ目のモジュールは、”ボルテックス コンパクト磁場スタビライザー”だ。ハイブリッドタレットのダメージと連射速度を増やしてくれる。単純に敵に与えることができるダメージが増える。

装備-リグと弾薬

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リグは、正直このフィットを組んだ人のスキルによって変えたほうがいい、CPUやパワーグリッドがオーバーロードしている人は、”小型補助カレントルーター”や、”小型プロセッサーオーバークロックユニット”をつければいいし、足りてる人は”小型防衛フィールドエクステンダー”や”小型EMシールドレインフォーサー”でより硬くしたり、”小型ハイブリッドバーストエアレーター”、で攻撃面を増強させてもいい。

弾薬には”カルダリ海軍アンチマター弾”を使用。海軍系弾薬は性能が高いがそこまで高くもないのでおすすめ。

完成!...戦い方は?

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予備の弾薬をカーゴに詰めて、これで船は完成だ。(英語になってるが、同じものを使っています)
戦い方は、敵を500mでオービットしながら、すべてのモジュールを使って敵と死ぬまで殴り合う、といった感じ。ブラスターは射程が極端に短いので、かなり近づいて殴り合うフィットになっている。

補足など

さて、このフィットはゲームを始めて数日レベルの初心者でも乗れるものにしてあるので、正直性能としては微妙だ。防御性能は十分だが、攻撃性能が物足りない。スキルが育ったらどうなるのか、ほかのパターンのマーリンのフィットはどんなものがあるのか、などについても書いておこう。

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スキルが育って、先のフィットのモジュールそのままにT2などの上位のモジュールに変えた場合は、このようなフィットになる。DPSは筆者のスキルで204、EHP(船のHPの総計)は5700で、どちらもフリゲートではかなり高水準といえる。

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ダブルウェブ&アーマーリペアマーリンのフィット。マーリンの強みであるシールドをあえて捨て去り、アーマーで耐える。防御は少し薄くなるかもしれないが、その代わりにウェブを二つに増やし、敵を意地でも捕まえ続けられるようにしている。敵の速度が抑えられれば、自分の好きな距離で(この場合は超近距離で)戦えるし、敵の被弾率も増えるので、与えるダメージが結果的に増える。筆者のスキルではこのフィットは40秒しか電池が持たない。が、きちんと戦えた場合、敵が死ぬまで40秒もかからないだろう。マーリンは出せるダメージが大きくて船が硬いのが特徴だ。


さて、船はできたが、まだ我々はステーションから出てすらいない。次の私の記事では、実際に外に出てどうやって敵を探すか、どうやって戦いをはじめそして勝利するかを書いていこうと思う。


執筆者:MalionDiaz

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