YOUTUBEに毒されて
こんなご時世。どこにも外出せずに毎日起きてからパソコンを立ち上げ、キンドルで面白い書籍はないかと探すも、読みやすい漫画ばかり読んでしまい、しまいには息抜きにと見始めたYOUTUBEにどっぷりとハマり休日のスマホを見ている時間は16時間。恐ろしい。こんばんは、あぶらはむです。
暇なので、なぜこうもYOUTUBEが私を虜にするのか考えてみた。
まず初めに私が見ているYOUTUBEチャンネルの主な動画はなにかを探る。
1、趣味
私の趣味に特化した人々がその知識をディープに掘り下げ、かつ動画という媒体のおかげで可視化されることにより理解しやすくなっている。
例を挙げるとすれば、私の趣味の一つにキャンプがあげられるが、その趣味に特化した人が紹介するギアを参考にこれ欲しいなぁ、機能性はこういう感じかぁ。といった実物を見たことないギアですらその利便性、金額に見合った価値があるのかを知ることが出来る。
2、大食い
その昔、神様への奉納の一つとして大食いという行事が行われていた程、大食いに関する歴史は古い。なぜこんなにも、ただ食べているという行為が閲覧件数を伸ばすのであろうか。
睡眠欲、食欲、性欲。3大欲求の一つだからだろうか。
いや、人がただ寝ているだけの動画は多くの人が見るものではないだろう。
私が思うに、大食いとは一種のスポーツであると考える。それは野球観戦を見るのに近い。常人であれば食べきれない程の量を軽々と食べる彼らを見ていて思うのだが、私は最初に彼らが何を食べるかを確認したのち、一気に最後の方まで動画を送り、時間内に彼らが食べきれるかどうかのところを飛ばし見する。つまりは結果がみたいのだ。そしてその結果をみて、こんなにも食べたのかと納得する。
この納得する行為が私の中で大切なのだ。もしも最後を見なければそれは読んでいるミステリーの本を途中でやめてしまい犯人が誰か分からないも同然なのだ。
大食いYOUTUBERがサムネに使用する皿に盛られた食事量が多ければ多いほど、私はその結末を知りたくなり、動画を開いてしまうのだ。
3、チャレンジ企画
最初から最後まで割としっかりと見てしまう。
ある一定の条件下の元、チャレンジをクリアしなければ満足な食事を得ることも出来ないYOUTUBER達。数人の仲間を集めてみんなで和気あいあいとしている姿に自分ができないからこそ、それを実践している人達を自分に重ねて見てしまうのか。
いや、違う。これはただの娯楽であり、時間潰しのために見ているのか。こういった動画は某テレビチャンネル「イッテ〇」を見ているのと同じだろうな。何も考えずただぼーっと見ている、自分の時間を潰しているといっても過言ではないだろう。
4、筋トレ
YOUTUBEではストレッチや筋トレの方法をYOUTBEが実践してやってくれるので、効果的に筋トレがすることが出来る。タイマーも図ってくれるし、一緒にやってくれている感じがするので頑張れる。
YOUTBEを見始めて変わったこと。
1、思考力の低下
これは仕事で顕著に出てきた。私の場合、約1か月YOUTBEを重点的に見る生活を続けて、仕事上で小さなミスが増えてきた。頭が考えていることを辞めているのが分かる。ぼーっとしてしまう。
2、体力、筋力の上昇、もしくは下降
これは何のYOUTBEを見ているかで随分と変わる話だが、一時私は筋トレにハマりひたすらYOUTUBEの筋トレチャンネルを見ていたがその時は体重が3キロ減り体も引き締まりつつあった。
しかし、オーバーワークし過ぎる癖がある私は筋トレを徐々に激しくして言ったつもりが、ストレッチでは肉離れを起こし、激しい筋肉痛で翌日の仕事に支障が出るほどやってしまい、オフを入れたらまったくやらなくなってしまい、その後「あぁ、あの時は痩せていたな。」と実感するほどに元にもどってしまった。
3、自己嫌悪
また、今日もYOUTUBEだけ見て終わった事に激しい自己嫌悪を感じる。頭が常に楽を求めている。しかし、その結果夜に激しく自分を責めることになる。そしてその生活に慣れていく自分に恐怖を感じる。
言いたいこと
私はYOUTUBEが大好きだ。しかしながら、まるで甘い罠の如くYOUTUBEは私から頭で考えるという事を奪っていく。非常に簡単で手に入りやすく、そして面白い、料金もかからない。
その事にふと、立ち止まり自分が過ごした時間を考えたら恐怖を感じた。これは私が脱YOUTUBEをするための考察なのである。
これは私がYOUTBEを見ることを辞めるための文章なのだ。
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