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ワンサニーデイ

2014
前後編
ソ・ジソプ
キム・ジウォン

きれいな映像をぼんやり眺めながら
しみじみ物語を味わいたいなと思って視聴した作品

期待どおりでした

韓国ドラマは話数が多くて
見る前からうんざりすることもあるんだけど
こちらは短編だったので
無駄は削ぎ落とされ
伝えたいメッセージだけが描かれてる

私が思うこのドラマのメッセージは〜

人生は思うようにはいかなくて
でもうららかな春の日みたいなときは
必ず訪れるよ

ということ

ジソプはいつも通り
影のある役(婚約者のいる女性と恋仲に)
失恋して失意の中
仕事で済州島を訪れる

2人の心が通じ合ったのか
はっきりとは描かれない

偶然の再会を願いつつ
ふたりは別れる

再会した時の誤解が切ない

取引先の人から
知り合いか?と尋ねられたジソプ

ええ、ちょっと

ああ、遊びだったんですね

それを聞いてしまった彼女

大丈夫、大丈夫ですと繰り返すけど
堪えきれない涙がこぼれる

俺が言う「ちょっと」は
「ほとんど全部」という意味もある

…ちょっと何言ってるのかわんないんですけど

キスシーンもなく
サービスのシャワーシーンもないけど
ふたりの心の歩み寄りが
丁寧に描かれていました


ラスト
ジソプのセリフがいい

俺はおもしろみがないのが好きだ
ドラマも
乗り越える障害もなく秘密もない
そういうのが好きだ


あたしもー‼️
拷問も残酷な事件もいらないの