東芝 分析ハズレた!

最近、この上場企業分析の投稿を始めたことで変化が起きています。

まず、読書時間が圧倒的に減りました。
有価証券報告書を読み込んで、さらに書き込むわけなので当然時間のしわ寄せは来るものです。
でも、その分知識の定着がものすごいです!
話の引用する引き出しがめちゃくちゃ増えているのを既に実感しています。

もう一つが、弊社のHPからこちらのnoteに飛べるわけですが、
記事一覧が良い感じで企業分析が並んでいます。


統一感が出てきた気がして良い感じです

そして最後に
noteに今まで来なかった方が来て いいね! してくれるようになりました。
基本、半径3mにしか仕事をしないのですが、
3m10cmくらいに広がった気がします(笑)

というわけで、一つ動かせばいろいろ展開していくのが面白い昨今です。


では今日は東芝の続きです。

東芝 財務分析|北村 悠 (note.com)

昨日は貸借対照表とキャッシュフロー計算書だけを読み、
いろいろ推測していました。

営業CFがマイナスしていて、その穴を埋めたのが東芝キャリアの売却などでした。

本業で営業利益減というのは、ニュース記事によるとハードディスク需要の減少。

一体、本業に何が起きているのかチェックしてみます。
(2022/12月四半期報告書より)


まず

昨日の予測ですが、

大ハズレしました😂


増収してる!!

残念‼️

仕方がないので
セグメントの中身を覗いていきます。

売り上げベースでは、
エネルギー
インフラ
リテールの3部門が牽引し、

ビルソリューション
デバイス&ストレージソリューションが大きく足を引っ張っている様です。

しかし利益ベースでは、
デバイス&ストレージソリューション
デジタルソリューションが牽引し、

エネルギーや、
リテールで営業赤字となっています。

その他というセグメントも大きくへこんでいますが、内容はちょっとよくわかりません。

ニュースの記事になっていたハードディスク需要の落ち込みというのは、
モバイルやデスクトップのHDD市場の縮小
という言葉が記載されています。

昨対・セグメント合計でΔ8百億円のうち、
デバイス&ストレージソリューション部門がΔ2.6百億円を占めているのでやはり影響は大きいのでしょう。

続いて、昨日記載したチェックポイントをなぞります。

現預金についてはCF計算書の通りで営業CFが赤字で、投資CFでプラスにし、財務CFの赤字幅を防いだかたちとなっています。

営業債権についてです。
売上債権の減少から、売上減を予測していましたがハズしました。

これは東芝キャリア(株)が連結から外れたことにより、
資産・負債共に他の科目へ振り替えられたようです。


なるほど、これで売上債権や仕入債務が減ったわけですね。

今後、子会社の売却には私も要注意です⚠️


でも、棚卸資産増についてはまだ気になっています。


記載はこれだけです。
東芝キャリアにも360億円ほど棚卸資産があるので、気になります。



この報告書が2022/12月のもので、日本産業パートナーズとの話は精査中となっています。

しかし最新情報ではこれを3月に合意したとのことなので、
これからいろいろ動きがあるでしょう。

また、私が決算書を検索しているツールは
EDINETになるので、
ここで正式に3月期の有価証券報告書が出ればまたみえてくるものがあるかと思います❗️

でもとりあえずはどんどん主要企業を攻めていきます👊

東芝は電気機器業に位置し、その業界大手はこんな感じらしいので


一個ずつやっていきましょー😊

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