映画感想 カラオケ行こ!

久しぶりに映画に出かけた。原作を読んでいる表題の映画だ。

この話は私の中ではBL区分になっているが、普段読んでいるそれよりもそもそもBL感がやや薄めで、多分BLとは何かというくらい知らない人からすると、そういうふうには見えない作品なのではないだろうか。

そもそもこの作品が実写映画化すると聞いたときには(漫画の実写化自体があまりイメージが良くないので)、正直、ええぇー?と、やや否定的に思っていた。
しかし日常的にSNSで、配役が決まった、オーディションがどうの、公開日が……というふうに情報が入ってくると、沸々と見たい気持ちが高まってきた。

公開されてしばらく経つが、なかなかいく機会が作れず、ようやく見にいくことができた。


とっても楽しく観させてもらえた。

配役が決まったときに、自分の思い描いていた狂児像よりもシュッとしている綾野剛さん、そうか…と複雑な気持ちだったのだが、実際見てみるとこうである。
最高だーーーーー!!!
正直にいうと、狂児はもっとがっしりしていて大きいイメージだったのだが、映画版、これはこれでいい。
カラオケ行こ、の囁き、罪である。

そして聡実くんの役の齋藤潤さんがまた、良いのだ。
中学生らしい風貌、自分の体の成長に戸惑う様子、本当に良かった…。きっとこれからさらに成長するであろう、ぜひファ。もお願いします…

特に印象的だったのは、組員さんたちにカラオケ指南するシーン。
静かに大笑いしてしまった。テンポが良いし、びびってしがみつく聡実くん、可愛い…

それから、やはりクライマックスの紅の歌唱。
原作を再現していてとても良かったですよね。
声の掠れていく様は、まるで親戚のおばさんのような気持ちで見てしまった。

それから、作品全体に散りばめられているお茶目なキャラクターのシーンたち。
おそらく取りこぼさずに笑いました!

あとは、組長の配役が個人的には大ヒット感謝御礼…大好きな俳優さんなので、(事前に配役は知りませんでした)本当に嬉しかったです。


で、見終わった後に調べてみたのだが、主演の齋藤潤さん、16歳で168センチ。
180センチの綾野剛さんが大きく見えないはずである…

それでもやはりまだ顔は幼さがあり、これから大人になっていくのだろうな、という感じ。
つまり、これから3年後くらいに撮影してくれれば、リアルに大学生の年齢の続編ができるのだ!!!

*原作•カラオケ行こ!は、続編のファミレス行こ。が出ており、大学生になった聡実くんと、狂児の関係を描いている。めちゃくちゃ面白いので読んでない方ぜひ読んでほしい。

というわけで、久しぶりの映画鑑賞は大満足だった。

やっぱりたまには映画を見るのもいいな、と思ったのでした。

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