実業団〜小森コーポレーション(前編)

大学卒業後に実業団へと進みました。いくつかの会社からお話をいただきましたが、その中で選んだのが

株式会社小森コーポレーション

です。なんの会社なの??っていうのが正直なところでした。

お話をきくと、日本のお金を作っている会社だとわかったんです。正確には、紙幣印刷機械メーカーです。


紙幣印刷機械を作っているほかに、商業用印刷機械を作っています。金額は1台あたり億単位になる機械です。会社HPに載っているLITHRONE GX40は、全長20mくらいになる大型機械です。

話を聞いてスケールが大きい会社だ!チームも勢いがあって若手が多い!と聞いて即答でした。

陸上部寮があるのが、茨城県牛久市です。秋田県→山梨県と住んでいる私にとっては、茨城は都内までも近く便利な場所でした。笑

練習環境はロードコースの霞ヶ浦の湖畔、程よい田舎で走る場所に困らない牛久市。環境にも惹かれました。

大学4年に上がる前の3月、寮内合宿に1週間お邪魔しました。そこで会長と食事をする機会があり、

『お前はどうするんだ?ウチに来るのか?』

と聞かれまして、

『はい、お願いします』

そう返事をしました。会長のオーラに圧倒をされつつ、返事をしたことを今でも鮮明に覚えています。


こんな経緯もあり、小森コーポレーションにお世話になることを決めました。

実業団ランナーとして、大学の頃よりもさらにステップアップをしてマラソンへという夢を抱いていました。結果として、4年間で実業団ランナーという夢の時間は終わってしまいます。

しかし、その中身は一言で表せられないほどの濃い時間でした。後編にまた続きたいと思います。

では、また。

あっちなみに、2月よりnoteを書き始めました。その頃、ちょうどマネージャーへの転身のお話をいただきました。自己紹介を兼ねて中学時代のことから書こうとして矢先、選手引退となったのです。
そんなことも相まって、現役時代を振り返るnoteに変わっていますが、少しずつ自分の感じたことなども書いていきたいです。

なお、こちらは小森コーポレーション陸上部とは一切関係なく、あくまでも私の感じたことを書いていくものです。

どうぞよろしくお願いします。


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