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富士学校開設記念行事 2011年7月10日

#富士学校開設記念行事 #陸上自衛隊
#富士駐屯地 #2011年7月10日

写真フォルダーを整理していたら8年前の写真が出てきました。
総火演、観艦式、航空祭には行ったことあるけど、その他のイベントには行ったことなくて、果たしてこの記念行事とは? という感じで参加しました。毎年開催されていることは知っていましたが、足の便がないので躊躇していました。結局、バスツアーを利用しての参加です。自家用車でも参加できますが駐車場は学校からかなり遠くにあったように思います。

現地(駿東郡小山町)に着いてバスを降りたところ。ツアーバスが何台もあるのですごい人混み。撮影時点で9時39分。
ここから少し歩いて富士学校へ。

ゲート到着。10時12分。30分も歩いた記憶はありません。人が多いので時間が掛かったと思います。

既に行事は始まっていて、隊員、装備品などが整列しています。
大迫力の光景です。総火演のときより車両数が圧倒的に多いので初見だとチョービックリ!

正面から見て右手方向(上手)には戦車がズラリ!!

全体の光景が一枚に収まりません。隊員の前に座っているのは招待客・関係者だと思います。救護所もすぐ隣りに(真夏ですからね)。私は少し後方の土手状に高くなったところから見ています。

その画面右側にもお客さんは多数。こんな感じ。但し、この後車両はこの右側に抜けて行くのでそこだけ通路を開けます(上の写真の真ん中辺り)。

整列しての行事が終わると車両の移動が始まります。(自分の)戦車に向かう隊員たち。

次々と乗り込みます。

エンジン始動と共に排気ガスが立ち上り、ライトが点灯します。これだけの車両数なので、始動時のエンジン音(重低音)はもの凄いです。

他の車両も移動準備完了。

音楽隊?が先陣を切ります。

その後、正面から見て左側(下手)に整列していた車両から行進を始めます。次から次へとドンドン走って行きます。

総火演では(車両上の)隊員のこのような姿は見ないです。観閲式と同じ扱いなんでしょうか。

戦車も次々と。 ・・・排気ガスの凄いこと。

先に書いたように各車両は正面から見て右側に抜けて行きます。その通路脇にいるお客さんは、唸りを上げて通る各車両を目前に見ることができます。

最後に戦車が。74式。

90式。 すんごい土埃。

さて、この後はデモンストレーションがあります。土埃を押さえるために散水車が出動。

10式。
この時点ではまだ「新戦車」と言ってました(後述)。
そう、この年(2011年)がお披露目でした。但し、正式な配備はまだ先です。配備前の試作車?がその性能を披露しました。これは急ブレーキを掛けることができるというデモ。高い運動性能を強調していたように覚えています。

その後はりゅう弾砲や戦車が集結して、上手と下手とが対峙する態の演習が始まります。

もちろん、こんな場所では実弾を打てないので全て空砲です。空砲にしてもすさまじい音ですが。このとき一つ勉強したのが、90式は空砲を打てないということ。理由を説明するアナウンスがあったような気もするのですが忘れました。
この行事でのデモンストレーションは総火演に比ぶべくもないですが、イベントの目的がそもそも違うのだから仕方ないです。こちらは目の前を装備品が疾走する、それを見るのが眼目と思います。

面白かったのは敷地内の奥(後方側?)で出番の終わった車両がバンバン走っていたこと。所定の位置に戻るためでしょうけど、自家用車を運転している雰囲気でした。
・・・しかし、夏の時期、この土埃じゃ1日3回位お風呂に入りたくなるよね。

さて、このイベントは行事を見るだけじゃなくて、富士学校内を比較的自由に見学できます。敷地内には、昔の装備品が多数展示されていてこれも面白いです。次の2枚も含めて、ゴジラ映画に出てきた戦車だぁ!!!

もちろん、現代の(先ほどデモしていた)装備品も展示されるのでじっくり見ることができます。10式戦車もね。

先に書いたように10式はこの時点では「新戦車」。まだ試作品?だから、銘版には個別の番号が入っていません。

この行事でもう一つと言うか、一番人気があるのが戦車への試乗。大行列に並ぶ勇気があるならお試しを。こんな機会他に無いですもんね。広いグラウンドを一周グルっと回ってくれます。私は時間が無かったので並びませんでした(帰りのバスの集合時間があるから)。

そろそろお帰りの時間です・・・、この時点で14時4分。
バスの集合時間は何時だったんだろう? 14時30分? 15時?

静岡県駿東郡小山町須走481−27