"ダサくても使われる" プロダクトを作りたい

「イケてるプロダクトを作りたい」

「かっこいい/かわいいUIのプロダクト作りたい!で、バズりたい!」

みたいな、よくいるIT系学生起業家だった僕も、考えが変わってきました。


イケてるからといって事業として成立するわけではないし、

イケてないプロダクトだからといって事業として成立しないわけでもないので。


なので、自分の中での「イケてる」を変える必要があります。

UIなんてどうでもいい。

とにかく課題を解決する。課題を解決する機能があることが大事、というふうに考えるようにしました。

よく言われる事ですけどね。


エンジニア視点だと、どうしても「イケてるプロダクト」しか話題にならないので気づかないのですが、

言い方を気にせず言うと「ゴミみたいに見えるプロダクトでも毎年1億円くらい利益を出す」なんて事例はたくさんあるわけです。

上場企業のIRとかをたくさん見てるとわかります。


「良いプロダクトを作りたい」という思いは良いことですし、素敵ですし、僕もそう思っています。

しかし、それと事業として利益が出ることは全く別物だということです。


重要な事なので何度も書きます。

UIなんてどうでもいい。そのプロダクトで課題解決すること。悩みや困り事を解決してあげること。そのためにUIは全く考えなくて良い。UIは趣味。

「ダサくても使われるプロダクトを作ろう」くらいがベストな考え方だと思います。


もちろん、それで使われ続けたら、お金が発生したら、UXを精緻に考えた上でUIを改善していきましょう。