いきなりヤバめな自己紹介的なもの①
初noteなので、自己紹介?体験談?的なものを書いてみようかなと。
今までそんなに人には話してきませんでしたが
(聞かれてないし、誤解されてもめんどいし、話すと長くなるし)
私の人生で一番印象深い3年間の話です。
この3年間が自分の人格形成に多大なる影響を与えた事は間違いありません。
普通だったら体験した事ないであろう、というわりと興味深い話だと思うので、
よかったら聞いてください。
私は北海道は手稲の病院で生まれ、
小学校3年生までは札幌に親子3人で暮らしていました。ひとりっ子です。
その後、
小学校4年生〜中学校1年生の夏までの約3年間、
『カルト村』と呼ばれている村に住んでいました。
親元を離れて。
『カルト村』と言っても
教祖様がいるわけでも、村人が何かを信仰しているわけでもありません。
循環農法で自給自足の暮らしをして、
『お金のいらない世界』を実現させようとしていた(今もしている?)村で農業法人です。
当時、オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたあたりだったので
「なんだかよく分かんないけど、怪しい。」
と思った人達が、わかりやすく『カルト村』と呼びはじめたのだと思います。
私も6年生のときに登校風景をマスコミに撮影されて、
モザイクはかけられていたものの、テレビに映ったらしいです!笑
詳しく知りたい方はこの村生まれ、村育ちの方が書いたコミックエッセイや
このえらてんさんの動画を見ていただけたらなんとなく実態がわかるかも?
因みに全盛期に比べたら規模は縮小していますが、今も全国に村があります。
海外にも!笑
なぜこの村で暮らすようになったかと言う経緯を…
私が小学校1年生のとき
母親がママ友からチラシを貰ってきました。
そこには
「自然体験・農業体験」
自然に包まれ生き物に触れ、ホンモノを感じ、仲間と育ち合うなど、一度しかない子ども時代に、安心して思い切り遊び、学び、暮らせる環境を用意したい。それが私達の願いです。
そんなような事が書かれていました。
(因みに今もホームページにこう書いてありました!)
後に私が暮らすことになる『カルト村』で行われる合宿のようなもの。
書いてある内容は別に普通じゃないですか!?笑
都会で育っている子どもの親御さんなら
「ちょっと夏休みの間、行かせてみようかしら?」
なんて思っちゃいません?
私は小学校1年生の夏休みに、
初めてこの自然体験に参加しました。
(当時は1週間の合宿で、子どもだけ送り出されます。場所は道東にある村でした。今はどうなんだろ?)
内容は
本当に農業体験だったり酪農体験だったり、
森に探検に行ったり
畑でとれた無農薬の野菜を使ったご飯を食べたり、みんなでお風呂に入ったり。
夜はレクリエーションがあったり。
普通の農業体験です。
親と離れて過ごす寂しさはありますが、
普通に楽しかったです。
牛の乳搾りとか、バター作りとか。
野菜の収穫とか、集卵(漢字合ってる?卵集め)とか、
今まで体験した事がない事ができて、そんなに嫌なところではありません。
この夏休みを境に
ほぼ毎月のように1週間、学校を休み、
この農業体験に送り出されるようになります。
大人になってからですが
なぜここに行かせようと思ったのか、
当時の心境を母に聞いた事があります。
「あなたはなんだかいつもつまらなそうな顔をしていた。そこに送り出して、帰ってきた時、そこであった話を聞かせてくれる時の目がキラキラしていた。」
だそうです。笑
そうか、いつもつまらなそうだったか…。
1年生の時の記憶なんてもうあんまりないけれど、
特別日常がつまらないと思ってはいなかったような?
ひとりっ子で話し相手もいないから、無表情だったのかしら?
兎にも角にも、母親にはそう見えてたようです。ぴえん。
そして私が体験したことをキラキラ楽しそうに話してしまったのが運の尽きぃ!!!!
1年生〜3年生まで道東の村の自然体験合宿に通い詰め、
とうとうこの時が来てしまいます。
母「来年から◯◯県の初等部に入るから、転校するよ。」
ガ、ガ、ガ、ガーン
は?私の意思は?え?なんで勝手に決めるの?意味わかんない。
しかし当時私は小学校3年生。
親の決めた事には従うことしか知りません。
しかも親は北海道の家に残り、
私だけ行く…だと…??
意味わからーん!!!!!!泣
(実際は泣いてません。もはや思考停止。むしろ平気なフリをしていたかも。)
あれよあれよという間に3年生が終わり、
ついに1人で本州にある「本部」と呼ばれている規模の大きい村に旅立つ日が来てしまいました。
因みに通い詰めた道東の村にも初等部(小学生が入る寮のようなもの)はあったのですが、
私の学年は定員オーバーで本州送りに!
遠いよー!!!!ぴえん!!!
なんか長いのでまた今度書きますー。たぶん。
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