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俳句メモ

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俳句を学びながら考えたことや、講座などのイベントで印象深かったことのメモ
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#季語

季語の力とは

「季語の力を信じる」や「季語を立てる」というフレーズが『プレバト!!』でたまに出てくる。 いち視聴者としては「だよなぁ〜わかるぜなっちゃん!」と思う。 やっぱ季語を主役にしなくちゃダメだよな。 だが、ぞんざいに季語を扱っている自句のなんと多いことか。季語以外のテーマで俳句を詠むときなんて、歳時記からちょうどいい字数の、相性良さそうな季語を探してくっつけるという所業さえする。 もはや画数だけで決めるキラキラネーム。 あるいは選択肢100個のマークシート試験。 俳句を始め

ミルクボーイ風季語漫才「滝」

「どうもーミルクボーイですー。お願いしますー」 「ありがとうございますー」 「いま夏雲システムで、コメントなし予選をいただきましたけどもね」 「ありがとうございますー」 「こんなんなんぼあってもいいですからね」 「言うとりますけれどね」 「いきなりですけどね、うちのおかんがね、  好きな季語があるらしいんやけど」 「あっ、そうなんや」 「その季語をちょっと忘れたらしくてね」 「季語の名前忘れてまうってどうなってんねん」 「いろいろ聞くんやけどな、全然わか