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実馬力測定…パワーチェック1

ロードスター編
カタログに載っている馬力。
そのとおりの馬力数字が愛車で
計測されるかは微妙。

まず、無いだろう。
ほぼ無い。

条件が最高の状態でエンジン出力値が
計測されるのは、カタログに載せる
メーカーの威厳がかかっているから。

いいところ85%だと言う。
仮に90%いけば、優秀だ。

カタログ値100馬力で85馬力。
カタログ値150馬力で127馬力強。
カタログ値200馬力で170馬力。

こんなものだろう。噂では、
昔はもっと酷かったと言われた。


計測方法はいくつかあるが、
わたしの計測方法はボッシュの
シャシダイナモを使用する。

古くからある方法。
でっかいローラーに車輪を乗せて
駆動タイヤで蹴り回すのだ。

ローラー発電量をエネルギー量に
換えて、気圧、気温、湿度、スリップ率
などの補正値を加えてエンジン出力を
測定する。

6速ギアの中で5速ギアを使い
全開で高速までまわす。

端で聴いていても、ジェット機の
離陸時のような凄い高周波音。


結構前に
愛機のロードスターもパワーチェック
していた。

幾つの馬力を数えるのか?
単純な興味、気持ちから…。

NDロードスター
1500ccの排気量 自然吸気エンジン

カタログスペック
最大出力
131ps/7000回転時

最大トルク
15.3kgm/4800回転時

実馬力測定
最大出力
154.3ps/6900回転時

最大トルク
18.4kgm/4580回転時

最大出力で117.7%
最大トルクで120%

カタログスペックに対しての
達成度だ。

結果として、
かなりの好データと言えるだろう。


…この辺(データ)を、
次回、解説、分析してみたいと思う。

…そう、
自分のロードスターは少しだけ
手を加えてはあるのだが…。


続く…

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