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東京新聞杯 分析

どうもー。あばたです。いつも通り、走法を中心に分析をやっていきたいと思います。今回も気になる馬をピックアップする形でいきますね。

踏み込んだ内容のため、例のごとく何頭かの考察は有料コンテンツとさせていただきます。

現状馬場と走法適性

来年よりはややパワー寄りの走法馬が来ているが、時計はそこそこ早い形。スピード質の走法かつパワーに事足りていると言う実績がある馬を狙う。もしくは、パワー質の脚さばきが目立つ走法でも回転が早く、そこそこのスピードの裏付けのある馬。判断が難しいところだが、アガリはそこそこ要求されるし、能力がダイレクトに順位に直結しやすい状況だと考えられる。適性一辺倒の考え方は危険なため、今回も走法適性マトリクスは使用せずに、目処を立てていく。

各馬の分析

アオイクレアトール

ややクビが高く、ピッチ1サイクルの安定感に欠ける点があるが、前脚の捌きは力強く、パワーを感じる走法。回転力の点ではやや劣る点があり、もう少しパワー寄りの馬場での勝負の方が良さは出そう。前々から積極的に運べれば。

イルーシヴパンサー

ストライドは並〜やや大きめな形も、クビの動きが今ひとつで、あと一歩全体の連動性が噛み合ってくるとかなりの馬になりそう。後肢の踏み込みはかなり強く深く、ポテンシャル自体は相当高そうだが、現状はこのクラスに入ってくると、一押し足りず、やや惜敗タイプの身体の使い方にも見えるため判断には慎重になりたいところ。勢いは買いたい。

エイシンチラー

クビの使い方は小さいが、それでもよく動いており、小さくもまとまった形。前脚の捌きはやや掻き込み傾向があり、ストライドの伸び方は控えめ。終いの回転力がそこまで高くないため、スピードの要求値が高そうな本レースに合うかと言われると微妙。

カテドラル

昨年は走法が良化。クビ高でクッションが効かない形だったのが、後肢の動きが連動してきてグッと前脚の踏み込みが効くようになった。右手前→左手前の変換の方がやや自然に行えているため、本質的には右回りの方が合っているように思う。それでも昨年の当レースで2着に来ている通り、能力的には十分なものがある。パワー・スピードのバランスも取れているため、状態が良ければ十分馬券圏内に食い込んでくるはず。

ケイデンスコール

やや近走は精彩を欠く形が続いている。クビは低めで脚さばきは柔らかく、ダラダラとスピードを持続させるような脚を使うタイプ。基本的に、状態が低くてキビキビとした回転やスパッとキレるような脚は使えないため、アガりの速さが要求されるようなレース質よりも持続力勝負の方が現状は合う。前述の馬場傾向を考えるに、少し狙いたいところからはズレてくるか。斤量も背負い、やや買いづらい。

マルターズディオサ

回転はキビキビとした形でなかなか早く、前脚の捌きはややパワフルな形。それでいて、スピード能力がそこそこ高いのは、クビを含めた連動性が非常に良いため。"パワー寄りなタイプの中で基礎スピードを持っているタイプ"というイメージ。今回馬場で狙ってみる価値はあるが、状態の良し悪しに寄ってクビの使い方の安定性が変わりやすい傾向が見られるため、追い切りの確認は実施したい。


以下、ほんの少し踏み込んだ内容の考察になります。

2/3追記
プリンスリターン回避のため、有料部分が悲しいことになりました。
3頭ほど追記させていただきます。

最後には、走法からのピックアップ馬を数頭あげております。

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