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復刻 走法党の厳選レース(10/7)

どうも、あばたです。今週は告知通り、走法専門誌の方はお休みさせていただきます。
代わりに、ちょっと懐かしいコンテンツを無料復刻。まあ特に面白いレースというわけでも無いんですが、目についた走法ストック馬をポツポツと取り上げております。気まぐれです。

※今回アバツールが使えないので、 AI予想ではなく中の人のガチンコ予想です。最近になって記事を読み始めた方はご注意ください。


東京2R

◎アンクエンチャブル
○カリフォルニア
▲フランクエフェクト
☆リアルカイザー

走法を見ると、姿勢が起きていて出脚がしっかり踏み出せる馬が非常に少ない。キチッとしてるのは○カリフォルニアくらいなので、ここは最内枠でも無視しづらいところ。2戦2連対だが、スピードが優位な走法ではなくあくまで追走時のフォームの完成度でなんとか相手なりにこなしている感じ。ジリっぽいところを考えれば逃げの手も考えられるところか。いずれにせよ決め手に欠けるので、スピードで上回れそうな馬の単勝を狙って良い場面。
◎アンクエンチャブルは新馬戦で良いアガリを計測しているが、道中は非常に忙しそうな形だった。距離はもう少し伸びて良さそうなフットワークだし、ここは前進があっても。内枠なので砂を被ってしまうとどうなるかはわからないが、それ込みで5倍前後貰えるならば手を出しても良さそうなところ。
▲フランクエフェクトは芝を走るにはフットワークが鈍重すぎた。ダート変わりは良さそうだが、この条件はスピード要求値はそこそこ高いのでこの走法では半信半疑。大型馬なので2戦目でどこまでネジが閉まってくるかというおまけの期待込みでもこの印まで。
穴は☆リアルカイザー。この馬柱なので全く人気しないだろうが、気が入っている時はそこそこの走り方をしている馬。いつ走るかわからないがブリンカーが効けばある程度変わってくる可能性も。
その他3連の紐に一考は、フェザークイル、オルパダン、アイヴィハウス、ルージュエリシア、ケーリーバンドなど。

東京7R

◎ベルウッドグラス
○インペリアルライン
▲サロンドブラック

ジリジリとした感じもあるが、トビはゆったりと綺麗で前目から長く脚を使える◎ベルウッドグラスの走法が良い。と言うよりも他の馬はそれぞれ結構課題が多いので軸に選びづらい。金曜22時現在で8倍近い単勝オッズだが、流石にこんなに人気がないことはないと思う。3倍くらいになるのでは。相手は前走な負け方は気になるが、○インペリアルラインが脚力上位。▲サロンドブラックは動作の硬さが課題も、一夏超えて良化していれば。

東京10R

◎ブライアンセンス
○ギョウネン
☆マイネルサハラ

普通に走ればブライアンセンスは自己条件なら計算できる馬。走法的には3歳にして素晴らしい形でまとまっている。
フットワーク軽快で、ストライドの伸び方やスピードに乗せた際の全身の連動性など、ハイレベルな形で走れている。現3歳世代のダートはなかなかのハイレベルではあるが、その中でもトップクラスの評価。特に加速時の後ろの脚の踏み込み後の戻りがスムーズで速く、ピッチが滑らかに反応良く上がっていくところが強み。スピードに乗った後は前述の通り、身体全体を綺麗に使えていて、ストライドもきちんと伸びているため、運動に難がない。問題があるとしたら左手前で走りたがるところがあるので、先行して競られる状況が続いた時だろうか。この馬が早めに動いて先団を競り落とすとみる。そのため相手は差し追い込みの穴目のところから。○ギョウネンも走法ストック馬。素晴らしい回転で走り末脚はしっかりと使える。距離はギリギリだが、折り合ってしっかりと脚を溜められれば。夏場を休養に充ててどれくらい成長してきているか楽しみな一頭。☆マイネルサハラは前走距離短縮で終いに一足使えた。強気には行きづらいが、末脚にかける形でハマれば。

京都11R

◎ダガノクリステル
○チェイスザドリーム
▲カルネアサーダ
☆アーバンイェーガー

赤オッズになりそうなスマートフォルス、タガノクリステル、サンライズアムール、サトノテンペストあたりは実力拮抗で甲乙つけ難い。特に、サンライズアムールやサトノテンペスト、チェイスザドリームにカルネアサーダなどの先団の馬は仕掛けどころが同じようなタイミングになるので、コーナー出口から直線にかけてはかなりのスピードで下りながら曲がる形になる可能性があり、馬群が横に広がると外側の馬は外外に振られて思った以上に脚を使わされることも。仕掛けタイミングを一呼吸遅らせながらインで立ち回れる馬が甘くなったところを差し切れるとみる。◎タガノクリステルがコーナーでの姿勢やフットワークがよく立ち回り巧者。この枠で狙っていける一頭。ペース的には前々から仕掛ける馬が残してくる可能性が高いので、コーナリング無難な○チェイスザドリーム、行き切れば面白い▲カルネアサーダを相手に。☆アーバンイェーガーは着順は見栄えしないが終いは堅実に詰めてくる。タガノクリステルの開いた進路を追っかけていく形で内から突っ込めれば。

東京11R

◎ボンドガール
○シュトラウス
☆レーヴジーニアル

走法的には上位2頭は外せない。シュトラウスは気性の問題がある分どうなるかはわからないが、ボンドガールの方は堅実に走ってきそうな綺麗な走法で特に減点材料は見つからない。後脚の動きが良く、全体的にしなやかに弾むようなフットワークで軽い馬場でしっかりとスピードを使えるタイプ。シュトラウスの方は典型的なモーリス産駒の前脚の捌き方でいかにもなスピードの持続型タイプ。ストライドがキチッと伸びており気持ちよく走らせればこちらの方が打点自体は高いかもしれない。
配当的には3頭目を決め打たないと勝負できないレースのため、もう一頭挙げておくとレーヴジーニアルはポテンシャルを感じる走法。身体の使い方が柔らかくフォームは大きくトビ姿はダイナミック。デビュー後2戦は洋芝+道悪でキャラクターは活かしづらい馬場に思えるので、綺麗な馬場で走らせてみれば一変する可能性も。


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