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青田買い大作戦 第5戦 ラジN杯京都2歳S

どうもこんばんは、こんにちは、おはようございます。あばたです。

走法・血統・調教の3つの観点から、面白そうな馬をピックアップする企画、”青田買い大作戦(仮称)”の第5戦目となります。

先週は印付きの馬が馬券内独占!青田買い大成功となりました!

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各担当・コンセプト紹介

走法担当:あばた
血統担当:さーどすてーじ。さん
調教担当:ぶっちさん
この3人で、各視点からのピックアップ馬を2〜4頭上げ、表にまとめます。

データの少ない若駒戦、そんな中でも予想がしたい!
血統は馬の潜在能力や適性を見出し、調教分析で、横の比較をしつつ状態や能力開花を見極める。現状の能力・適性は走法に現れる!

各視点からのおすすめはどの馬か?
印が重なったとき、何が起こるか?

私の興味本意で始まった企画でございます。お付き合いいただくお二方に深い感謝をしつつ、本編へ入っていきましょう。

ピックアップ印

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調教からのピックアップ馬

監修:ぶっちさん

⭕️フィデル
新馬戦を見てみると、レースでは馬体に余裕があるように見えますし、追い切りも大して冴えてませんでした。動きが全体的に硬く、上々の仕上がりではなさそうに感じました。
そこを使って今回が2戦目ですが、かなり良化してきた印象です。四肢の可動域は柔らかく使えていますし、1週前CWと最終坂路共に並走馬を大きくちぎっていることも好感。折り合いも問題なさそうで、上昇度に期待が持てます。
ただ走りを見ると、瞬発力勝負になってしまうと厳しいのではと感じます。キレよりは力強さがかなり目立ちますし、どちらかと言うと持続力で戦うタイプでしょう。将来的にも極上のキレ味を武器とするイメージはないです。得意な展開に持ち込めれば。

⭕️トゥデイイズザデイ
完成度でいうとこの中では最も高い印象です。理想のような調教をこなせています。ゆったりと追走し、我慢をきかせて促すと即座に反応。ピッチ速度は一瞬で上がり、ストライドも伸びています。もちろん併走馬は一瞬で突き放される。
連動性も良くかなり綺麗なフォームで走れていると感じますし、ケチの付け所がないのではないかと思います。強いて言うなら、クビが少しまだ硬いかなとは思いますが、許容範囲かなと。
気になって前走を見てみると、追い切りより余裕でレースの方が良いですね。スピード勝負でも持続力勝負でも、どんな展開でも強い競馬をしてくれるのではないでしょうか。

⭕️キャンデセント
まだ気性面では幼さがありますが、フットワークの良さが目立ちます。四肢がかなり開きますし、ラストでは左手前に戻した時はさらにトビが大きくなっており個人的にとても好きな走り方です。前走は右手前でゴールまで駆け抜けましたが、今回は右回り。より得意そうな左手前での追い込みはどうなるのか?気になります。ただ、スパッとキレるというよりは長く良い脚を使って差し切ることが最も得意なのでは?と追い切りからは感じますので、阪神内回りコースが合うのかは不明です。折り合いも怪しく、直線までに脚を消費してしまう可能性も充分にありそうです。


血統からのピックアップ馬

監修:さーどすてーじ。さん

⭕️グッドフェイス
キズナ×クロフネ。
ディープインパクト×クロフネ×トニービンでレイパパレを彷彿とさせる血統。
典型的なキズナ産駒というべきか、真っ当なスロー瞬発では勝てないタイプで、内回りのこの舞台はプラス。
新馬戦では馬群にもまれ道中消費、コーナーでは大外を回し、直線入り口では外に弾かれあえなく凡走。前走でも芝の禿げたところ、陰にびっくりし、道中2回ほどジャンプ。
相当臆病タイプと見ており、こういうタイプは逃げれれば強い。
血統的にも今の荒れた馬場は合いそうで、人気がないなら狙ってみたい1頭。

⭕️ライラック
オルフェーブル×キングカメハメハ。
2代母ブルーリッジリバーは桜花賞2着馬でステイゴールド系との相性はよく、本馬の兄弟ブラックホール、ミラクルブレッドともに勝ち上がっている。
これはステイゴールドとブルーリッジリバーが相似関係(サンデーサイレンス、ノーザンテースト、Le Fabuleux≒Worden)であるためである。
また、ステイゴールド系×キングカメハメハは比較的に大箱に出やすく、インディチャンプ、ショウリュウイクゾなどがおり、本馬も前走を見る限り、例に漏れない感じが大きい。
成長力に富んだ血統でもあるため、ここでは能力上位で推したい1頭ではあるが、来年のクラシックは非常に楽しみ。
唯一の牝馬の出走ではあるが、好走を期待したい。


走法からのピックアップ馬

監修:あばた

京都2歳_採点表

<ピックアップ3頭>
⭕️トゥデイイズザデイ
追走からストライドが大きく、前脚はしなやかにムチのようにしなる。非常に目を引く綺麗な走法だが、反面パワーをあまり感じないのはおそらく前肢の着地位置。もう少し前目に着地出来たら身体がうまく使えそうだが、新馬戦ではやや着地が遅れる形もあり、少し掻き込む形になる時があった。若駒でこの形の馬は、後肢のパワーが伴ってくればこれは改善される傾向にあるので、仕上がりや上昇度にも注目したい。
スケール面での1番手評価として青田買いしたいと感じた1頭。

⭕️キャンデセント
トビの格好はそこそこ。脚の伸び方はなかなか気持ちよく、追ってからの回転力もある。バランスの取れた形で、条件問わずある程度安定して走れそうなタイプ。
堅実路線で大崩れが無さそうなタイプとしてピックアップします。

⭕️グッドフェイス
前脚がかなり大きく上がり力強い。トビも高く、弾むような走法は少しディープボンドあたりと重なる印象もある。スピードに乗せるまでは多少バタバタと連動性の悪い動きがあるが、加速後はしっかり身体を使えている。速い馬場よりもやや荒れた馬場を前目から押し切るような形に持ち込めれば面白い。採点は低いが、特殊な馬場に対しての適性を示す可能性がある。
大穴ですが、現在の馬場を考慮したときに魅力を感じた1頭としてピックアップします。


<その他の馬の短評>
シホノスペランツァ

これは少し状態が立っていて、やや叩き付けるような前脚の使い方。しかし、高くは上がっておらず、全体的に硬さがありクッションの利かない形。

ジャスティンロック
やや後肢の踏み込みが浅くピッチやトビの格好が安定しない。手前変えの際にもヨレたりするところがあり、現状外目を通さないと安定して走れなさそうなため、差し・追い込みの形になるのではないか。後肢の動きの影響か、ストライド自体も少し伸びを欠く。

ディープレイヤー
クビは少し引き気味だが、追走も力みのない柔らかな安定した走法。追ってからは後肢の動き、前肢の使い方ともに優秀で、ピッチが綺麗に上がりストライドも伸びやか。まとまった形の良い走法ですが、クビが短く映り使い方自体もコンパクトなため、どちらかというとマイラー気質な形とも取れそうです。

ビーアストニッシド
やや叩き加減でクッションが効かない形。顎が上ずっており、クビの動きがややぎこちない。回転に頼ったフォームなので距離延長はどうか。

フィデル
追走時から身体を目いっぱいに使う形。フォーム的にはやや前傾しており、前脚は良く伸びているがこれも着地がちょっと近いか。それでもなかなか綺麗な形。追ってからは案外ピッチが上がらずストライドもやや物足りない。

ポッドボレット
脚裁きは柔らかいが、上半分を見ているとどうも突っ立っていて身体がうまく使えていない様子。ピッチの上がり方も鈍いので少し物足りない。

ライラック
追走時にクビがあまり使えていないが、前肢後肢は噛み合っているのでそれほど気にならない。追ってからのピッチの上がり方は素晴らしいが、その後のストライドの伸びやかさはあともう一歩といったところ。


まとめ

今回は3つ印が重なった馬は無しという結果に。しかし、キャンデセント・トゥデイイズザデイという人気になりそうな2頭に加えて、グッドフェイスという人気薄で2つの印が重なりました!

どんな結果になるでしょうか。先週に引き続き、的中となるか。楽しみに待ちます!

以上、今週もありがとうございました(´∀`)ノ

リンク

さーどすてーじ。
Twitter:@thirdstagehorse
ブログ: https://thirdstagekeiba.com/
ぶっち
Twitter:@remarkable_u
note: https://note.com/remarkable_u



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