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中央競馬 走法専門誌 1/5(木)

どうも!あばたです!
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ツイートで宣言した通り、これまでの走法党の厳選レース記事は廃止となります。
代わりに、走法専門誌として情報提供を行なっていきます。印全体の予想記事よりも、走法からのおススメ馬についての見解を提供することにより、皆さんが考えるための材料になるコンテンツを目指していこうと思っております。

今後も手に取りやすい価格で走法に触れる機会を提供できればと思っております。

今回はお年玉企画&新記事形式のお試しということで無料公開します!
新年1発目の競馬、大いに参考にして行ってくださると幸いです。

以下、走法リストです。
太字のレースについてはピックアップ馬の見解が掲載されております。通常文字のレースは馬名のみです。

未勝利走法リスト

中山1 ハローマイラブリー
中山2 プレミアペガサス

中山5 コントラポスト

中京1 ネーブル
中京2 エリスグリ

中京3 レッドマグナス

----通常時はここまでが無料公開となります----

1勝上走法ピックアップリスト

中山6R ビターグラッセ
中山9R オンザライン
中山11R(中山金杯) ラーグルフ

中京6R フリームファクシ
中京7R ケルンコンサート
中京9R タガノクリステル
中京11R(京都金杯) ピースワンパラディ

未勝利走法リスト馬の評価

中山1R

ハローマイラブリー
行き脚良く、テンからキチッと身体を起こして走ることができている形。大型馬としてはこの形が取れるのは珍しくかなりの強みになる。終いはキレない大トビ。回転が上がってこないのはクビが下がり気味で後脚に体重がかからないため。後脚のキック後の戻りに勢いがないのが原因。基本的に前輪駆動タイプ+大型馬は短距離志向の方向に出やすく、スピードの基礎能力不足からもダート変わりは歓迎。中山をこなすには一定のコーナリング技術が必要だが、ここも脚さばきはスムーズで特に問題になる点は少ない。

相手候補(走法採点上位)
ジェイケイファイン
シティオブヨーク
ベアカワイコチャン
シュバルツガイスト

↑相手候補はABATOOL Z(自作の走法AI)による採点B評価以上の馬を抽出しています。

中山2R

プレミアペガサス
デビュー戦は不良馬場でのスピード勝負。勝ったトレドはレコード、重賞級の馬だった。外外を回る負荷の高い内容だったのも含めて諸々見直し可能。
前脚はやや突っ張る形で、身体全体の動作はかなり硬め。その反面、ダートに必要な強度は十分に備わっているように思える。馬場は前回よりは今回が向いてくるし、序盤で遅れを取らなければ。基本的な走法自体は合格点を出せるレベルで、他馬の走法採点もそんなに高くないここは勝負可能か。

相手候補(走法採点上位)
フクノブルジュ
アフタヌーンドレス
ジェントルタッチ
エイチエヌバンピー

中京1R

ネーブル
前走は向正面でやや中途半端なマクリ仕掛け。マクリ切れずにコーナーで外3を回した挙句、終いは勝ち馬に外からパスされる形。精神的にも体力的にもタフなレースとなったが、3着まで粘れているのは高く評価して良い。
前脚の上がり方が良く、やや小柄ながらも身体を大きく使い力強い踏み込み。動作が硬いわけでもなく、ある程度しなやかな身のこなしもできているので、芝でもチャンスはありそうだが、フットワーク的にはダートもそこそここなせて良い形。

相手候補(走法採点上位)
マコトヴィクラント
ノイアーターク
テイエムタイフーン

中京2R

エリスグリ
ダート向きの力強い身のこなしとフットワーク。前走は終いに先団から置いていかれたが、強い馬に道中執拗に付き纏われたりという形になってやや力みもあるように見えたし、距離も長かった。トビの低さや回転の小気味良さからしても1200mの方が良いと思う。ジューンアース、テイケイヴィエント、キージョーカーあたりが外から前を目指してくるので、これらとの位置取りの兼ね合いは難しいが、この中なら走法は少し抜けて整っている。振り切れても。

相手候補(走法採点上位)
キージョーカー
ブラーヴ
ナリサ

1勝上走法ピックアップリストの評価

中山6R

ビターグラッセ
ややフットワークの重々しさと、クビのツッコミ方が気になっていた馬だったが、2戦前から改善傾向。前走は姿勢が起きていて、追走時も過度に力まずにスムーズな脚さばきになってきた。終いに力を入れた時もクビが立ち姿勢が起きるようになったことで終いの脚が活きるように。トモに身が入ってきて身体全体の連動性が良くなったパターン。それでも、終いスパッとキレる感じではないため、このコースで狙っておきたい一頭。

相手候補(走法採点上位)
マイネルモーント
キミノナハマリア

中山9R

オンザライン
手前変えが不安定かつ、右回りのコーナリングで軸足が突っ張るところがありかなりアテにしづらかったところがあるが、前走の形は非常にスムーズで、手前も登坂前にキチッと変わっていた。できなかったことが淀みなくできるようになったのは好印象。元々パワー寄りの走法要素が多い馬であったため、これらの動作がスムーズになれば中山1800mがベスト舞台になってくるはず。

相手候補(走法採点上位)
トラモント
ウィルソンテソーロ
ベストリーガード

中山11R(中山金杯)

ラーグルフ
3走前、月岡温泉特別以降の走法良化が著しい馬。やや芯の入り方が甘く、だらっとした力強さのない走法で、勝負どころでのエンジンのかかり方やスムーズな加速感に問題があったのが改善。近走はクビがしっかり立って前脚が高く上がり、回転に安定感が出ている。また非常に姿勢が良く、終始安定感抜群の形でバランス良く走れているところは評価できる。
本質的にはストライドがさほど大きく伸びるわけではなく、フットワークもしなやかさに欠けるところがあるので中山向きでは。内内を立ち回れる絶好枠で、斤量も手ごろ。

相手候補(走法採点上位)
カレンルシェルブル
フォワードアゲン
ウインキートス
コスモカレンドゥラ
ゴールドスミス

中京9R

タガノクリステル
コーナリングの形が良く、終いもある程度身体を伸ばして大きく使える好走法。阪神のような大味なコースよりも中京のようにコーナリング能力と先行力が求められるコースの方が向いている。内を立ち回る際にも身体の使い方が小さくならないのがこの馬の1番の強み。手前の左右差も少なく、左回りで大きくパフォーマンスを落とすというのも考えづらい。

相手候補(走法採点上位)
グットディール
メイショウヒューマ

中京11R(京都金杯)

ピースワンパラディ
トビが高く、クビが高くパワフルな脚さばき。コーナリングの難も少なく、終いがキレるタイプではなく、ジリジリと伸びる感じは中京で狙っていきたい走法の典型例になる。長休暇からの復帰後もパフォーマンスを大きく落とすことなく走れているし、使った2戦は新潟・東京と速い上がりが要求される条件。クビの使い方が上手ではないこの馬にとってはギアチェンジ能力やトップスピードの速さが要求される舞台はさほど適条件ではないと考えられる。今回は内枠&持続力勝負傾向の中京コース1600m。前走までのパフォーマンスが維持できていれば相対的に浮上してきて良い場面。

相手候補(走法採点上位)
ベレヌス
ダイワキャグニー
エントシャイデン
マテンロウオリオン
アルサトワ