7/9七夕賞考察

馬場状態

日曜の福島は未明まで雨、朝には雨が上がる予報。馬場状態は土曜と大差ないと読む。
先週のラジオNIKKEI賞はディープブリランテ産駒のエルトンバローズが完勝。母父はロベルト系。ディープ系の中では馬力型で減速要素に強いタイプ。ブリランテはダービー馬ではあるが、産駒はモズベッロ、セダブリランテスなど。主流である東京芝G1よりも、非根幹距離や直線の短いコースを得意とする。
8日(土)の福島10Rではスピルバーグ産駒が5番人気で勝利。スピルバーグはディープブリランテと同じく馬力型のディープ系。11Rの阿武隈Sは母父ディープインパクトのシンボ(父ベーカバド)が5番人気1着。シンボも東京や阪神の外回りコースでは勝ち鞍のない馬。
七夕賞でも馬力型のディープ系、特に直線の短いコースを得意とする馬を狙いたい。

レース展開

前走のコーナー通過順位に3番手以内がある馬は16頭中7頭。割合にすると43.75パーセントと高い。
逃げ候補はフェーングロッテン、ショウナンマグマ、セイウンハーデスと複数おり、福島芝2000mは1コーナーまでの距離が長く、先行争いが激しくなりやすい。ここは差し馬を狙いたい。

買いたい馬

①エヒトは昨年の勝ち馬で当然適性はある。父は欧州型のルーラーシップで母父はディープ。3勝クラスを勝って以降、距離短縮ローテで好走→次走反動が出て凡走を繰り返している馬。今回は得意の距離短縮、ハイペースで先行馬に厳しい流れになれば。
⑭テーオーソラネルはシルバーステートの産駒。ディープブリランテと似たタイプの馬力型ディープ系。差しに転じて見事勝ちきった前走を評価したい。ハンデ56キロも魅力的。

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