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声優オタクが声優オタクに向けた『Caligula2』の話を垂れ流す

配信番組『峯田茉優は香里有佐と仲良くなりたい!』を見ていたら「番組がもうすぐ3周年ということは『Caligula2』も3周年」という言葉を聞いて、もう3年かぁ、としみじみ。

「カリギュラ2はいいぞ」

ロールプレイングゲーム『Caligula2』は、私が人生でプレーしたゲームの中でも屈指の思い入れがある作品です。しかし、本当に人に勧めにくい。製作側も自認する、明らかに人を選ぶテーマとストーリー。そしてその膨大なボリューム。全てのボイスをスキップすることなくプレーしていたら一周100時間以上かかっていたという、とてつもなく豪華なセリフ量。どう考えてもミッション消化に奔走する毎日を送るようなソシャゲ時代の波には反している。どうしてこうなった。それでも間違いなくこの世界の中で光り輝く作品の一つであると思っています。なんといっても峯田茉優さんと香里有佐さんが「だまゆ」「こーりー」と呼び合う間柄になるきっかけになった作品なんですから。失礼しました、声優オタクが出てしまいました。

はー、てぇてぇ。では試しに、この作品のプレゼンをしてみましょう。

「カリギュラ2はいいぞ」(定型句)

  〜 完 〜

いや、どうしてもこうなってしまう(笑)。ネタバレ要素も多く、上記のように、どう見ても万人受けするとは思えないストーリーな上に、手軽に触れることの難しい尋常じゃないボリュームとあって、他人に気安くプレーしてくれなんてとても言えない。そうあって、結局こういう言い回しをするに留まってしまう。
それでも、この掛け替えの無い作品が3周年を迎えるという節目のタイミングで、何かしら吐き出してみたいとも思ったので、声優オタクなりの観点から声優オタクに向けた形で『Caligula2』について垂れ流してみます。ネタバレ要素はギリギリなしです。学マスの第2回パネルミッションも完走してようやく一息つけて、気晴らしにもちょうど良いタイミングでもありますし。あんなに周回が必要な仕様になるとは思わなんだよ学マスくん。


・リグレット(CV:香里 有佐)

造られた仮想世界「リドゥ」の中で、世界の創造主として君臨する歌姫。その歌声で多くの人々の心を掴み、そして仮想世界に閉じ込めることとなる。
演じるのは香里有佐さん。類稀な歌唱力の持ち主で『アイドルマスター ミリオンライブ!』のほか『アナザーエデン 時空を超える猫』『ビビッドアーミー』『ステーションメモリーズ!』『Engage Kill』『シャインポスト』など数多くの作品に歌唱を伴う形で参加しています。この『Caligula2』の山中拓也プロデューサーが制作する別の音楽コンテンツ『MILGRAM -ミルグラム-』シリーズにも参加しており、山中Pをして「ピッチや音程を合わせるのがボーカロイドかと見紛うほど恐ろしく早く正確」と言わしめるほどで、この作品への抜擢の理由の一つとしても語っています。その伸びやかな歌声と高い歌唱力は、コンポーザーの藤本記子さん・福富雅之さんらで構成される音楽団体『Nostalgic Orchestra』の主催する「キノコ音学校」でも、公開レッスン・レコーディングといった形のイベントで垣間見ることができます。
その歌唱力は、プレー中に終始流れ続ける多種多様な10曲の作中曲で遺憾なく発揮されており、加えて、孤高の偶像として君臨するリグレットの役回りも見事に演じています。

・キィ(CV:峯田 茉優)

造られた仮想世界「リドゥ」を破壊するべく、リグレットとその勢力に対立する、もう一人の幼き歌姫。
演じるのは峯田茉優さん。リグレット役の香里さん同様に多くの歌唱コンテンツに参加しているほか、昨年2023年8月にはミニアルバム『WHO ARE ME?』でソロアーティストデビューも果たしている実力者。このキィ役としても香里さんとはまた違った色で格段の歌唱力を披露しています。また、この作品の重要な要素でもある「ボカロ曲」への深い愛と造詣も持ち合わせていて、自身の個人番組などでもタイムキープなどどこ吹く風という勢いで熱く語り続ける様子が幾度となく目撃されています。
キィ役は、この作品のキャラの中で唯一オーディションにて選ばれたことが公式から語られていますが、底抜けに明朗なキィのキャラクターだけでなく、そういった作品世界への親和性の高さも感じさせる、素晴らしいパフォーマンスを、峯田さんの演技や歌唱から見ることができます。あと、香里さんより数曲多く歌唱を担当しています。

こんな調子で登場キャラとその声優さんについてひたすらつらつらと書いていこうかなと思います。

・主人公(CV:橘 龍丸 & 大地 葉)

この作品におけるプレーヤーの分身となる主人公。理由を抱え「リドゥ」に来ることになるが、この世界を破壊するべく舞い降りたキィに見出され、現実世界への帰還を目指す「帰宅部」の部長となり、毅然とした姿勢で、時には飄々と、共にリグレットへと立ち向かっていく。
演じるのは、男主人公が橘龍丸さん、女主人公が大地葉さん。しかし、この主人公、全然喋らない(笑)。プレーヤーの自己投影を手伝うためか、戦闘時のセリフくらいでストーリー中もボイスが全然ないです。
自身の冠番組などでも、常に陽気でハイテンションなトークを繰り広げる橘さんや、いわゆるオタクのファミレストークをさせれば業界屈指のマシンガンぶりな大地さん。多種多様なキャラの巧みな演じ分けだけでなく、そういった軽快なトークにも定評のあるお2人を起用しておきながら、良い意味で「声優の無駄遣い」といえるほどの贅沢な扱いですが、その数少ないセリフだけでも確かな存在感をお2人とも発揮しており、幅広い層から好感を得る主人公像の確立へ大いに寄与しています。
あっ、先日6月8日に御結婚を発表された橘さん、本当におめでとうございます!シンバ君ともども末永く幸せなご家庭を築けることを心より祈っております!!

・能登 吟(CV:市川 蒼)

主人公たちのメンバー、通称「帰宅部」の1人。格好良いファッションに一家言あり、非常に仲間思いで、メンバー内でも随一の気配りができる、頼れる兄貴肌。
演じるのは市川蒼さん。これまでに数々のアニメや舞台などでも好青年といった役を多く演じてきている方。この作品でも、コイツは本当に性格の良いヤツなんだな、と心の底から思わせてくれる素晴らしい演技を披露しており、この「能登吟」という人物のエピソードの読後感に爽やかさを与えているのは、市川さんの演技あっての相乗効果では、とも思わせてくれるほどです。

・編木 ささら(CV:諸星 すみれ)

常におっとり天然ふわふわな女性。その様子で自然とメンバー内の空気を緩和させる立ち回りになることも多い先輩。博愛の権化と言わんばかりの包容力を誰にでも広く発揮し続け、その極限までに献身的な姿は、もはや仏の域。
演じるのは諸星すみれさん。幼少の頃から演技の世界で長く活躍し続け、まだ20代とは思えないほどの錚々たる芸歴と多種多様な演技力の持ち主。この作品でも、確かな年季と経験を感じさせる、慈愛に満ちた絶妙な好演技を披露しています。

・宮迫 切子(CV:宮本 侑芽)

他人の目を避け、あまり人前に出たがることのない、しかし外見に反し意外と世間の酸いも甘いも知る常識派で、なんだかんだ結果的にメンバー内の牽引役やツッコミ役となることも多い、ざっくばらんな後輩。
演じるのは宮本侑芽さん。この方も小さい頃から芸能界に深く関わってきた方で、肩肘張らないぶっきらぼうな性格の切子の切れ味抜群なセリフ回しと合わせて、キャラクターとの確かな相性の良さを感じさせてくれます。

・釣巻 鐘太(CV:伊東 健人)

舞台となる学園の風紀委員を務め、規律を重んじ、そして縛られる堅物。自己判断が極度に苦手で、その優柔不断で頭を抱えてふにゃふにゃになっている姿が最初から最後までずっと目立ち続けるかわいいイケメン。
演じるのは伊東健人さん。声優以外にも歌手やバンドなどの幅広い音楽活動をしており、ボカロPとしての活動経験も持ち合わせ、ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』では、自身が制作に関わった楽曲の提供もしています。
この作品では、厳格かつ悩める風紀委員という緩急極まるキャラを巧みに演じていて、その演技は物語におけるシリアスとコミカルの両面にうまく作用しています。とあるシンジュクの悩めるリーマンラッパーより悩んでると思う。

・天吹 茉莉絵(CV:渕上 舞)

学園で生徒会長を務める、真面目な優等生。前作『Caligula OVERDOSE』にも瓜二つのキャラがおり、あからさまに匂わせが過ぎるキャラ。
演じるのは渕上舞さん。ガルパンはいいぞ。前作からの続投でもあり、そちらでも非常にクセの強い難しいキャラを見事に演じていましたが、今作でもまた違った形で難しい役割のキャラを務め切っています。
また、前作では、それぞれの楽士の制作楽曲を、楽士を演じた担当声優さんがカバーするアルバムがリリースされていましたが、そこに渕上さんも参加しています。まだ2ではそういったカバーアルバムはリリースされていません。まだ2ではそういったカバーアルバムはリリースされていません。(2回)
あっ、渕上さんも先日5月28日に御結婚を発表されましたね、本当におめでとうございます!末永く(省略)

・風祭 小鳩(CV:上村 祐翔)

溜まりに溜まった鬱憤を晴らすように、仮想世界の中で一心に青春を謳歌する、学園内随一のチャラ男。
演じるのは上村祐翔さん。声優や俳優として幅広い場で活動しており、少年から青年まで多くの男性役を演じています。この作品では、青春への渇望と、その行き場のない怒りに満ちた、激情に駆られる男の印象を抜群の演技でより強く際立たせています。
あっ、上村さんも先日3月16日に御結婚を発表されましたね、本当におめでとうござい(ry

・月島 劉都(CV:内山 昂輝)

メンバー唯一の中等部にして、人智を超えた天才的頭脳の持ち主。その知能と知識でメンバー内の参謀役を一心に担う、使命感と焦燥感に満ちた後輩。
演じるのは内山昂輝さん。子役出身の声優で、若かりし頃から数多くの主役を担当し続けてきた方。個人的に「小生意気な男性のニヒルなセリフを吐かせたら腹立たしさ当代一」とまで思っていますが、この作品でも、周りの体たらくに愛想を尽かせ呆れながら漏らす若き天才の愚痴の数々に、最高の相性を感じさせ続けてくれます。

・駒村 二胡(CV:河野 ひより)

とにかく陽気で元気ハツラツ、他人とのコミュニケーションにも積極的に見える、愛嬌と家族愛に満ちた後輩。
演じるのは河野ひよりさん。多くの少年・少女を多才に演じる以外にも、自身の配信番組などで、大変豊かな感受性・想像力・語彙力を発揮し、その様子がたびたび話題に上る方。いつまでGoogle検索のサジェストに「怪文書」って。その感性をもって、難しく深いキャラクター「駒村二胡」を完璧に演じています。
個人的にも、この作品で最も印象に残ったキャラクターと演技で、「二胡を見ずして結構と言うなかれ」といった言葉も衝いて出そうなほど、深く心に刻み込まれています。ファン必見の名演です。ファニコン!

ここまで多くのキャラクターについて書いてきましたが、プレーヤーサイドに続いて、次は敵サイドのキャラクター、「楽士」たちについて書いていきます。はい、まだ半分です。キャラクターが…キャラクターが多い…!!

・マキナ(CV:土岐 隼一)

ロボだ。ロボだこれ。メタリックシルバーがきらめくボディにガラ空きの腹部、そしてカタコトの日本語を話す姿は一目瞭然のサイボーグ。
演じるのは土岐隼一さん。多くのイケメン役をはじめとする膨大な出演歴を誇り、キャラソンも広く担当し自身も歌手デビューしている方。つい先日は後輩のために一肌脱いで自身も甘い甘い衣装に身を包み界隈を騒然とさせた先輩。この作品では、カタコトのロボットという、かなり特殊な役柄を演じ、その高い技量をさらに印象付けています。
ちなみに、「リドゥ」にいる人物は皆、現実世界で抱える大きな「後悔」が解消された、自身の理想の姿をもって存在しています。それは「楽士」のメンバーも同じで、「帰宅部」のメンバーからその「在り方」を指摘され、激しく憤るのがゲーム内でのお決まりのパターンとなっています。このマキナも同様で、その落差が際立つシーンは「楽士」たちの中でも特筆で、ここでも土岐さんの好演が光っています。

・パンドラ(CV:黒沢 ともよ)

街の植物園の管理を勤め、喧騒から離れ緑に囲まれながら、諦観すら思わせる悟りきった様子で、他の「楽士」とは異なり孤独を好む、物静かな女性。
演じるのは黒沢ともよさん。幼少期より表舞台で輝かしい役者人生を歩み続け、人気と注目を集めてきた方。個人的には、太陽のような明るい役の印象が強い方ですが、この作品では悟りや諦めを感じさせる穏やかな女性の役を好演しています。
また、パンドラの「後悔」とそのストーリーは、作品の中でも特に一見の価値があると、声優オタクの一人として、この3周年を迎えた2024年の今だからこそ、より強く思っています。

・ムーくん(CV:八代 拓)

宇宙へのこだわりを強く感じさせる、一風変わった衣装に、奇抜な言動。周りの注目を一心に集める、奇才の「楽士」。
演じるのは八代拓さん。様々な役どころの青年を多才に演じる方ですが、この作品では、とらえどころのない風変わりな青年を演じる巧みなパフォーマンスを見せています。
また、限定版に付属する特典DVD内のドキュメント映像の中には、出演声優さんのボイス収録やインタビューの様子も収録されていますが、伊東さん・渕上さん・黒沢さんのほか、八代さんのボイス収録風景(「(良い意味で)キモい」と太鼓判を押される様子)も収録されています。

・♯QP(CV:水瀬 いのり)

他の「楽士」と違い、その立場を伏せ、生徒として学園生活を過ごし、愛を求め愛に生きる恋愛至上主義の女性。見たまんまオタサーの姫。
演じるのは水瀬いのりさん。これまでに演じたファニーでキュートな役の数には事欠かない、美少女役の申し子。燃え上がる人生を求め終始ハートが飛び交う様子の女性を、この作品で見事に担っています。発売から3年経った2024年にして見てみると、その様子は熟成されたコクのようなものまで感じさせてくれる気がします。

・ドクトル(CV:加藤 和樹)

理想世界における通常の病気などはないのだが、医師として「リドゥ」内の病院に勤める、身体にタトゥーを入れた男性。ともに「楽士」でもある「クランケ」の側にいつも寄り添い、そして人一倍「リドゥ」に固執する。
演じるのは加藤和樹さん。ジュノンコンテストのファイナリストという経歴を持ち、俳優としては仮面ライダーも演じ、舞台では氷帝の王様も演じ、歌手としてもソロで日比谷野音や武道館にまで立つ方。この作品では、冷静沈着に見えつつも何かに縋るような悲壮感漂うダンディを好演しています。そして、限定版付属の特典DVD収録の座談会で、足を組みながら椅子に腰掛けるご本人の姿も、実にダンディです。

・クランケ(CV:高田 憂希)

学園の生徒ではあるのだが、ほとんど登校はせずに、病院へ通っている、「ドクトル」の患者。理想の世界であるはずの「リドゥ」で、常に車椅子に座り、あまり変わらない表情と拙い言葉ばかりを見せる、薄幸オーラに満ちた女子。そしてボス戦でツッコむプレーヤーが後を絶たないキャラ。
演じるのは高田憂希さん。やる気と元気いっぱいのひまわりのような、明るい女性を演じる機会の多い方ですが、この作品では一転して、陰鬱な雰囲気を強く漂わせる女子を好演しています。

・件(CV:伊瀬 茉莉也)

とにかくよく回る舌と、古今東西から様々な言葉を引用する語彙力で、相手を煙に巻き続ける、「楽士」内の広報担当。あまり表に出ないリグレットに代わり、言葉巧みに宣伝と扇動を行う。
演じるのは伊瀬茉莉也さん。年代・性別問わず幅広い役をこなし続ける実力派。この作品では、ひたすら相手を煽り続ける憎らしいヘイトの塊のような役を熱演し、プレーヤーの神経も鮮やかに逆撫でし続けてくれます。

・ブラフマン(CV:子安 武人)

リグレットに仕え、リグレットを崇め、リグレットを世に布教する、仮面を被った謎多き男。リグレットや「楽士」たちをまとめる中間管理職リーダー格でもある。
演じるのは子安武人さん。主役から脇役まで、ヒーローからヒールまで、凡人から変人まで、どんな役でも存在感抜群に務め上げ多大な経歴を重ね続ける方。
ちなみに、自身が代表取締役を務める事務所に所属する子安光樹さんは実の息子で、お2人で担当する冠番組では親子愛溢れる様子も披露していますが、この作品でも声優として親子2人での共演を果たしています。

結論、キャスティングが良い

以上です。こうして主要キャラを振り返ってみましたが、改めて思うのは、やはり「それぞれの背景まで含めたキャラクターと声優の親和性が神がかってるレベルのキャスティングが多すぎてただひたすらにエモい」ということです。
「切子に宮本さんか…すげえな…」とか「ブラフマンに子安さんを充てるの、もはや怖いわ」とか「キィ役にここまで適役だと感じさせてくれる人は他にいるのか?生まれてきてくれてありがとう、だまゆ。生んでくれてありがとう、世界。マジ感謝」とか、たびたび感情がぶち上がります。失礼しました、声優オタクが出てしまいました。
そして何より、声優さんたちの熱演が、もれなく最高に良いです。重要なシーンの重要なセリフはもちろん、何気ないキャラ同士の軽い掛け合いまで、とにかく耳を飽きさせない強烈なインパクトを残し続けてくれます。その偉大なパフォーマンスを、ぜひ1人でも多くの声優オタクに見てほしい。プレーしながら喜怒哀楽の琴線に直撃する名演技が、この作品にはいくつも詰まっています。中にはポケットティッシュで涙を拭う展開も待っているでしょう。いや、ポケットティッシュの件はパッチ修正済でした。ちょっと何言ってるか分からない。
そして、全てのストーリーを読破し、全ての伏線要素を回収した先にだけ待っている、ネタバレを一切気にせず語り合える、まさにそんなオタクの大好きな沼に、1人でも多く引き込んでやりたい、そんな思いが、この作品にも渦巻いています。そう、女主人公役の大地さんも言っています、「『DREAM!ing』やるなら、今!」と。私もこの言葉で締めたいと思います。

「カリギュラ2はいいぞ」(定型句)

(※追記)ちなみに、前作をプレーしてからの方が良いのかな、という理由で二の足を踏んでいる人に対しては、自分は迷いなく「2からプレーした方が楽しめる」と進言しています。あまり深堀りはしないですが、理由は、ストーリー面で特に支障が無い点と、システム面で前作がお世辞にもプレーしやすい作品とは言いにくい点からです。2をプレーしてみて、前日譚が気になったら前作にも手を出してみる、くらいのスタンスがプレーのモチベーションをうまく保てるのではないかなと思います。

(※追記2)配信番組『峯田茉優は香里有佐と仲良くなりたい!』にて、来月7月放送分のゲストに下田麻美さんが出演されることが告知されています。

『Caligula2』のキィ役とリグレット役のお2人の番組に、前作『Caligula OVERDOSE』のアリア役の方がゲスト出演されます。もう、そういうことです

余談①:発売日記念セール

発売3周年を迎えた2024年6月24日現在、販売元のフリューより、7月3日までの間、発売日記念セールが開催されています。
Switch版:8,778円 ⇒ 980円(88%OFF)
PS4版:8,778円 ⇒ 965円(89%OFF)
PS5版:8,778円 ⇒ 2,633円(70%OFF)

ヤケクソか?と思えるほどの過去最大の値引き率です。また、サントラや特典映像が付属するウルトラデラックス版も、それぞれ同様の値引き率で販売されています。これまでにもたびたびセールは開催されていますが、もしかしたら同様の値引き率で開催される可能性は高くないかもしれません。とりあえず押さえておくというのもアリです。なんなら、ゲーム中に「ジュークボックス」という作中の楽曲・リミックス曲・BGMを流せるシステムがあるので、それを解禁させたら公式でリリースされているサントラよりもお得に楽しめます。それだけの値引き率です。「もうお金はいいから時間をください」と公式も言ってそうな破格のキャンペーンです。ぜひ利用するなら今です。

余談②:「RTA in Japan Summer 2024」出走

先日「RTA in Japan Summer 2024」の採用ゲームが発表されましたが、その中で『Caligula2』も採用されているようです。

予定タイムは2時間30分となっていますが、別の走行では2時間切りにも成功しているようです。RTAのスタイルでは、全シーン全セリフスキップで、おそらく見どころは「香里さんの歌いいなぁ」「キィちゃんかわいいなぁ」くらいになるかもしれませんが、作品の雰囲気は充分に味わえるのではないでしょうか。開催期間は8月9日~8月15日の予定だそうです。

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