ブーム

空前の猫ブーム、多肉植物ブームだという。

空前のブームとなっている猫の人気は、数字にも明らかだ。ペットフード協会の調査によれば、5年前、およそ200万頭以上の差があった飼い犬と飼い猫の頭数は、昨年約30万頭までに縮まった。

 猫の頭数は増え続け、来年は猫が犬を追い抜きそうな勢い。ペットフード協会名誉会長の越村義雄さんは、猫の“ふわふわ感”が人気に関係しているかもしれないと分析する。

「猫の毛は柔らかく、触っているだけで、犬よりも幸せホルモンのオキシトシンの分泌が多少多く出る傾向があるようだ、とする専門家の先生の報告もあります。

 また、ペットフード協会の調査によれば、飼い主に、生活に最も喜びを与えてくれるものは何かと聞くと、猫の飼い主は1番にペット、2番に家族をあげます。犬の飼い主は1番が家族、2番がペット。こういったところから、一度猫と暮らし始めるとその魅力にひかれるかたが多いと推測できます」

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女性が行列を作るモノ――というと、これまでの取材に「かりんとう」があった。え? そんなモノに? と大方の男性は驚くに違いない。今回取り上げるこの「植物」も、園芸店で企画フェアをやると、開店前から女性たちの行列ができるという。お目当ては、園芸市場で目下ブーム全盛を極める流行りモノ、「多肉植物」だ。

 最近、“多肉女子”なるコトバまで生まれている。字面から、ふと連想する“ぽっちゃりさん”ではない。多肉植物を買い集め、コレクションを楽しむ女性たちのことだ。男性よりも女性に愛好者が多いといわれる多肉植物とは、一体何なのか?

そして俺は猫と多肉が好きだ。そして声を中の大にして言いたい。

「決してブームに乗ったわけではない」と。

それはかつてゾゾピープルだった人々が証明してくれるだろう。ゾゾという聖地を追われたSNS難民のみんなならご存じだろう。少なくとも2年前から、猫多肉猫多肉猫多肉でやってきたことを。その素晴らしさをゾゾという超マイナー系SNSで吠えてきたことを。それだけは言っておきたいのだよ。

それにしても女子が好きなもんが好きだねー。猫しかり多肉しかりクリームブリュレしかり、ふわふわのパジャマしかり、アボカドしかり。

多肉ショップは圧倒的に女子が多いんだけど、こないだ珍しい光景を見た。サボテンを大量に抱えたアジアンカンフージェネレーションのボーカル似の男が、それでもさらにサボテンを見たいらしく、ちょっと遠くに離れたら彼女に、「マリちゃん!はやく来て!これ持ってて!!」と呼びつけてたのだ。彼女は若干のしかめっ面で駆けつけていた。女が男の買い物に付き合わされる、というレアケースだ。

先ほどの猫の専門家の話、犬よりも幸せホルモンのオキシトシンの分泌が多少多く出る傾向があるようだ、というの、あれはガチだ。見てください、この写真を。

出てるわー、オキシトシン。目に見えて出てるやないか。こんなにも出ます?オキシトシンが。

俺も出してるわ~オキシトシンを。抑えても出てくるわ。液体で出てきますもん。

そしてオキシトシンを出すのはフワフワだけでなく、プニプニもそうだと思う。

俺が多肉にはまったきっかけである黒法師。

そして同じ属性でこの黒法師に酷似している、カシミアバイオレットというやつがいることを知る。そしてそいつは何と悪臭を放つという!それは是非とも嗅ぎたい・・ということで探してたのですが、つい先日ゲット!(今写真撮り忘れた、しかし見た目はまったく黒法師なので省略)さすがに園芸屋で花じゃなく葉をクンクンするわけにいかないので、ま、別にいいだろうが、家で早速嗅ぐ!

え・・・・無臭やん・・・消臭力置いてないし・・なんやこれ・・・。まさかの無臭。がっくし。それから数か月後、別の園芸屋でベロアという名の、黒法師そしてカシミアバイオレットに似てる奴発見。これがベロア。

ね、違いわかんないでしょ。マナカナくらいわかんないでしょ。そして念のために嗅ぐ。

くっさっ!

猫の集会所の臭いやんっ!まじかおい。

枯れた下葉も嗅いでみる。

くっさっ!

猫の密会場所の臭いやんっ!

カシミアバイオレットではなく、ベロアだったのか。ただネットではいまだにカシミアバイオレットは臭いという記事を見る。見た目で判断するのはほぼ不可能だから名札をつけ間違えたのか。一体臭いのはどちらなのか。謎だ。


くっさいの嗅ぎ過ぎてオキシトシン引っ込んだわ。

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