第44回 新潟2歳ステークスの発走です！

『2歳馬のマイル重賞新潟2歳ステークスです。昨年はアスコリピチェーノが勝って阪神JFを制して2歳女王になりました。重要な1戦になります。最後キタノクニカラが入って態勢完了です。スタートしました！まずまず揃って出ました。

内から②番スリールミニョン押して押して出ていきます、④番シンフォーエバー、最内で①番ジョリーレーヌですが、④番シンフォーエバーが早くも先手を取っていきました。その後は②番スリールミニョン、直後に①番ジョリーレーヌ、その外から⑧番マジカルフェアリー、2馬身差で③番スターウェーブ、並んで⑨番トータルクラリティ、2馬身半差で内に⑤番モジャーリオ、間あいて外からは⑪番キタノクニカラ、半馬身差で⑩番プロクレイア、内で⑥番コートアリシアン1番人気はこの位置、最後方は1馬身差で⑦番ケイテンアイジンの展開です。600m通過していきました。

3,4コーナ中間へ向かって逃げますシンフォーエバーで2馬身半のリード、それを追ってスリールミニョンとジョリーレーヌが2,3番手で4コーナカーブしてこれから直線コースへと入っていきます。その後ろからマジカルフェアリー、内にスターウェーヴ、外目からトータルクラリティで直線に入っていきました。

逃げるシンフォーエバーのリードが2馬身、2番手にはスリールミニョン、内から並んでくるジョリーレーヌ、2頭の後ろは2馬身離れてマジカルフェアリー、その外からトータルクラリティ、馬場の真ん中スターウェーブで3頭固まっています、直後にモジャーリオ、並んで外キタノクニカラ、ぴったりとプロクレイア、外に持ち出してコートアリシアン、離れてケイテンアイジン、

各馬横に広がって前は変わらずシンフォーエバー、2番手にあがるジョリーレーヌ、外からはトータルクラリティ、残り200を切って粘るシンフォーエバー、トータルクラリティが2番手！2頭の間からスターウェーブ、大外からコートアリシアン！ここで先頭はスターウェーブ！スターウェーブに変わる！2番手はトータルクラリティにコートアリシアン！スターウェーブ先頭でゴールイン！！』

◎③スターウェーブ

メイクデビューは直線向いて他馬の動きを見る余裕がある手応え。内にいたルメールライトと差が縮まりそうになるが突き放す勝負根性を見せていて初戦としてはとてもいい内容だった。これなら200m距離延長しても大丈夫でしょうか。馬群を捌く時に騎手の指示にすぐ反応するいい所をみせていた。新潟馬場が速いが1.22.9で走破出来た事は確か。

○⑨トータルクラリティ

スタートが少し悪く道中で行きたがりも見せて暫く口を割っての追走。それでも直線むくと鞭うたれても真っ直ぐ走り、ゴール前で内に寄れたがまだまだ奥がありそうな感じで着差以上に強いのではと思う。日曜雨予報になっているのでバゴ産駒だけに得意そうではあるし、オレンジ帽で外からいい位置とれそう。

▲⑥コートアリシアン

サートゥルナーリア産駒には期待しているのでこの馬は気になる。新馬戦はスタートでよれて内に馬にぶつかって見えた。最後方からリカバリして馬の後ろ中団で追走。掛かりそうでかからない感じがとてもよい。直線は右手前ながらじわりと上がってきて、残り200くらいで手前替えてからの加速は素晴らしく、あの脚は忘れてはいけない。

△①ジョリーレーヌ

メイクデビューは超スローペースで瞬発力勝負になった。パトロールビデオみるとい解るが脚の運びと回転が他馬より優れているのがよく見える。勝ちタイム1'39"9はほんとに遅いのでこのレースでは1'33"-1'35"で走破しないいけないので縮める必要があるが、追い切りや動きを見ると全く問題ないと思う。

△②スリールミニョン

てっきり小倉2歳にいくと思っていたがここを使ってきた。一度マイルを経験するのはこれからの適正を見極める意味では重要。メイクデビューでは好スタートから2番手追走で行きっぷりがよかったが4角手前の手応えでこれは馬群に沈むかと思ったが直線半で伸びてきて勝利。ただ2着馬とクビ差で斤量2kg差、しかもゴール前の勢いみるとマイル長いでしょう。ミスターメロディですしね。

△④シンフォーエバー

メイクデビュー危なげなく勝利。軽いフットワークでとても軽快。コーナは逆手前だったり、直線向いてからは右に張る所があったり幼い。能力だけで走っている。血統からはダートになるが、いきなり芝でこれだけ走ればいい意味で悩みそう。逃げるのわからないがブルー帽だけに外にいく馬がいなければ行くでしょう。

新潟2歳と言えば、2013年のハープスター。最後方から32秒5という異次元の走りで3馬身差の圧勝。まさかGIは桜花賞しか勝てなかったとは思わなかった。スタートに課題がなければ牝馬3冠の能力あったのに。スターウェーヴに期待したい。勝ったらコスモポリタン飲みたい。