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第91回 日本ダービーの発走です!

スキで葵ステークス

『今年もこの日がやってきました。競馬の祭典日本ダービーです。今年は牝馬レガレイラ参戦。メイショウタバル出走取り消しで、2021年に生まれたサラブレッド7906頭から選ばれし17頭です。ダービー馬の称号を得られるのはただ1頭。最後エコロヴァルツが入って態勢完了です。スタートしました!ばらついて出ました!

さあ先行争いですが、横一線から⑪番シュガークン、そのあとは⑫番シックスペンス、⑬番シンエンペラー、内からは⑤番ダノンデサイル、⑨番ダノンエアズロックも前へと行きます。先頭は⑪番シュガークンとダービー6勝の武豊、1馬身差で⑫番シックスペンスと川田将雅、2馬身差で⑬番シンエンペラーと坂井瑠星で1コーナをカーブしてきます。1馬身差で内から⑤番ダノンデサイルと横山典弘、並んで外に⑨番ダノンエアズロックとジョアン・モレイラ、その外に皐月賞馬⑮番ジャスティンミラノと戸崎圭太でまもなく向正面です。

直後に⑰番ショウナンラプンタとダービー初騎乗の鮫島克駿で向正面にはいります。内に⑭番ゴンバデカーブースと松山弘平、2頭の間から⑧番アーバンシックと横山武史、内には牝馬の②番レガレイラとクリストフ・ルメールで1000mを通過いしていきました。

半馬身内で③番ジューンテイクと岩田望来、2馬身差で①番サンライズアースと池添謙一、並んで外⑥番コスモキュランダとミルコ・デムーロ、更に外⑦番ミスタージーティーと藤岡佑介、後方は2頭内で④番ビザンチンドリームと西村淳也、外に⑱番エコロヴァルツと岩田康誠で3コーナカーブで残り1000m。

先頭はシュガークンでリードは2馬身、2番手シックスペンス、直後にシンエンペラー、内にダノンデサイル、その外にダノンエアズロック、1馬身後方にジャスティンミラノ、ここでコスモキュランダ捲りかげんで上がってきます。動いたミルコ・デムーロ!ジャスティンミラノの後はショウナンラプンタ、外からゴンバデカーブースとアーバンシックが追走していって4コーナカーブ、その後ろから手が動いてレガレイラです。さあ4コーナカーブいて直線に向かいます!

先頭変わらずシュガークン、追い込んでくるシックスペンスとシンエンペラー、外からはジャスティンミノラが上がってくる。残り400をきって間から懸命にコスモキュランダ、さらに外からシュウナンラプンタも追い込んでくる。内で粘るシュガークン、外から一気に2番手に上がるジャスティンミラノ!!坂を登りきって残り200!ジャスティンミラノ先頭に替わる!外からショウナンラプンタ!内で粘るシュガークン、漸く上がってくるレガレイラ、大外からアーバンシック!ジャスティンミラノ!ジャスティンミラノ!外ショウナンラプンタ!ショウナンラプンタ!並んだ!並んだ!並んでゴールイン!!!!』

◎⑰ショウナンラプンタ

新馬戦は少しスタートで遅れて後方からの競馬。直線は途中から鞭を止めてもしっかり伸びての勝利。東京スポーツもスタートで出遅れて後方から。ラチを怖がり外に寄れる幼い面があった。直線でも左にモタれ追いづらそう。先行した馬が残る展開で4着は評価したい。前走の青葉賞も後方から。左に寄るのは変わらず制御しづらい面も相変わらず。それでも最後アタマ差まで詰め寄った脚は素晴らしい。浜中タバル出走取消しでスローになれば脚は残っているはず。ピンク帽?関係ないね。

◯⑮ジャスティンミラノ

新馬、共同通信杯ともにスローからの瞬発力勝負で勝ったので、流れる皐月賞では追走に厳しいと思われたが終わってみればリズムよく追走しての勝利。モレイラキュランダとはクビ差だったが差し有利な展開で交わした事考えると着差以上に強いと思う。乗りやすい感じはするし、総合力で他馬より抜けている。馬券内は堅い感じはする。あとは戸崎と位置取りのみ。

▲⑪シュガークン

これまでの勝利はこの馬に向いて展開で終始内を回ったり、馬場有利な所を通ったりと総合的にあまり評価はそれ程は無い。青葉賞とダービーの違いは中盤のラップタイプ。残り1000くらいて格馬動き初めるゴールまで11秒刻んでいく。そういう意味ではこの馬の加速より速いので自ずと置いていられてしまう。ただ浜中タバル出走取消でこの馬が逃げる形になればややスロー~ミドルで流れて3着粘れる可能性大いにある。

△②レガレイラ

皐月賞は残り600からの追い出し。あの位置からではさすがに厳しい。それまでに少しずつ位置を上げていかないといけない。あと北村宏はコーナーリングがイマイチなのも少しロスしてしまいスムーズさにかける。それでいて6着は能力ある。上がり3F 33"9の脚を使っている事から瞬発力を見せてくれた。ダービーは皐月賞程のラップを刻む事はないので追走は楽になるし、残り1000mから11秒台ラップで流れるので得意な展開になりそう。ルメールに戻り東京2400mなら最高の競馬をしてくれそうだ。

△④ビザンチンドリーム

きさらぎ賞はピーヒュレクで勝つことが出来たのはやはり馬の能力は相当ある。しかも首上げてかなり行きたがりだったのにあれだけ伸びるとは。ただやっぱりまだまだ幼い。前走の皐月賞はピンク帽で痛恨の出遅れで3馬身差でのスタート。徐々に後方に取り付いて追走。4角では大きな不利があってバランス崩してしまった。あれでは仕方ない。そういう意味ではこの馬の本来の力を見せてはいない。そして明らかに広い東京はあっているし馬体から距離は問題ない。とはいってもやはりスタートに全集中してもらいたい。

△⑥コスモキュランダ

前走の皐月賞は中団後方からの競馬。高速馬場で差し切るのは難しい。なのでモレイラは600m前から追い出し開始して徐々に前との距離を詰めにいくが思った程進んで行かないので4角前で鞭を入れる。中山でそのスピードで右鞭入れて膨らまずコーナリング出来るモレイラはさすが。道中の位置取りの差だったと思う。弥生賞は捲りヨロシクデムーロが800から動き始めて持続力を見せて勝利。浜中タバル取り消しでスローになる。スロー、出遅れデムーロ、捲りデムーロのコンボなら間違いなく3,4コーナで動いてくるはず。あとはどこまで持続出来るか。

△⑧アーバンシック

京成杯はスタート合わず後方からの競馬。それでも向正面中間過ぎたあたりから徐々に動かしていき3,4コーナ中間では中団追走で4角を迎えた、あれで外に持ち出すかと思いきや馬場の真ん中を突いたことは大きく、上り3F 33"9は素晴らしい。2着だが勝ちに等しい内容と言える。前走の皐月賞もスタートがいまいちで後方から。それでも前にいた川田マンタルが3着に残る超高速馬場で勝ち馬と0.4秒差4着は高評価に値する。中山より広い東京は絶好。スワーヴリチャード産駒で距離がどうなるか。最終追い切りは抜群の動きに見えた。だからと言って調教が直結するかという事はないから競馬って難しいのですよね。

△⑭ゴンバデカーブース

ホープフルステークスは取り消しでNHKマイルて半年ぶりの実戦復帰。グリーン帽から外々追走。内前有利の中、馬場の真ん中から外から追い込んできて4着は負けて強し。Cコース替わりで内が有利でオレンジ帽は残念だが、追い切りは軽いながらラスト11”4でとても良い動き。スタートして隣の坂井エンペラーの動きで獲れる位置が決まる。

●ダービーのおもひで
1994 ナリタブライアン・・・ピンク帽から中団追走で直線外から圧勝。まさにシャドーロールの怪物。
1996 フサイチコンコルド・・・3戦目でダービー馬!ラムタラの再来!?1円も買ってないよ。
1998 スペシャルウィーク・・・豊ついにダービージョッキー。2着河内で万馬券的中。
2004 キングカメハメハ・・・変則2冠。57"6のハイペースで中団前追走からの差し切り勝ち。いやいや強すぎるよ。
2010 エイシンフラッシュ・・・超スローの瞬発力勝負。32"7で差切り。
産駒にもキレキレは伝承。
2020 ドウデュース・・・ダービーレコード。本来マイラーだと思っているのでこの勝利は能力がほとんど。

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