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2年前の亡霊(セフレ)からのLINE

2年前に関係を持った男から突然連絡が来た。
この男は3回ほどだけ身体の関係を持ったのだが、もともと知り合いの知り合いだったので、疎遠になった。
というより、その男はとても自己中心的なセックスしかせず、もうあまり関わりたくないと思い、離れたのだ。

彼については過去に触れた方がある。
記述した記事はこちらを見て欲しい。


3回ほどのプレイでも、性的な快楽はおろか、人間としての潜在的な恐怖を感じた私はなんとなく距離を取った。
まあもっとも、相手から穴としか見られてなかったため、連絡が来なくなるのは当然の経緯だった。

しかしそんな元セフレから突然LINEがきた。

「久しぶり!元気にしてる?」

なんというテンプレ通りの連絡だろうか。
ヤリチン男が関係を復活させたいときの常套句である。
なぜ、男が過去のセフレに連絡する時のLINEの文章は、ほぼほぼこれなのだろうか。

ヤリチン男には皆同じ教科書かマニュアルでも配られているのだろうか。

だとしたら、「第3章 切れた関係を復活する方法」の1行目にこの文章が書かれているにちがいない。

今は未読を決め込んでいるし、今後も開くつもりはない。

なぜ削除しないかというと、後になって送信取り消ししたりしないか?をワクワクしながら心待ちにしているからだ。

連絡が既読になるよりも、未読のままの方が人は気になるらしい。

まあせいぜい気にしながら連絡を待てばいい。
そのメッセージに既読がつくことはない。

話を戻そう。

彼は出会った当時確か26-28歳くらいだったと思う。
ということは、2年経った今は28-30歳くらいだろうか。

こんな歳になっても女に連絡をするなんて、独身に違いない。
いい気味だ。

いや、既婚ならもっと最悪ではあるが。

そんな歳になっても女遊びをしているなんてちゃんちゃら笑える。
私の身体を無碍に扱った男なら、尚更気の毒で仕方ない。

きっと大切な人も見つからず、大切にしてくれる人も見つからず、過去に関係を持った女に連絡して回っているのだろう。

新規の女を開拓できないのか、しないのか、分からないが、それでも2年前に関係を持った女に連絡してくるなんて、さぞお粗末な人生を送っているに違いない。

男よ、言っておこう。
私はそんな過去の男に連絡を返すほど浅い女ではない。

私はとっくに遠く離れた場所に引っ越して、素敵な人と出会って、日々を過ごしている。

貴方のLINEの名前、フルネームだけど、漢字の読み方ももう思い出せない。

男よ、言っておこう。
過去の女に連絡するのは1番浅ましくて愚かでみっともない。
貴方が連絡をした女は、貴方の年齢や名前すらもう覚えてすらいないのだ。

ただ、一つ助言をしてあげよう。
一旦関係が切れた相手に再度連絡を取りたい時は、5ヶ月が効果的だそうだ。
それよりも短くても、長くても、よくない。

貴方の場合は、長すぎた。

さようなら、亡霊さん。




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