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29年間O型だと思って生きてきた


はじめましてアリーです。
プロフィール名つける時、謎にテンションが高かったらしく、
やたらiが多いですが気にせずアリーと呼んでください。

さっそくですが、
29年間ずっとO型だと思って生きてきた私の
本当の血液型が今日、B型だと判明しました。

しばし、お付き合いいただけると嬉しいです。


血液型占いってあるじゃないですか。
Aは几帳面で、Bは自己中で、Oは大ざっぱで、ABは自由人みたいなやつ。

あれ、大体、小3くらいで流行るんですよ。
誰かが、図書館から血液型あるあるみたいな本を借りてきて、
みんなで、『〇〇ちゃん何型ー?』みたいなやつ。

案の定、私もその手下にかかり、
自分の血液型を知らなかった私は学校から帰り、即親に聞きました。
『私、何型なん?』って。
そしたら、『ちゃんと検査してないけど、O型かB型』って言うんです。

急に2択を与えられた私は
そりゃあ、選べるんだったら
O型しかないでしょうということになり、

その日から私はO型になりました。

友人から、『何型?』と聞かれたら
O型と答え、B型かもとは一切口にしませんでした。

そして、次第に自分はO型な人間なんだ
おおらかな人間なんだ
多少ガサツでもいいんだと信じて疑わず、
それなりにO型らしい人生を満喫してきました。

そんなこんなで、18で上京し20で就職。
結婚も出産もせず一人でのうのうと東京ですごしてきましたが、
私のO型人生にある異変が起きました。

突然、自分がなんなのか分からなくなったのです。

なんでもいいから自分がなんなのか示してくれる指標が突如欲しくなったのです。
(ないですか?笑 そんな夜)

思春期の頃だったら、病むーとか
そんな表現になるんですかね。
リアルとかで呟いちゃったり。

話逸れましたが、

そんなわけで、私は藁にもすがる思いで、
自分の血液型であるO型を調べることにしました。
『O型性格』で検索して、でてくるものを片っぱなしから読みました。

O型はおおざっぱで(うん。当たってる)
社交的で(うん。調子がいいときは)
友達がたくさんいる(いや、いないな)
常に心が広い(いや。広くない。)


自慢じゃないですけど、どちらかというと
私は心は狭い方で、親しい中になるには時間を要する人間です。

当てはまることもあるけど…
当てはまらないことが多い。

そんなんじゃ、病むーから解放されなかったので
第三者の人間に私がO型に当てはまるか見てもらいました。(いい迷惑だな)

第三者が言うには当てはまることもあるけど、
当てはまらないこともある。
と言う結果でした。

まったく参考にならなかったので、
私をよく知る友人にも聞いてみることにしました。

友人曰く、当てはまることもあるけど、
当てはまらないこともある。と言う結果でした。

到底、納得できなかったので
私は、もう一つの可能性にかけることにしました。

そう、忘れかけていた
B型と言う可能性に。

友人にB型の特性が私に当てはまるかどうか見てもらったところ、O型よりは当てはまることが多かった。
という結果でした。

その日は友人と別れ、ゆっくりお風呂に入り
ベッドの上でB型の特性を見てみました。

B型は、
興味があることへの集中力はすごくて
興味がないことは頭に入らない
めんどくさがり
楽天的
ノリが合わない人とは過ごせない
変なとこで几帳面
つまらないと感じると顔に出る
仲良くなるのに時間がかかる
急にやる気になる
と思ったら急にやる気がなくなる
おだてられると調子に乗る
一人の時間が必要
寂しがりやな一面も



モロ、私でした。
びっくりするくらいに全部が当てはまる。
私100%でした。


拝啓
小3の私よ、私はB型の特性にガンハマりしていたよ。
お前はあの時、突然B型かO型の2択を与えられ、
B型が嫌でO型を選んだが、お前はおそらく生粋のB型だ。


過去に送れるタイムカプセルがあったら、
そうメッセージを残したいくらいに衝撃を受けました。

しかし、特性が当てはまるだけじゃ、
本当にB型だとはわからない。
そう思った私は血液検査を受けることにしました。

AとBの液があって、自分の血を垂らすと
その血が凝固すると看護師さんが教えてくれました。

垂らした瞬間にBが固まって、
その凝固する血をみながら、私はなんとも言えない気持ちになりました。

因みにO型の場合はAもBも固まらないらしいです。

そう、私はB型でした。
29年目で知る新事実に衝撃を受けました。

一応、看護師さんに
血液型って変わることありますか?
と聞いたけど、変わらないらしいです。

そう、私はずっとB型でした。


小学生の時に書いたプロフィール帳にもO型と書いていた。
あぁ訂正して回りたい。

B型の母と兄をなんて自己中な人間だなと思っていた。 
とてつもない特大ブーメラン。

今まで、『O型です!!』
と自信満々に答えていたみんなに謝りたい。
でも、『一緒のO型だね♡』
と言っていたニートの元カレには謝りたくない。

と、色んな感情が渦を巻く中、
自分がB型だとわかり、なぜかホッとしている自分もいました。

血液型がすべてじゃないけど、
自分がわからなくなったときの1つの軸として
自分の特性が分かるのは非常にありがたいことだなと思い、検査してよかったなと思いました。

病むーからも少なからず解放された気がしました。

奇しくも、あと一ヶ月半で30になるタイミングで
自分の本当の血液型を知り、

新しい私デビュー

じゃなくて、

本当の私デビューしてしまいました。

いままでの
O型人生にさよならして
これからの
B型人生を謳歌してみようと思います。

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