少年の歌

いつの間にか歳を取って
メガネをかけ髪を染めひどく疲れ

毎日同じ電車に乗り
おなじ弁当を食べ同じ話をして

神様どうにかしてください
僕を助けて少年に戻して

一つだけやり直すことが出来るならなんて
そんなこと何もない人生だった

あのころはまだすべてが輝いて見えた
朝日の光や夕日さえも
笑い合える友達や家族もいた
目指していたものもあった
今じゃ思い出すこともできないけど

あーバンドがやりたい
バンドバンドバンドバンドバンド
俺がボーカルでそれ以外は何も決まっていないけど
とにかくバンドがやりたい
僕の歌を聴いてくれ
誰でもいいんだ
僕の歌を黙って聴いてくれれば

少年時代に戻りたい
そんな事ばかり考えるよ
やりたいこともないけれど
そんな事ばかり考えるよ


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