京成杯 1/16(日)-馬体見解と予想-

おはようございます。明け3歳戦が始まり、クラシック戦線に名乗りを上げるのはどの馬なのかということで、楽しみが増えてきました。
早速ですが、京成杯(中山芝2,000m)についてです。出走馬表を見る限り、基本的には人気馬がしっかりと強く、以下7頭、1~7番人気までで決まるという見立てです。
重賞2勝&朝日杯FS2着の実績を持つセリフォスから0.2秒差のアライバル。ハイレベル東スポ杯3着の実績を持つテンダンス、テンダンスに0.1秒差で勝っているヴェールランス。ホウオウプレミア、オニャンコポン、サンストックトンに関しては着差0.1秒以内。同舞台で強い勝ち方をしたロジハービン。

若駒のうちは「適性云々よりも能力重視」と言われがちですが、字面上の着差の数字が示すように能力拮抗となっているので、適性(今の中山芝2,000m)もしっかりと重視する必要がありそうです。
(皐月賞やダービーなど、3歳春になれば能力も当然、適性も同じくらい大事になってきます。このあたりは追々お話できればと思います。)

幸いにも上位人気の馬らが過去同じレースを使っているため、能力比較はしやすい状況です。しかし、成熟した古馬同士のレースであればこういった着差云々をもとに馬券を考えたいところですが、3歳戦の場合は古馬戦よりはそういった着差云々が参考になりにくいと考えています。なぜなら、2歳秋から3歳明けにかけては競争馬としての馬格や精神面など、デビュー後最初の成長期になるからで、成長次第でいくらでも挽回することができるからです。より新しい情報での正確なジャッジができればと思います。


以前までの記事では、馬体の見解を【形】【筋肉/完成度/動き】【馬場/距離適性】【所感】にて大枠構成していましたが、この書き方は辞めます。なぜなら、読者様に対するナレッジとして、シンプルに弱くなるからです。具体的にお伝えすると、「○○という形のため、距離適性は○○」や「○○という動き、○○という筋肉の造りをしているため、適性舞台は○○」といったように、文章一つ一つに理由付けがされていて、筋が通っている方が、理解もしやすいですし、応用が効きますし、面白みを感じられると考えるからです。

総合的な10段階「★」評価については引き続き記載します。

ここから先は

7,920字

¥ 400

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?