阪神JF 12/12(日) -馬体見解と予想-

こんにちは。いつも楽しみにしてくださる方々、ありがとうございます。読んでくださる方々にとって、より楽しみな阪神JFになりますようにという思いで記事を執筆しています。今回は特に前置きなく阪神JFの話に入りたいと思います。

馬体見解の前に、まずはコース概要についてです。阪神芝1,600mは、外回りコースに入るあたりから3コーナーまでに坂があり、3コーナーから4コーナーまではかなり緩やかなカーブ、残り600mあたりからラスト200mまでは下り坂、ラスト200mから一気の上り坂の後にゴール、となります。なお、直線は470mほどの長さとなっています。
馬場に関してですが、府中競馬場の芝であれば最高速度の速さと軽いフットワークでの長く良い末脚が求められますが、阪神競馬場の芝については馬場が重くフットワークにパワーも求められます。

上記コース概要から、コーナリング性能の良さなどでは誤魔化しが効かず、しっかりと1,600mを走り切るベースの体力はもちろんのこと、軽さよりもパワーを兼ね備えた持続性のある長く良い末脚が必要となります。
また、直線では団子状になるケースが多く、単調な持続性のある末脚だけでは勝ち負けが厳しく、ラスト3Fしっかりと上がりが使える瞬発性能も必要となります。

そんな阪神芝1,600mでのG1レースとなるわけですから、当然、総合的に能力値の高い馬が好走してきます。
では、出走各馬の馬体的な特徴を記載のうえ、どの馬の能力が高く、馬体的にも向いており、好走してきそうなのかをみていけたらと思います。

上位人気想定の馬以外から、ピックアップ馬として3頭出していますが、そのうち1頭については十分に好走できるチャンスがあると思っています。

(前回までの記事では、1番人気想定の馬を無料ゾーンにて公開しましたが、今回は全頭有料ゾーンでの公開とします。ご了承ください。)

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