FACE感想文


ずっとずっとFACEを聴いて思った感じたことを、ちゃんと書き留めておこうと思ってそのままになってた。何でもすぐに忘れてしまうから。今のこの気持ちを後から思い出せるように書いておきたいと思った。

FACEはジミンさんの初めてのソロアルバム。
少し前から雑誌のインタビューなどで、
もう少し僕自身を出してもよいのではないかと思ってる
みたいなことを言っていたので、ソロアルバムが出ると知ったときは、お?ジミンさんいよいよ自分の内面を出すのかな?と思ってた。
でも見当もつかなくて。だってジミンさんってどんな人?ってわかるようなわからないような。もはやさっぱりわからないと言ってもよいかも。どんなジミンさんが出てくるんだろう?どんな曲を出すんだろう?想像もできなかったんだ。

ちょっとずつ情報小出しされて、ふむふむちょっと暗い曲?シンセポップ(←Like Crazy)?
うん。
ジミンさんの声が好きだからどんな曲でもいいだろうけど正直好みじゃない曲である可能性もあるわけで。でも普通にとてもワクワクしてた。

そしてset me free pt2。なんか壮大!パフォーマンスすごい!クセになる!歌い方が色々すぎ!
こんなすごい曲がメインではないという驚き。

そしてアルバム発売。Like Crazy。
なんだか懐かしいような曲。クセになる。中毒性がある。
1曲目から聴く。とても良い。
コンセプチュアルなアルバム。
1から通して聴くのが良い。
コロナ禍(だけではないと思うけど)に一変したジミンさんの世界と喪失感。やけくそになってそれでもそこから抜け出す。そんな物語。(だよね?きっと)
私、歌詞は後から翻訳されたのを読んだりするけどもまだしっかり自分の中に落とし込められてなくて(落とし込められた歌詞というものがもはやないかもしれない)、ぼやっとしか受け止められていない気がする。
それでも。
良いアルバム。好きになった。好き。
こんなに曲をアルバムを好きになるなんて正直思ってなくて。意外だった。ごめんジミンさん。

暗いアルバムって聞いてたのに今ジミンさんのこと心配してなくて。それはこのような形で表に出すことができたからかな。そしてジミンさんがひとつ憑きものが取れたように見えて。それでも、つらかったその時の心境を思うとぐっとなるところもある。そりゃお父さんは泣くと思う。

私がバンタンを知って好きになったのは2021年の年初め頃だと思う。だからもうコロナの後だったんだ。だから急激に変わってしまったリアルタイムでの彼らを知らない。
私が印象的だったのは、「BTS MAP OF THE SOUL ON:E」のDVDを見たとき。ジミンさんコメントの時泣いてた。その後のソウジュやオンラインコンサートの時もずっと、泣いてはなかったけどジミンさんは満足いってなさそうに見えた。
こんなの本当じゃないって。
観客席にアミがいて、バンタンはステージに立って、お互い顔を見合わせ声をかけあう、それが本当でしょう?って言ってるようだった。

正直、私はコロナ以前の彼らを知らない。
だからこんなジミンさんにちょっといらついてもいたんだ。こんなこと誰にも言えんけども。書いてるけども。
自分は病院勤めで、コロナによって仕事内容が大きく変わったわけではなく、逆にコロナとどう立ち向かっていくかっていう立場だから、ジミンさんに対して、いつまでコロナにメソメソしてんだよ!過去を振り返るんじゃないよ、今に目を向けようよ、て思ってた。
でもきっと彼に彼らにとってはそれが大きなことだったよな…とも思えてきた。変わりすぎたもんね。毎日世界中を飛び回って歌って踊ってたくさんの人に会って。それが一変したんだもんね。
本当に理解はできてないと思うけど、そうだよなぁとは思う。

そんなつらい時期を乗り越えての曲たち。
ジミンさんの心の内を出した曲たち。
きっと素直に曲がとっても良い。
こんなに何回もリピートするようになるとは思わなかった。

自分の人生において、やけくそになったことも酒や男や何かに溺れたこともないように思う。
なのになんでこんなにこの曲に惹かれるんだろう。ずっと私 Like Crazyに酔ってる。本当に。酔ってるよ。

そして隠しトラックのletter。
これはまた他の曲とちがう位置付けだ。
アルバムカムバの時のツイッターTL見てたら、ネタバレでこの曲が上がってきてて、ちらっと聴いただけなのに涙が出た。ジミンの優しい声。歌詞も分からないのに泣いた。
そしてその後歌詞を知ってもまた泣けた。
この曲の歌詞を知りたいとアルバムブックレット?のletterのページを必死に見ながら紙に書き写してたんだけど、後半の一部分の韓国語の意味がわかって、そのとたんわんわん声をあげて泣いた。こんなに泣いたのいつぶりってくらい。私疲れてたのかなどうしたのかな。

普通に歌詞も素敵でジミンさんがいつも話してくれている言葉な感じで、曲も良く歌い方も好き。波の音もいい。次第に盛り上がっていくのもいい。コーラスお化けのジミンさんのコーラスもとてもいい。そこにきてジョングクのコーラスだよ。最後にジョングクだよ。何だよ泣けるよ。

これはアミへの手紙、ということになるのかな。初めて聴いたときに、ジミンさんの大事な人への気持ちがこもった曲だなと分かった。
でもね、誰かが同じようなこと言ってたと思うんだけど、その中に自分が入ってると思うのはおこがましいように感じてしまうんだ。アミ、という言葉も同じ。あ、私、いわゆるダイナマイト勢というやつなんですけど、アミって名乗っても大丈夫ですか?て感じなの。私のことはちがうよね?ジミンさん?って。
でも普通にジミンさんの想いが伝わる素敵な大好きな曲。特別。


なんか長すぎて何を言ってるのかわかんなくなってきたし何を言いたかったのかもわからんくなってきたけど流石にこんな長文はツイッターではうるさすぎるのでこちらに書きました。
今はユンギさんで盛り上がってるし。
私はまだ乗り遅れてる。

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