調声晒し投稿祭のあとがき(ホシアイ)
調声晒し投稿祭2022( https://maiko3tattun.wixsite.com/edit-expose-fes )の感想
調声済データと一緒に見るといいと思います、きっと
カバー: https://www.nicovideo.jp/watch/sm40024222
調声済データ : https://bowlroll.net/file/272754
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ホシアイ
本家 ホシアイ/ レフティーモンスターP https://www.nicovideo.jp/watch/sm18164676
女声キーのオケを使ったので当然女声で調声するし、4パートあったので4人使っている
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2小節目
「にゆく」
地味に全部ちょっとずつ子音が長い気がするので全部ちょっとずつ子音短くした方がいいですな
デフォルトの子音、長いがち(デフォが短すぎてどうにもならんよりはいいけど)
3小節目
「よ」
普通にデフォルトのビブラート使えばいいやんけと思ったのでデフォルトのビブラートを使っている
こういうところをノート分割ででかめにしゃくりたくなる人間なのでノート分割もします
「br」
語尾を上げながら息を吸う
男声は下に、女声は上にという気持ちでやっていることが多い
「い」
テンション下げて弱めてもよかったかもしれぬ
4小節目
「ま」
小節またぎのしゃくりをする
ビブラートはノート全部にかけなくてもいいんだよな~ということを突然思い出したので途中からかけている
最後が上に上がるように書いているのは、女声なので上に上げていくということで(Ryoなら下げているはず)
5小節目
「を」
子音をhにしてなんか「お」ではないなという気持ちにしていく
ビブラートかけながら次の子音で下げていく
なんかこういう歌い方するだろうな~と思ってやっているがこの感覚がどこからきているのかは不明
「どって」
ここの促音は次の子音で、なんかここも下がるだろうなと思って下げましたが理由はよくわかりません
6小節目
「よ」
しゃくると思ったのでしゃくりました
「る」
ちょっと長いかもしれない
次のnのタメをあと64分分くらい伸ばしてもいいかな~
7小節目
「の」
下から入ってビブラートかけつつ次の音に向けて下げていく
4分音符で山谷山谷くらいの感覚、意外とほかの曲でも使えそうな気がしている(要検証)
(普通にさんすうするべきだと思うが、BPMによるちょうどいいビブラートの周期とかもなくはないのかな~という気持ちもあるが、めちゃくちゃ遅いとかめちゃくちゃ速いとかになるとやっぱりおかしくなるので……)
「み」
拍跨ぎのしゃくり
もともと同じ高さの連続ではあるが、ここがしゃくりどころさんという感じ
しゃくりつつビブラートもかけていくのであんまり同じ音の連続という感じはなくなっていく
8小節目
「む」
逆に、小節またいでしゃくらない
息吸いたいのと、しばらくでかいしゃくりが続いているのでここは敢えてしゃくらない
9小節目
「ち」
この辺のビブラートの周波数はちょっと高めになっている
たまにあったらアクセント、頻出するとくどい
「まで」
やりがちなしゃくりのかたち
「で」の16分目で全音上上げを入れてもよかったかもしれないし、さすがにくどくなるかもしれない
10小節目
「にもな」
2小節目にもあったがここも子音が長い気がする
13小節目
「て」
ここ最後のビブラートでほぼ半音上がりみたいになってるが子音に思いっきり被ってるので普通の子音上げみたいになってそこまで変じゃない感じ
14小節目
「さ」
女声は上げるって言ってたのに普通に語尾下げとるやんけお前
すみません
15小節目
「り」
ここは、しゃくるやろ(手癖)
17小節目
「ひいて」
9小節目でやろうかな~と書いてたやつ、ここでやっている
しゃくるとき、前の音から全音下がってきた後に16分くらいの感じで元→全音上→元くらいの揺らし方をする、こいつのことを個人的にはカゲプロと呼んでいる(本当にカゲプロに出てくるかは全くわからないが、わしの中でこいつの名前はカゲプロ)
18小節目
「さあ」
カゲプロ(上述)
19小節目~
「あ」
SynthVのロングノーツの自動調整って微妙なので手で書いたろ!と思って書いたら発狂しました
実はパラメーターにピッチベンドエンベロープというやつがあり、ノートプロパティのビブラートに追加でなんかいろいろでき、これを使うのが大正解っぽいです
裏のChorus
わしが使っているSynthV Proはなんと日本語音源で英語を歌うことができるマジの異常ソフトウエアなんですが、日本語でなんちゃって英語にしました
なんか最初に開いた時にこれはこれでかわいいよなと思ったので発音記号いじるのとデフォのビブラートくらいしかやらないでそのままの感じにしてみました
27小節目
「br」
息吸うところ、ここか~?と思ったがあとの方まで見てもフレーズ中で息吸えないからしょうがない
28小節目のsで吸うのがスマートではあるが、ついなちゃんがうまく発音してくれなくなっちゃうので
別に息なんて吸わなくてもいいんですけどね
「cl」
clのことをあいうえおの子音だと思い込んでいる一般男性
28小節目
「ぐ」
低いけどいけるかと思ったら行けた
こういう低いところはビブラートかけるといいって聞いたことありますけど
ここで息吸えるといいんだけど発音が微妙に詰まりやすいので何とかしてくれ~(人間は息吸うのとsを混ぜると長いフレーズ中にこっそり息吸えて歌いやすいらしいですね、できたことないですが)
30小節目
ここは切りたいが次のbrはそんなに伸ばさんというとき、ちょっと困る
こういう時にsilを使うとちょっと良い可能性があるんですねぇ~(普通の短い空白はclになり、clはなんか途切れ感が強いことがある)
31小節目
やっぱり息吸わなくてよかったかな~という気持ち
息以外もなんか子音が強かったりピッチがびみょかったりしてそうだが
37小節目
「し」
子音のみの無声化
さしすせその子音はしだけshなのでこれだけ覚えたら帰ってください
さすぃすせそ、しゃししゅしぇしょ
SynthVはいつでも発音記号で編集できるがVOCALOIDは発音記号編集するためにはalt+↓を押さないといけないんですねぇ
CeVIOも発音記号の編集はできたはず
40小節目
「なんども」
ついにメロが変わりサビに向けて(次Bだけど)盛り上げていくぞという気持ちになっていく
盛り上げていくぞという気持ちのピッチ(dの子音下げとか大きめのしゃくりとかビブラートとかはそういう気持ちでやっている)
41小節目
「が」
思い切りがよすぎるんじゃ
上下に動かす3回切るタイプのしゃくり(VOCALOIDのノート分割やってないとわからない表現をするな)、そのままビブラートかけながら次の子音のmのタイミングで上げて子音上げにする(次はしゃくるし)
途中でハイフンの分割が入っているのはmで分割しようとしたら強すぎたので止めたときの名残だと思われる(切る必要は特にない)
42小節目
「けい」
上昇するタイプのビブラート(ただし周波数が高すぎる)
もうちょっとなんとかしたい気持ちもありつつ、大体想定した感じになっているのでこの辺で止めている(あんまり弄ると戻せなくなってしまう)
「い」のノートを上に上げて語尾上げにするとそれ自体の音程があるせいですごいことになってしまうのでさりげない語尾上げはこんな感じでやっていくか、後ろのノートで引っ張る感じにするとかしないといけないですな
43小節目
「び」
この辺からゆったりしたノリになるがクソでかしゃくりをしまくっている
クソでかいしゃくりをやりまくるときはハモリも合わせて変えた方がよい(メロに当たるので)
クソでかいしゃくり→途中でビブラート
45小節目
「え」
子音にhを足して発音を変えている
ちょっと上から入ってビブラートを書ける感じにしているが、微妙に浮ついている(次に来る「て」のせいのような気もするが)
46小節目
「の」
めちゃくちゃビブラート書いてるけどほぼyに被ってるしあんまり意味なさそう
yはそこそこ音程あるけど子音中のピッチ変化どうなってるんだろ
47小節目
「まって」
子音タメ、しゃくり、アクセント+裏声気味+ビブラートのha、子音でタメて促音
48小節目
「た」
前後が結構いろいろ書いてるのでここは薄味でもいいんじゃないかな、しらんけど
50小節目
「い」
曲はじめのサビもおなじのあるが、cl入れてるのでちょっと違う
最初は抑え目、サビはパワー
52小節目
「ま」
最初の部分としゃくる大きさが違うのは、最初の部分はスケールを間違えているからですね
全然気づいてなかった
「を」
cl入れてる
パワー
57小節目
「で」
カゲプロ(上述)をやろうとしているが、そのあとのビブラートの周波数が高くなってるのでなんか安定しない感じになっている
61小節目
「だけ」
だ→けのピッチ引っ張られる感じは出したかったがこれだと子音短いかもしれん
kを64分分伸ばすのがよいですな
63小節目
こういう高いところはビブラートかけるのがよいと思いますが最初のところだとしゃくりにしている
どっちもありだが、調声してるときあんまり俯瞰できてないからこういうところでなんとなくそうみたいなことをやってしまう
せっかく同じフレーズ2回やってるならもうちょっと検討してから選択するべきなので
65小節目
「わ」
カゲプロ(上述)
57小節目よりビブラートが遅いのでそれより安定して聞こえる
なんでこっちできてるのに51小節目直してないんですかね
69小節目
「あ」
長いノートのビブラートに困った人間なので無理やり分割しているがビブラートエンベロープを使えば分割する必要はない(最初から全部にビブラートかけてかけたくないところを0にすればいいだけ)
VOCALOIDでジョブプラグインのサインビブラートを使うときはかけたいところだけ分割してからかけるという手段をよく使っている(が、ジョブプラグインはV4以前(しかもピアプロスタジオは非対応)、かつジョブプラグインの配布自体ページが消えていてサルベージしないといけないので今からこの情報が役立つ人間は少ないのであった)
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SynthV女声はなんかもう全部ついなちゃんでいいかみたいな気持ちになりやすく、気を確かに持っておく必要がある
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