こども六法_中編_

【中編】名著「こども六法」を「はなさかじいさん」でわかりやすく解説

こんにちは、山崎聡一郎さんが好き過ぎて、会いにいこうと思ったら、財布に30円しかなかったいずみです。

今日も名著「こども六法」を「はなさかじいさん」の物語に合わせて、わかりやすく解説していこうと思います。

前回、次は後編です。と、予告させていただきましたが、尺が稼げそうなので、

今回は中編ということで、よろしくお願いします(無計画)

では早速、いきましょう・・・


あらすじ

前回、おじいさんは拾った小判を使ってしまうという、『遺失物横領』の罪で奉行所に連行され、10年もの間、裁判で戦い続けているというお話でした。


むかしむかし、あるところに、

ようやく奉行所から解放されたおじいさんとおばあさんと犬がおりましたとさ・・・

おじいさんたちはなんとか無罪を勝ち取り、自分の家に戻ってきました。


すると、となりの悪いおじいさんが、

「おうおう!どこいってたんや!!待ちに待ったで!!ちょっと悪いねんけど、この犬っころ貸してくれへん??明日、絶対、返すさかい・・・・ええか??・・・・は?なんて?よく聞こえへんかったけど・・・・そう、そうやな?おれがお願いしとんねんから・・・・当然やな・・・はっ!!!」

と、半ば強引に犬を連れて行ってしまいました。

悪いおじいさんの行為は、第223条『強要』、第235条『窃盗』、第249条『恐喝』に抵触する可能性がありましたが、おじいさんはなんとなくスル―することにしました。


次の日、犬は変わり果てた姿でおじいさんの元に帰ってきました。

悪いおじいさんは全く反省の色が無い表情で、

「悪い悪い。・・・あれや、この犬っころが噛んで来よってん!!・・・ほんまやで!!・・・あっ!見てや、この傷!!」

と右手を見せてきました。

その傷は、どこをどうみても犬を殴りつけた時にできた傷でした。

悪いおじいさんの行為は、犬はあくまで物としてカウントするため、第236条『強盗』、第261条『器物損壊』に抵触する可能性がありましたが、おじいさんは、それもなんとなくスル―しました。


その後、おじいさんは犬を家の木の下に埋葬してあげました。


その夜、犬が夢の中に現れて、

「おじいさん、私が埋まっている木を切って、・・・・あれ、なんだっけ??・・・・・お餅をぺったんぺったんする・・・・あー・・・・えーと、あれです。わかりますよね??あれです、あれをその木で作って下さい。そして、お餅をぺったんぺったんして下さい・・・Let's make rice cake!!!!!!!!」

と言いました。


おじいさんは犬が夢枕に立ち、しかもしゃべる。という、ミラクルがおきたことはとりあえず忘れて・・・

犬に言われた通り、お餅をぺったんぺったんするやつを作りました。


次の日、おばあさんと、お餅をぺったんぺったんしていると、

また小判がざっくざっくと出てきました。

おじいさんは10年前の教訓を生かし、その小判を自分のものにすることは危険だと判断し、悪いおじいさんや村のみんなに全部配ることにしました。


次の日、また当たり前かのように、お殿様がおじいさんの家にきました。


おじいさんは、

「こ、今度は何じゃ?今度も何も悪いことはしちゃおらん!!お餅をぺったんぺったんしてたら、小判がたくさん出てきたから、それを村のみんなで山分けしたんじゃ!!・・・・本当じゃぞぉ!!」

と、今度は大丈夫だろうと思い、そう言いました。


しかし、お殿様は、

「いや、お餅をぺったんぺったんしているだけで、小判が出てくるわけ無いじゃん・・・バカなの??・・・そんなんでお金を稼げたら、真面目に働いているのがバカみたいじゃんwwwww」

と、草を生やしながら、当然のことを言いました。


おじいさんは、

「た、たしかに現実的じゃないかもしれん・・・が、本当なんじゃ!!信じてくれ!!」

と、言い訳する犯人みたいな感じで、そう言いました。


しかし、お殿様は取り合おうとはしません。

お殿様は、

「おそらく、前に拾った小判をどこかに隠し持っていたんだろう・・・
よって、刑法第254条『遺失物横領』、並びに256条『盗品譲り受け』の疑いで村の住人を全員、奉行所に連行しろ!!」

と言いました。


ざわざわ・・・(村人がざわざわしてる音)


お殿様が村人たち、みんなを捕まえようとしたその時・・・

悪いおじいさんが、何かを思いついた様子で、

「ワシらはそのおじいさんに騙されていたんじゃ!!・・・そのおじいさんが『仮想通貨』バブルで稼いだ小判だから、大丈夫だと・・・これは寄付として、みんなに配っているだけなんじゃ・・・と、そう言ったんじゃ・・・だから、ワシたちはその悪魔に騙されていただけなんじゃよー!!!」

と、言いました。


すると、村人たちは我先にと、「そうだ!!」「俺たちは騙されただけだ!!」「この悪魔め!!!」と、おじいさんに石を投げました。


おじいさんは石が頭に当たり、血が出ました。

そして、その石が飛んできた方向を見てみると・・・

長年連れ添った・・・おばあさんの姿がありました。


それを見たおじいさんは、

「・・・この世はクソじゃ・・・もう誰も信じぬ・・・いつかこの者たちに悪の鉄槌を!!!」

と、魔王みたいなことを言い、また、奉行所に戻っていきました。


めでたしめでたし・・・

(後編へつづく)


まとめ

さて、いかがでしたか??

ついにおじいさんがダークサイドに落ちちゃいましたね(笑)

一応、原作のつづきを説明しておくと、


燃やした臼(お餅ぺったんぺったんするヤツ)の灰を、

花が無い桜にまいたら、桜の花が咲いて、

それをみたお殿様がとても感動して、

おじいさんに褒美を与えるって内容。。。ですが・・・


もちろん、そんな平和な結末は用意しない予定です(笑)


さて、次回、後編もブイブイ言わせていこうと思いますので、

また読みに来て下さい。

きっと、世界一無駄な時間が過ごせると思います。

ではでは!!

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