正直言って今の状況はラッキーだ。
2020年4月1日。
今働いている阿蘇び心というゲストハウスでこの日に休館を決めました
ちなみに決定したのは3月31日の20時
3月に入ってから知り合いの宿がぽつぽつと「休館します」とTwitter上で報告を見ながら、
「うちはどうするんだろう」と思いながらいつも通りの日常を送ってました
オーナーには「ゲストさん来なくても開け続けるよ!」と言われてたので
それに従い、内心は不安に思いながら仕事していました
さて、4月1日から休館し始めましたが仕事は相変わらずやっています
完全リモートワーク。つまりPCあるいはスマホでコツコツと。
早1週間が経ちましたが、正直に言ってしまえば、この生活も好きです
その理由は主に3つ
① 今まで出来なかったことが出来る
② 自分と向き合う時間がより多く取れる
③ お金を貰いながら、自分のスキルアップの勉強ができる
順番に詳細を語りますね
① 今まで出来なかったことが出来る
コロナウイルスによる休館前の仕事内容や時間は以下の通りでした
7時半前:起床
7時半~10時:地域清掃、メールチェック、チェックアウト見送り(その間にタイミング見て朝ご飯)、ブログ仕込み、当日の予約確認
10時~12時:館内清掃
12時~15時半:昼休み(お昼ご飯、シャワー、仮眠)
15時半~16時:チェックイン準備(チェックイン道具の用意、茶香炉、ベッド確認など)
16時~21時:チェックイン(平均20分)、観光案内、ゲスト応対、SNS仕込み、予約メール返信、イベント企画、口コミ返信、OTA見直し、新プラン作成etc…
21時~23時:ゲスト応対、夕ご飯
23時:消灯。就寝
ざっと書き出してこのくらいです。日によって仕事内容は変わりますが、大体こんな感じです。
作業したくても最優先はゲストさん。もちろん、話しているときはそちらに集中し、満足してもらえるように努めてますが、頭の片隅には「あれやらなくちゃ。あの書類をまとめたいな」などとついつい考えちゃうんですよね(笑)
優先をゲストさん応対にしている以上、作業や自分のための時間を取れないのが課題でした
唯一の休憩は昼休みの3時間半。でも体力回復やその日の準備などを優先していたため、特に自分の時間はまったく取れていなかったのです
② 自分と向き合う時間がより多く取れる
これが一番大きいですね
コロナ前、まったくと言っていいほど取れてなかったその時間が取れるようになったのは本当に嬉しい
自分自身の宿を立ち上げ以降は、おそらく今以上に自分の時間を取るのは
厳しくなるでしょう
だからこそ宿立ち上げ前に自分の時間が欲しかった
今は仕事しつつ、「将来の宿について」や「自分はこれから先どうしたいんだろう」と考える時間を取っています
③ お金を貰いながら、自分のスキルアップの勉強ができる
これは本当にありがたい話です
コロナの影響を受け、休館すると伝えられた際、正直クビになるんかなと思いました
経営者からすれば一番大きい出費は人件費
休館にすれば、それを削りたいと誰もが思うでしょう
しかしオーナーは借金をする道を選んだそうです
また今はSNS上での情報発信に力を入れています
(どんな内容を学んでいるかは後日記載)
元々、SNS発信に力を入れたいと思ってた私にとっては願ったり叶ったりの話です
学校にはお金を払いながら勉強していました
ですが今はお金を貰いながら勉強しています
ますます学校に行く意味が分からなくなりますね
宿やりたい人はこの状況をどう捉えるか
自分自身含めて、「将来ゲストハウスを立ちあげて経営したい」と考えてる方、まったく悲観する必要はありません
むしろプラスなことの方が多いです
今回のコロナウイルスによる影響は以下のとおりです
ーマイナス面ー
・閉業を余儀なくされる宿が出てくる
・外出自粛により宿に泊まりに行けなくなる
ープラス面ー
・競合する宿が減る
・「この状態で全国の宿がどのような行動をするか」を勉強できる
・時間があるので、宿以外の学びたいことをとことん追求できる
・宿やっている人とオンラインで話せるようになる(Zoomなど使用)
・自分の宿像をイメージする時間を取れる
ざっと思いつくままに書き出してみました。ほかにもあったらぜひ教えてください
このように悲観する必要はなく、むしろ「この状況をどう味わうか」が大事
私はとにかく自分のスキルアップとSNSの勉強に時間を費やします
「お金をもらいながら、勉強する。そして貢献する」
このような状況になり、勉強のために時間を費やせているのは本当にラッキーだと思います
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