見出し画像

「SHE AWARDS 2023」ーすべてのシーメイトさんに拍手を送りたい

半年ほど前のこと。
私はスマホで動画を見ながら、夕食の準備をしていました。
ワンルームのアパートで、胸の高さほどの冷蔵庫の上に、スマホを置いて。
画面の向こうには、自身のキャリアアップについて語る女性たち。

昨年4月に開かれた、キャリアスクールSHElikes主催のイベント「SHE BEFORE AFTER AWARD 2022」です。

気付けば菜箸を握ったまま立ちつくし、号泣していました。

その頃私は、キャリアに悩んでいました。
新卒で就職した会社で、自分なりに頑張ってきたつもり。
毎日へとへとになるまで働いて、会社や上司に求められたことに精一杯応えて。
でも、本気でこの仕事がやりたいとはどうしても思えなくて。

だからといって転職する勇気も、スキルも経歴もない。
やりたいことを仕事にする人なんてほんの一握り。才能と努力と運、全部ある人にしか叶えられないこと。
たとえやりたくなくても、何かしらやりがいを見つけて頑張るのが仕事じゃないか。

そんな風に言い聞かせて出勤する日々。
本音とは裏腹に、社歴が上がるにつれて責任や業務負担ばかり増えていく。


キャリアスクール「SHElikes」


そんなとき私が出会ったのが、キャリアスクール「SHElikes」です。
WEBデザインやライティングなどの38の職種スキルが、定額で学び放題(コースはまだまだ増えていきそう)。
コーチングや課題添削、コンペなどお仕事獲得までのサポートもある。
オンラインで完結するから忙しくても続けられる。


なにより私の心を掴んだのが、このメッセージでした。

「私にはこれくらいが丁度良い」って選んだ花は
本当にあなたが心から咲かせたい花ですか?

一度しかない私の人生、
人目や常識にとらわれないで、
本当はもっと大胆に咲き誇りたい

そんな心の声に、蓋をしないで
まだ心の中にしかない夢の花でも、
その蕾はすでにあなたの手のひらの中

SHElikes(シーライクス)無料体験レッスン受付中

このモヤモヤは、私の夢の蕾なのかもしれない。
このままなにもしなかったら、ずっとモヤモヤしたままの人生だろう。
なりたい自分になるために、一歩踏み出して、行動してみよう。

すっと、私の背中を押してくれました。

私もこんな人になりたい!

それから、無料体験レッスンに参加したり、他のキャリアスクールと比べてみたり、情報収集しながら入会を迷う日々。
最後の一歩が踏み出せなかったのは、「キラキラしたSHEの世界」と「自分の世界」が、どうしても重ねられなかったから。
自分には合わないんじゃないか。続かなかったらどうしよう。そんな不安がありました。

そうして見つけたのが「SHE BEFORE AFTER AWARD 2022」のアーカイブ動画でした。

SHElikesの受講生「シーメイト」の中から選出された5名の方が、SHEでの変化やキャリアについて語るイベント。

そこで感じたのは、苦しいときも暗いときも、すべて受け止めて、本当になりたい姿に向けて乗り越えていく力強さでした。
最初からできたわけじゃない。必ずしも恵まれた状況だったわけでもない。
それでも自分がなりたい姿に向けて、一つ一つ行動を積み重ねた結果、「これが私の人生!」と胸を張って言えるようになるんだ。

それまで私がSHEに対して抱いていた「キラキラしてる」という印象は、ガラッと変わりました。

うらやましさとは違う「私もこんな人になりたい!」という思い。
SHEに入りたい気持ちが抑えられなくなっていました。

行けなかった「SHE AWARDS 2023」

入会することを決め、Webデザインやライティングなどを受講。
「私は文章を書くのが好き!」という強い気持ちに気づき、ライターを目指すように。

そしてついにシーメイトとして迎えた今年の「SHE AWARDS 2023」
大手町三井ホールで開催され、現地での参加はもちろん、オンラインでの生配信もありました。
去年とはタイトルも変わってバージョンアップして、いろいろなブースもあり、とても楽しそう。
けれど開催当日、私がとったのはまさかの「行かないし、見ない」という選択でした。

比べてしまうのが怖かったのだと思います。
受講や課題など、自分なりに取り組んではいるものの、入会する前に思い描いていたようには頑張れていない自分が、どうしても受け入れられなくて。
自分で望んで立てた目標なのに、それに向けて努力できない自分に失望しかけていました。

自分の現状と、登壇されるシーメイトの方を、半年前の自分に比較され、否定される気がして、怖かったのです。
そうして過ぎた当日……。


でも「SHE AWARDS」は、それで終わりではありませんでした。

SNSには参加されたシーメイトさんの感想が、どんどん流れてきます。
「アーカイブを配信中です!」というお知らせも届きます。
本心では見たいのです。去年の感動を忘れられるわけがないのです。

これを逃したら、半年前の自分に胸を張れないどころか、顔向けすらできなくなってしまう。そう言い聞かせて、おずおずと動画の再生ボタンを押しました。

私だってシーメイトだ

ステージに立つシーメイトさんの姿は、去年と同じように輝いていました。自分の本音から目を背けず、焦りや苦悩を受け止め、壁を乗り越えてきた、力強い輝き。

違うのは、去年よりもずっと高い解像度で共感している自分がいたことです。
切実さがにじむ声と、まっすぐな瞳を行ったり来たりしながら、自分自身と自分の人生をきちんと見つめ、自分の言葉でメッセージを発信する姿。

いつの間にか「まさに私自身だ」と感じていました。
我ながら身のほど知らずな感想だと思います。
行動量では、登壇されたシーメイトの方々に遠く及びません。もっともっと努力しないと、目標にたどり着けないのは百も承知。

それでも、私にだってSHEで挑戦してきたことがあります。
初めてPhotoshopを触ったときのワクワク。
真剣に取り組んだ課題の、フィードバックを読むときのドキドキ。
noteに投稿した自分の文章を、誰かに読んでもらえた嬉しさ。
ライター職に応募して、書類選考で落ちてしまったこと。

自分の夢に向かって行動してきた私には、まるで違う景色が見えていました。

きらびやかなステージに立つ誰かを見て「まさに私自身だ」なんて思えたのは、SHElikesで教わった価値観のおかげです。

SHEには、授業動画やコーチングなど、すべてのコンテンツに共通する価値観があります。
それは「最初からすごい人はいない」「人生は自分の行動によってしか変えられない」そして「どんなに小さい一歩でも、自分のなりたい姿に近づけたら褒めよう」ということです。

そんな価値観こそ、人生を変えるために大切なことではないかと思います。

SHEで学ぶ中で、この価値観が少しずつ自分の中に染み込んできたから「あの素敵なシーメイトさんに送る拍手を、少しは自分に向けてもいいんじゃない?」と感じられたのだと思います。

「SHE AWARDS 2023」を見終わったあと、私は泣きませんでした。
やりたいことがたくさん思い浮かんで、ワクワクしていたから。
泣くことしかできなかった私とは違う。

そんな変化をくれたSHElikesと、自分の成長に気づかせてくれたSHE AWARDS。
今まですみっこでうずくまっていた私にも、SHEからの拍手は聞こえました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?