金曜日
華金の彼女を掻っ攫って餃子を食べてきた。
「いっぱい食べな」と言う彼女に甘え、
文字通りいっぱい食べたわたし。
飲み込むように食べるわたしを見て彼女がけらけら笑ってた
掘りごたつだったけれど、末端冷え性の彼女の足が冷えてしまい一生懸命さすってあっためてあげた。
今年も結婚式参列の予定が多いとため息をつく彼女、
彼女のおめかし姿が見れるとにやけるわたしに少々呆れ顔
お祝いしたいけどいろいろ複雑だよね、と2人で話していると
「正直私たちには返ってこないお祝いじゃん」と彼女がこぼす。
「どうか彼女が無闇に傷つくことがありませんように」 「彼女がいつも幸せでありますように」
と、強く思う
世間から祝われなくても、願いが報われなくても、
わたしは彼女を幸せにしたい
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