憧れと輝ける場所
こんにちは、あやです。
私は、世の中の大学生がする就活は辞めちゃったんですが、就活をしていた時に気付いたことがあったので、今日はそのことについて投稿したいと思います。
就活をしている時、自分のそれまでの人生について考えました。
俗に言う自己分析ってやつですかね。自分とちゃんと向き合ったことはなかったので良い機会でした。
すると、今までの人生、自分が何が好きか分からず、何を武器にしたらこの社会で生き抜けるのか分からず、”とりあえず”勉強をして、それなりの学歴をつけてきていたことに気付きました。
勉強をしたら、道は無限大なんだと信じて。
でも、他の事をおろそかにして、とりあえずの勉強をした結果、残ったのは、どこにでもいる大卒人間でしかなかったのです。
勉強をしたこと自体が社会で戦っていけるほどの武器にできるほど、私は勉強という分野で努力することが向いていた人間ではなかったんだと気付きました。
勉強という道が向いていた人にとっては、約10年間勉強がすべてだと思って頑張ってきた私のような人生は間違ってなかったかもしれない。
でも、私にとっては勉強を極めることが、自分を強くする手段ではなかったのです。
頭の良い人、エリート層に憧れは昔からありました。勉強なら頑張ったらのし上がれるかも。そんな風に思っていたけれど、頑張りきれなかったし、自分の首を苦しめるだけだった。
論理的に考えられる人を見て、「私もこうなりたい!」と思い、大学では英語でディスカッションをする、ほぼ部活のようなサークルに入り、引退までの3年間時間を費やして活動しました。三段論法を学び、相手のロジックの弱点を見破る練習もしました。でも、競技自体を楽しめなかったし、苦手意識はどこまでも付きまといました。論理的な思考力が身につくと思い始めたけど、ディスカッションをしている時間は苦痛で仕方なかった。だから、頑張りきれなかった。
薄々自分でも分かってました。自分は頭のきれるタイプではない。頭が良い人に憧れて、頑張っても、同じ土台で戦っててはずっと勝てないままだって。
だけど、私にはそれなりに勉強して、大学を卒業して、安定した会社に就職する人生しかないと思っていた。
だって、向いてない事を頑張ってきた人生だったから。趣味も分からない。勉強以外に頑張る道なんて分からない。だからそれ以外の道なんて私に残されていないと思ってました。そのことに気付いた時は絶望感でいっぱいでした。なんで誰も教えてくれなかったんだって。なんで突出する誇れるもののない平均的な人間になるために今まで頑張って頑張って来たんだって気持ちで溢れました。環境はどうあれ結局その道を選んだのは自分なのに。
すごく後悔しました。
勉強に時間を費やしても、私にはその道は合っていなかった。だから、せめてこれからの人生、自分が輝ける場所を選んで極めていきたい。そんな風に思いました。
でも人間って不思議なもので、憧れ、したいこと、できることの区別がなかなかできないんですよね。
就活を始めた時、とりあえずコンサルをやっとけば、経営や経済についての知識が学べるし、将来やりたいことが明確になった時に役に立つ。それに、エリート層への憧れが叶うから、コンサル業界見てみよう。って思いました。
この思考回路からコンサルを選ぶのって何も学んでないですよね。(笑)
とりあえず、大手の外資系コンサルティングファームの2日間に亘る選考付きインターンに行ってみました。
インターンで一緒のグループになった人たちは、私よりも学歴が高い人たちばかり。学歴で差があっても、私に実力があれば別に問題はないです。でも現実は、頭のきれ具合に大きな差がありました。グループワークで私は何も有益な発言ができず、私がその場でできたことは誰でもできる事務的なことだけでした。グループワークも苦痛で全然楽しくなかった。憧れの仕事ではありました。でも、それを楽しめたり、頑張れるかと言われれば自信は全くなくなりました。むしろ、私が運よく入社することができても、こんな同期に囲まれていたら、私はこの世界で出世できないと確信しました。絶対輝けない。
なのに、なんで私自分からレッドオーシャンに飛び込もうとしてるの?
自分が向いていない分野で頑張って、今までの人生で後悔したことをまた繰り返すの?
そう思いました。自分にとって生きやすい世界に入るには、憧れは憧れと割り切って考える必要がある。
思い返してみれば、私がすごく影響を受けた本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』という本にも書いてありました。
幸せに生きるには3つ必要なことがある。
「自分で変えられないものを受け入れる強さ」
「変えられるものを変えていく勇気」
「その違いを見分ける賢さ」
自分にとっては向いていないと分かっているなら、長年執着していたものを手放すのは心苦しいけれど、憧れは憧れと割り切って他の道を探す強さも必要なんだと思います。
23年生きてきてやっと気づけました。そして、それをやっと受け入れることができました。
私は今、ニートになり、一からの振り出しに戻ってしまいました。
だけど、今からは努力の方向性を間違えないで、私が輝ける場所をさがすことに時間を使おうと思います!
自分に合ってない道だろうなと思いながら、なんとなくみんなと同じことをしていた時よりも、自分はニートなんだ!って割り切ってレールから外れた今の方が未来に希望を持てています!
ニートなのに!(笑)
不思議ですよね。
改めて自分の心の声を聞くって大事だなと思います!
自分が輝ける場所が分からない方、一緒に頑張りましょうね!
ではまた!
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