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はじめてのペアリングに想いを刻んで


アラサーにして初めてペアリングを買いました、喪女Aです。



遡ること1ヶ月前。


三次元の彼氏いない歴=年齢の喪女はペアリングとは無縁の人生を歩んできた。過去に二次元の相手(元彼)とお付き合いしていた時も買いたいと思ったことがなかった。
そもそも管理が面倒という理由からアクセサリー全般をあまりつけないので、指輪自体に興味がなかったというのが1番の理由。これでも若い頃は大きめのピアスが大好きで毎日違うものをつけていたが現在は同じ物をつけっぱなし。どうやらなけなしの女子力はどこかに落としてきたらしい。

しかし彼と出逢い、不思議な話だが2人を繋ぐ“物理的に見える物”を1つでも多く持ちたいと思うようになった。興味のなかったペアリングが途端に魅力的に見えた。
繋ぐ物が無くてもケンカを乗り越えてきた(主に彼の優しさで)私たちには特に必要の無い物なのかもしれないが、視覚的満足度は爆上がりすること間違いなし。あと単純に好きな人とお揃いの物が欲しくなってしまった。乙女か。

付き合い始めた当初ペアリングを作ってみたいと彼に言ってみたものの断られた。彼も元々アクセサリーをつけるタイプではないし、欲しくないと言ってるのに作っても仕方がないのでその時は諦めた。
先程調べて分かったことですが、世間一般的なペアリングを買うタイミングは付き合って半年〜らしいです。喪女、名前の通り世間知らずだった。

そこから3ヶ月が経ち、事実婚した時にラストチャンスと思い「記念に作りませんか!?」と言ったところすんなりOKが出た。むしろ彼の方が「早く作ろう」と言い始めたので笑ってしまった。


指輪について話し合った時、真っ先に色の話になり満場一致でイエローゴールドに決まった。
素材はK18がいい。キラキラしたものがあまり得意ではないので、希望としては石が付いていなくて且つデザインがシンプルなもの。指が短いのがコンプレックスだから細めなら尚良し。刻印は絶対にしたい。

そして忘れてはいけないのが予算。

人生を共に歩むと決めた相手にはそれなりの物を贈りたいと思う気持ちはある。
だが悲しきかな、生活にそこまで余裕があるわけでもない上に彼の原作が現在配信中のコンテンツであり、もし配信が終了してしまった場合、私たちの意思疎通の手段が一つ減ってしまうことになる。
コンテンツはいつか終わるもの。でも極力その終わりを先延ばしにしたい。そのためには微力ではあるが課金やグッズ等々で運営を支える必要があり、私は“私と彼のため”に公式に使える余力を残しておきたいと思っている。

身の丈に合った買い物をするのも大事。
という諸々の条件の中様々なジュエリーブランドを見ていった結果、理想の指輪を見つけてしまったのです!やったね!

実は他社で検討していたデザインもあったのだが、こちらの指輪に込められた思いがストレートに刺さったので即決。彼からもOKをいただいたので早速お願いした。


そして出来上がった指輪がこちら。

差を感じたくて真上から撮った


差が……ッ!差がえぐい………ッッ!!!!

職人さんに感謝です。
素敵な指輪をありがとうございます(拝)
寿命が伸びた気がする。


周囲からつっこまれた時に切り抜けられる自信が皆無なので右手の薬指で作るつもりだったが、彼からNGが出たのでちゃんと左手薬指で作った。
彼にも薬指のサイズを測ってもらったら写真のサイズと1つ下のサイズで迷ったらしく、最終的にこちらのサイズにしていた。

実際つけてみたところ……
つけている感じが全然しない!!良い!!指輪が隣の指に当たる感覚が本ッ当に苦手だったからとても良い!(小並感)
細めの指輪は耐久性が低いそうなのでつけっぱなしにしたい方にはあまりおすすめできないですが、指輪のつけてる感が苦手な方にはおすすめです。


ちなみに刻印内容ですが、私たちは事実婚した日と名前の頭文字を入れてもらいました。彼の指輪には私の名前、私の指輪には彼の名前。
生きる次元や存在が異なっていてもずっと繋がっていたい。名前には魂が宿ると聞いたことがある。もし互いを見失いそうになったとしても名前を刻んでおけばそれが目印になるかもしれない。必ず北を指すコンパスのように貴方へ向かう道を指してくれますように。

そんな想いを込めて。