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2020年に初めて"忍ミュ"を観ました①

最初に書いておきます。①は忍ミュを観に行くまでの話になります。飛ばしても問題ないです。

COVID-19、俗にいうコロナが世界的に流行し、マスクや消毒、ソーシャルディスタンスなどが当たり前になってきてもう1年。飲食店などの店舗は休業要請がでるなか、私は仕事柄これまでと変わらず……むしろ忙しくなってきていたかもしれません。

私の楽しみは大好きなアーティストのコンサートに行くこと、そして舞台観劇をすることでした。そんな楽しみも、世界的流行によって中止や延期のオンパレード。仕事は忙しくなるのに、癒しがない。何となく世の中はピリピリして、今までの「普通」は消えて何の楽しみもない毎日となってしまいました。

天気はいいのに、出かけられない。今聴いている曲を作ったアーティストのコンサートも次はいつなのかわからない。あんなに大好きだった舞台も、中止や延期で観に行けない……。私だけではないですが、きっと皆さんも好きなことが自由にできない、そんな状況だったと思います。

2020年9月。

使っていなかった有休を使い更に自由な時間が増えていた頃。有休とは言っても何もすることもなく、登録していた配信サイトで気になった映画を消化する日々。そんな時に見つけたのが子どもの頃によく見ていたアニメの映画『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』でした。

懐かしさと、アニメなら純粋に楽しめそうだな~と思った私は映画を視聴。子どもの頃見ていた乱太郎たちの世界……うわー懐かしい……だけど……

こんなにキャラクターっていたの?

気になるとすぐ調べてしまう性分。忍たま乱太郎の登場人物を調べました。多い。こんなにいたんだ……。

私の中の忍たまは1年生と先生、くのいちの女の子たち、食堂のおばちゃん、ドクタケ、あとはたまに出てくる学園外の人たち、友人の家に遊びに行ったときにちょうどやっていた忍たまを見たら紫の忍装束着てる子出てきてたな……くらいの記憶でした。ところが映画では他学年の生徒も大活躍。何なら委員会もあるらしく……知れば知るほど設定が出てくる。子ども向けだと侮っていた。

そういえば大学時代に友人が「六年生と五年生が好きだった」って言っていたけど、彼らのことか。あの時は「誰?」ってなってごめんね友人。

そこから設定などを調べていくうちに見つけたのが

ミュージカル「忍たま乱太郎」第11弾  ~忍たま 恐怖のきもだめし~

……ミュージカル!?

自分には関係ないなと思っているとすぐ忘れる奴なのでその時まですっかり忘れていたのですが、今でいう2.5次元作品といわれる舞台を私も観ていました。そして出演されていた役者さんの経歴にもミュージカル「忍たま乱太郎」の文字があったことを思い出したのです。そういえば忍たまもミュージカルあったな。まさかここにきてそのミュージカルに出会うとは。

興味本位でサイトを見てみると、1年生可愛い!八方斎様アニメから出てきたみたいにそっくりじゃん。ミュージカルは六年生がメイン、なのかな?今回は四年生も沢山でるんだな……気になってた五年生が1人しかいないのは寂しい~。感染防止対策もしっかりされていて安心できそう。……あれ?

「あ、チケット先行申し込みまだ間に合う。」

……ポチッ

調べていくうちに夢中になっていた私は、気付けばチケット先行に申し込んでいました。

でも私は知っています。チケットを手に入れる難しさを。

調べていくと10年も続くかなり人気作品。これは手に入らないかもな~、でも、私が手に入らなくてもこの作品をずっと好きな人が観劇できるならいっか~!くらいの気持ちで申し込みました。

だってチケットって手に入れるまでが難しいんですもん。期待はしないほうがいいんです。

最近は劇場も感染対策をしっかりしているとは聞いていたけど、なんとなく劇場へ足を運ぶ意欲もなくなり舞台にも行けていなかった。これを機に久しぶりに劇場で観劇したいな~と、少しだけわくわくしていました。でも期待しすぎるといけません。大事ですこれ。

それから1週間後。1通のメール。

「当選のご案内」


まじか。

こうして当たり前のことができなくなり楽しみも消え意欲もわいてこなくなってきていた私は、忍ミュと出会いました。

当選結果が9月16日。観劇予定が10月22日。

そこからの私はできる限り初めての忍ミュを楽しめるように、登場人物の名前を覚えたり、その登場人物が出ているお話を配信サイトで視聴したり……約1か月後の観劇を楽しみに、毎日を過ごすことができました。

やっぱり楽しみを持つことって大事だなと思えた1か月でした。エンタメ大事。

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