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ガネーシャからの課題#16

ただでもらう

ガネーシャからの16個目の課題は、ただでもらうこと。

ただで何かをしてもらおうと思うと、本当に気を遣う。
気持ちよく話を聞いてもらうには、普通に会話をするより、いろいろなことを必要とされる。何より、その場をとりつくろうような態度だけではなく、普段の接し方や行いにも関わって来る。

そういう意味の教えだ。
世の中は、交換で成り立っている。仕事にしても、労働力と賃金の交換である。
その交換に当てはまらないのが、『思いやり』や『人情』などの人の感情なのだろう。
ただで何かをしてもらうとき、日々、周りに対して何か思いやりを持って接してきていれば、助けてくれる人は多いだろう。反対に、人のピンチに知らん顔をして自分のことばかりを言っている人間には、自分がいざその立場になった時に助けてくれる誰かはほとんどいないだろう。

私は、両親から『騙されても、自分が損をしてもいいから、人の役に立つことを考えろ』と教わって生きてきた。その考え方は、私の今の価値観を作っているのは間違いない。
小学生の時に、将来の夢は?と聞かれ、『人の役に立ちたい』と答えていたのは、この価値観からきているのだと思う。実際、私が今大事にしている価値観は、『貢献』である。ありがたいことに、私の場合は、子どもに関わる仕事に就かせてもらっている。おこがましいかもしれないが、これは『社会貢献』『未来への貢献』以外の何物でもないと思っている。そして、仕事を通じて『社会貢献』『未来への貢献』ができているかを考えることは、確かに自分の成長を促してくれている。周りの人のことを考えることが、自分の成長につながるとは、私にとっては本当にありがたいことだと思う。

身近な家族は、ただでいろいろなことをしてくれている。
家族だから、と言ってしまえばそれまでかもしれないが、感謝の気持ちを忘れてはいけないなと改めて感じる課題だった。

今日も気づきをありがとうございました。

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