見出し画像

17/8/4 SK's Session2 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN) Guest:SKY-HI(日高光啓)@恵比寿ガーデンホール

※mixiで公開していたものを移管しました。

SK1で「初回からこんなにすごくて次回のゲストどうしよう」って言ってたけど、ジャンル違いでしかも後輩をセレクトするとは宏介くん冴えている。SK1が私のライブ歴の中でも衝撃的なほどに印象深いイベントだったので、SK2が決まった時から本当に楽しみにしていたよ。

ただ、GRAPEVINEは昔から知ってて好きだしライブ見たこともあったけど、SKY-HIについては未知。日高くんの存在を意識したのは宏介との対談ラジオ番組が初めて。

AAAは歌番組でなんとなく見たことあるぐらい。でもラジオ聞いていたら、音楽に造詣が深くて好奇心旺盛で面白そうな人だなとちょっと興味持ってしまった。偏見で申し訳ないけど、こんな音楽オタクな人がああいうグループ活動やってるの不思議思ったんだけど、どっちかって言うとSKY-HIの方がもともとやりたいことなのかな。
ビバラでは、鹿野さんのお陰でロックフェスにも出られるようになったと感謝の意を述べていたけど、鹿野さんがご執心なのもわかるというか。ラッパーでありながら音楽性豊かだし立ち位置がユニークで存在感あるよね。

ビバラで初めてライブ見たんだけど、凄腕バックバンドと作り上げるステージがかっこよくて圧倒されてしまった。色んな曲があってビッグバンドみたいな親しみやすさもあるのね。アンセムズでのぼくりりとのセッションも良かったし、スガフェスでも見てすっかりキラーチューンのDouble Downが大好きに。
アルバム3枚「OLIVE」「カタルシス」「TRICKSTAR」聞いたんだけど「OLIVE」が一番入りやすくて好きです。宏介は2016年のベストディスクの1枚に「カタルシス」あげてたね。

後輩でジャンルも違うけど、宏介くんが大好きで尊敬していて刺激を受けたいから一緒にやりたいっていうのもわかりすぎるほどわかる才能豊かで人を惹きつける人なんだなーって思います。頭も性格も良くサッカーもできてイケメンで作詞作曲もできて楽器も色々できてラップもダンスもできてってスーパーマンか。
でも、最初は小さなライブハウスでお客も少なかった、そこから武道館に行けたって言ってたから相当な努力家ですね。

そんなわけでSKY-HIのライブもかなり楽しみに。整理番号A110番代だったので、普段は足を踏み入れない上手の宏介側、前から5列目ぐらいへ。スタンディングだと100%下手へ行く習慣があるから慣れない…でも行ってよかったこんな近くで押されることなく宏介のプレイを見ることがないので感激の景色だよ。

ただ前だとボーカルがちょっと聞き取りづらかったです。ちょっと前に某ライブで恵比寿ガーデンホールに初めて来て、その時は真ん中ぐらいで見てて音のバランスは良かったんだけど。

●SKY-HI

ギター、ドラム、DJ、サックス、日高くんという編成。サックスのみ女性の方。このイベントのためだけに大勢のバックバンド引き連れては来ないだろうとは思ったけど、ホーンは欲しいなと思っていたからサックスが嬉しい。

まず日高くんのイケメンっぷりに見とれるよね何この均整の取れた美しいお顔。衣装は黒づくめで、ロングジャケット翻すの絵になるなー。
ハンドマイクで上手から下手まで動き回って、踊ってターンしてしゃがみこんで。動きのしなやかさに見とれるしよく通るいい声しているからラップも心地よく耳に響く。
あとピアノ弾き語りも素敵。宏介くんもいつかピアノ弾き語りもやりなよ(言うだけタダ)。
Double Downや新曲のSilly Gameは聞けると思ったけど、ナナイロホリデーも生で聞けて嬉しい。華やかで、温かく幸せな気持ちになる曲ですね。

Double Downはコール&レスポンスのレクチャーが。FLYERS(SKY-HIファンの総称)!って日高くんがお手本を促していたけど、私もライブ3回目だし結構音源聞いてるので張り切っちゃいましたね。とっても楽しい。
日高くんも「クセになる」って言ってたけど、これほんとそう。一時期ずっと頭の中で「ヘーイ!おおお!おおおお!」ってずっとぐるぐるしてたもん。

でも最近のマイブームは愛ブルームでして、通勤中に延々とループしていたので、やってくれてテンションMAXですよ。だって最後の曲って言ってスマイルドロップが始まったから、ああ愛ブルームやんないんだってちょっと残念に思っていたの。そしたら曲終わりからドラムでつないでそのままナチュラルに愛ブルームに突入したので、うわぁぁぁぁってもう大興奮。初めて聞いた時、Jamiroquaiっぽくてかっこいいなーって大好きになっちゃって。MVでVirtual Insanityっぽい作品も見かけたしきっと意識していると思うんだけど。こういう遊び心ある人好き。

セットリストはTwitterからの拾いものです感謝。初心者に優しいセットリストでした。

【SKY-HIセットリスト】
夏フェスリハ用曲
ナナイロホリデー
ラップメドレー(As a Sugar welcome~ Enter~ Tyrant Island 運命論 waking ~)
Silly Game
Double Down
クロノグラフ(ピアノ弾き語り)
スマイルドロップ
愛ブルーム

●斎藤宏介
セッティングで球体の照明がいくつか出てきて、前回のSKでも使っていたなと思い出しました。曲とシンクロして青く光ったり黄色く光ったり。シンプルで良い演出。

黒パンツに黒ジャケットの宏介くんが静々と登場しまして、いつもの白ストラトでループを作り始めました。低音が重なった時に、ああこれはとユニゾンファンならピンと来るおなじみの音が出来上がって。出囃子でいつも聞いているイズミカワソラさんの絵の具カバー。
カバーしたことがあると知っていたけど、聞いたことがなかったので嬉しかったです。合わないわけがないと思っていたけど、やっぱりとっても素敵だった。ひたすら綺麗。宏介が歌う女性ボーカリストのカバー好き。なんだろう中性的な魅力があるからかな。

ユニゾンで「ようこそ!」って張り上げるのもいいけど、落ち着きボイスで「SK's Session2へようこそ」って言ってくれるのもいいね。

・SKY-HIって呼ぶの慣れてない、高校の後輩だから日高くんって呼んでいる
・日高くんは昔からかっこよくてモテていた
・ソロやるにあたってライブ一緒にやったら深まる人、魂の交換をガッツリできる人を呼んだ
・ステージで裸になりたい(パンツは履いてます笑)

というようなことを喋っていた気がする(曖昧)。あと「今日は髪型を斎藤さんに寄せた」っていう日高くんのMCを受けて、美容院で日高くんのインスタを見せて寄せて下さいってお願いしたエピソードを。足元の扇風機の風を受けて、ふわんふわん揺れる切りたての前髪を見ながら、果たして寄っていたのかどうか私にはよくわからないなーと考え込みました(笑)

前回も自分の音楽を表現する手段として曲を作ったと言っていたけど、今回も期待通り作ってきてくれて嬉しい。SK1では3曲披露したけれど、今回はなんと4曲。じゃあSK3では5曲だね!そしてソロCDを出しやが…して下さい(土下座)

バックバンドには今回もベースに須藤さん、そしてドラムは鈴木さん。宏介の大好きなU&DESIGNのお2方です。須藤さん相変わらずイケメン(はい前回もけっこう見ちゃいました)

前回と違うのは同期も使用していたところ。宏介が引越ししたての部屋でダンボールに囲まれたまま足りない音を録音したものだそう。宏介の声に宏介のハモりが重なるのなかなか新鮮。同期含めて作り込むというチャレンジ精神がいいな。

記憶違いあるかもですが皆様御容赦(←言いたい)(Double Downの決め台詞です)

新曲①赤いフェンダーのテレキャス使用。ギターリフ聞いたことのあるような印象、箱庭っぽいような気もしたかなぁ。なんとなく懐かしさも感じるちょっぴり切なメロディー。「つまさきが少しむずがゆいな」ってフレーズがとにかく耳に残るつまさきソング(勝手に命名)。

新曲②アコギ使用。しっとりした曲なんだけどキラキラ効果音もあってロマンチック。僕らの願いがどうとか、君の目をちゃんと見れるようにとか、私的胸キュン度高い。私が宏介ソロに求めているものが集約されていたというか、要は甘い感じの曲歌って欲しいんだよね。本人もそういう曲も歌いたいと思ってそう。
ユニゾン曲を歌って素晴らしいのはわかっているし、スキルアップしているのもわかる。でも、そうじゃない面も魅力的なこと知っちゃったからもっとそういうのも聞きたい。SK1で披露したCatch me babyな曲もすごい好きだよ!

新曲③さっきの赤テレキャス(or いつもの白ストラト、曖昧)。四つ打ちのディスコ調っぽいかっこいい系。サビが高くて張り上げる感じ(顔の歪み度高い)

新曲④白ストラト(or 赤テレキャス、曖昧)。間奏や後奏で突如アグレッシブな展開を繰り広げる変化球。意表を突く感じはシュガーソングの間奏みたい(曲調の話ではない)。照明もストロボになってちょっと面白かったです。なかなか挑発的。

バラエティに富みどれも本当に良かったのでニヤニヤしっぱなしでした。新しい魅力を見せてくれるの嬉しい。まだまだ引き出しあるんでしょ…もっと下さい(にっこり)

普段は3人でやっている、すごい変なやつと、すごい変なやつと(指折りジェスチャー)ってFLYERSに向けて説明していた(笑)
いつもは、その変なやつが詞曲を作っている。自分の作った曲を、自分で歌うことが普段ないから達成感がある。楽しんでくれたらいいなってぼそっとはにかんだように笑った宏介くんがもうもう愛し過ぎて死亡しましたね(病)
SK1の時もすごくいい曲たちだと思ったし、今日も全部素晴らしかったので自信もってくれ(笑)

人が作った歌を自分のものにして歌いこなす力も素晴らしいけど、自分で作った曲を自分で歌うことにチャレンジしたいのは当然だよね。今はなかなか機会も少ないから自信が持てないのかもしれないけど、それにしてもなんでそんな弱気なんだー(笑)

たぶちが何かで「斎藤くんはバンドになかなか曲を持ってこない」と言っているのを見て、それは遠慮しているからだろうなって前は思っていたんだけど、遠慮じゃなくてたぶちへのリスペクトとか、ユニゾンでの役回りとしてのわきまえなのかな。
でも当たり前だけどたぶちはたぶちだから。宏介にはたぶちに書けない曲が書けるので。ユニゾンでもたまには宏介曲があってもいいと思うんだけどな。
三日月~も超名曲だからライブで聞きたいんだけどc/w曲なのでなかなか披露される機会はなさそうで残念。

お2人が退場して(鈴木さんに手を振る宏介くんがキュート)、最後に1人アコギでスカースデイル。ギター音が鳴ってすぐにわかる説明不要な聞きなれた曲。でも私はこんなに丁寧で魂のこもった幻想的なスカースデイルは初めてだったよ。
控えめな照明、静寂に包まれたホールに、ごくシンプルなギターの音色と、澄んだ声と、足でトン、トンってゆっくりリズムを取る音だけが微かに鳴っている。
こんなにも最小限なものだけで、最大限に斎藤宏介を伝えてくれるの素敵じゃないですか。それこそ裸の斎藤宏介見せてもらった気分ですねパンツさえも脱いでたね(だまれ)

曲の前に「次が最後」って言ったらやっぱり「えーっ」という声が上がって。確かにああ早いなぁってちょっと思ってしまったけど、もう1曲無理に詰め込むよりも、1曲に気持ち込めた方がいいからって説明していて、このスカースデイル聞いちゃったらもう異論はありません!

【斎藤宏介セットリスト】
絵の具(イズミカワソラのカバー)
新曲4曲
スカースデイル

第2部セッションパート。スタート前に影アナが入りまして、公演に関する諸注意やもうすぐ2部が始まる旨をアナウンス。なんか聞いたことあるけど誰だろうって思ってたらバインの田中さんだった(笑)
だって関西弁じゃないしいつものあのほわっとした喋り方じゃないし、かしこまってアナウンスする田中さんの声なんて聞いたことないからわかんなかったーいい声だった(笑)
最後に「SK's Session2、略してSKⅡをお楽しみ下さい!」って言ってて(言わされた?)笑った。録音かなって思ったらちゃんと今日遊びに来てくれたなんてセンパイ最高です。

ひと笑い起きたところでSK2のTシャツ着用の2人が登場。宏介白Tで上手、日高くん黒Tで下手に。日高くん側にはピアノ設置。ちょうど宏介が目線の先で見やすい嬉しい(涙)
SK3開催の折は日高くんが影アナ担当、その際はラップで韻を踏んでとお願いする宏介くん。ちゃんと了承してくれる日高くん、ええ子や(笑)

2人とも椅子に座り、座位でセッション3曲やりました。宏介はアコギ装着。さっき使っていたのより古い色合いのギターでした。3曲ともこのアコギで。いい音してたなぁ。ちょっとアグレッシブな曲弾く用のアコギなのかな。知らないけど。

①天国と地獄
日高くんハンドマイクでメインボーカル。普段もユニゾンの曲をカラオケで歌うそうだし、何歌っても似合っちゃうだろうな。ユニゾンの曲はもはやラップだってラジオで言ってたけど、お見事な歌いこなし。OKピーポー~のとこはオリジナルのラップアレンジがあってカッコよくて盛り上がりました。なんてラップしていたのか知りたいなぁ。

でも日高くんには申し訳ないんだけど、SKの何が楽しみって普段は歌ってギター弾いて大忙しの宏介くんのギタープレイを存分に楽しむことなので、宏介ギターをひたすらガン見です。日高様御容赦(←言いたい)

大股を開いて椅子に腰掛け、ギターを抱えて倒れこむようにアグレッシブに弾き倒す宏介くん。「天国と地獄を数えろ~」だけ歌って、最後はハモってたかな。たまに歌っている日高くんを見てアイコンタクトして、ギターソロは一心不乱。1曲まるまるほぼギターに専念して、良い音色のするアコースティックギターをジャカジャカセクシーにかき鳴らす宏介くんを前にああ永遠に見ていたい時よ止まれと思いましたね(病)
口をへの字に結んだり顎突き出したり入り込んでたなー。あれだけ弾けたらさぞかし気持ちよかろう。

宏介がアコギをこれほど激しく情熱的に弾いてるとこ見たことないから、ジェイク・シマブクロ(ウクレレをギターみたいに弾く)とか、MIYAVIさん(エレキギターを三味線みたいに弾く)を初めて見た時のような衝撃と胸キュンをもらいました。

②Stray Cat
天国と地獄は客側を向いて弾いていたんだけど、2曲目は日高くんがピアノということもあり、宏介も日高くんの方を向いて座ってアコギを携えます。こちらからは宏介くんの左半分が見えるんですけど、この薄さ…この細腕になぜあれほどのパワーが人体の神秘よ…とか全然違うこと考え始めちゃっていかんいかん曲に集中、ってなりましたね(アホ)

始まったのはSKY-HIのStray Cat。嬉しい~知ってる曲の中でベスト3に入るぐらい好きなのでまさか宏介ボーカルが聞けるとは。オシャレで大人ムードの曲だからアコースティックのセッションにぴったりです。
この曲もループを作っていたのですが(アコギのボディを叩いてドラム音代わりに)、宏介くんピックくわえてて萌えましたね(お約束)。
2人で交互に歌ったんだけど、宏介の声と歌い方がまた似合っていたな。「傷を舐め合って!」「馴れ合いの安定!」って張り上げるとこが宏介節。照明が宏介にピンク、日高くんに青が当たっていてムーディー。ギロッポンあたりのジャズバーに来たのかと思いました(行ったことないけど)。

③蒙昧Termination
Stray Catも蒙昧Terminationも同じ雰囲気を持っているのでこの流れは気持ち良かったー。2人で歌ったんだけどハモりも良かった。「ギ・タ・ァ!(日高)」からのギターソロの迫力と来たら…アコギの蒙昧いいなぁ。アコースティックツアーもいつかよろしくねユニゾンスクエアガーデンさん。
ちなみに「田淵に言っといて」の歌詞は日高くんが「田淵さんに言っといて」とアレンジ、会場が沸きました(笑)
日高くんのインスタのお陰でたぶちが差し入れしたのを知って和みましたね。たかおは来ていたのかな。SK1では「宏介のドラムを叩くのは俺以外に考えられない」って言ってたそうですけど、今回は何て言ってるのかな。貴雄様御容赦(←言いたい)

以上でジャズバーコーナー(勝手に命名)は終了。ユニット組んでブルーノートとかビルボードでやったらどうかと思うぐらいに良かったー。
照明が明るくなり、立ち上がって日高くんが何やら喋り始めたんですけど、アコギ持った宏介くんに釘付けでちゃんと聞いていなかったよ、だってアコギと一緒にホルダーに装着したハープ(ハーモニカ)持ってるから気になっちゃって。ええっいつの間に習得?常々吹いてくれと思ってたんですけど、まさか今日聞けちゃうの?ってワクワクしていたら、昨日渋谷で買って練習歴1日だそうです(笑)
どれ買っていいかわからなかったから、ゆず使用のやつ買ったそう(MAJOR BOY?元ゆずっこなので少々反応してしまう)。日高くんが「じゃあ今度店に行ったらゆずと斎藤宏介使用って書いてあるかもですね!」と。この人即座にこういう気の利いたこと言えるんだよね、頭の回転速いな。

最初に対バンしたのが高校時代の国分寺のライブハウス、その時は日高くんドラムだったそうで、なんとその時以来のドラムを披露。
だから緊張するって言う日高くんに、宏介は「僕は今日初めてだから」と。「そっか僕の緊張を和らげるために。斎藤宏介のKはKindnessのK!」って日高くん。ほんとにいい子だなぁ(笑)

始まったのは青春時代の曲だそうで、ゆずかなと一瞬予想したけど民生のイージュー★ライダーでした。ナイス選曲。
日高くんもドラム叩きながら2番を歌っていたよ。ちょっと照れくさそうにドラムボーカルしているのがまた良かったです。先輩のために果敢にチャレンジしてくれる姿はなんて美しいの。
当然ファンの前でドラム披露したの初めてだそうなのでFLYERSもきっと嬉しいよね。練習しすぎて指の皮剥けたとニコニコ話していました。

宏介くんのハープですが、曲始まる前に恥ずかしそうに試し吹き何回かやっていて初々しくて可愛かったです。テクニカルなことが昨日今日でてきるはずもなく、軽く鳴らす感じで。でも歴1日にしてはちゃんと吹けていてすごいなと感心。
前日に思いつきで買っちゃうなんてフットワーク軽くていいね。練習しまくって完璧なものを披露するというイメージが勝手にあるので、こんな一面もあるんだなーと意外でした。
そういえば雑誌でリコーダーが得意だったと読み、すいぶん昔に等身大の地球でカズーやリコーダーを披露していたという話を思い出しました。器用そうだからそのうちものすごいハープテクニック身につけちゃうかもねと勝手に期待(笑)

そしてまた須藤さんと鈴木さんを呼び込み4人で。ビバラの楽屋で「この曲のギターを弾き倒したい」と日高くんにお願いしたそう。
気合が入っているのはギターのチョイスにも表れていたのかと。私が見たことのないアトリエZの白黒ギター(多分)を使っていました。 ピックガードがホワイトパールでキラキラと眩しくて美しいギター。新品かな。でも私が知らないだけで前から使っているのかもしれない。宏介によく似合っていてかっこ良かったし、気のせいかもしれないけど音色もちょっといつもと違うとすら思えて。

Double Downだろうなと思ったらやっぱりそうで、曲名言わずに始めたけどイントロで歓喜の声があちこちから。やったね。この曲のギター弾き倒したいのわかるーかっこいいもん。
ギターソロすごかったですね。日高くんの「ギター!」って叫びからソロ突入。ギュインギュイン言わせちゃってたよ。クライマックスに向けてのギターの勢いと会場の盛り上がり一体感にゾクゾク。弾いて弾いて弾き狂ってギター持ち上げて落とすのたまにやるけどあれやっててたまらんかったです。ギタリスト斎藤宏介を存分に堪能できて気分は最高。

私の大好きなギタリストの生形さん(NCIS/ELLEGARDEN)が、「斎藤くんはギタリストだと思った」って言っててすごく嬉しかったんだけど、私もギタリストとしても好きなんだよな。
SK1では、田中さんにリードされてちょっと大人っぽい色気のあるギターセッションしたりしてて、この人こんなギターも弾けるんだうわーってめっちゃびっくりしてやられちゃったんだけど、今日みたいなアグレッシブなのも大好き。UNICITY1.5でRIZEカバーした時のパンキッシュなギタープレイも最高でしたね。
あとは、せっかくギターだけなのでもうちょっと客席やメンバー見たりと余裕が出るともっとかっこいいかもなぁ。

そして最後の曲。何をセッションするのかな、洋楽カバーかなと思っていたら、素人の浅はかな予想をはるかに超えてきたよこの日のためだけに2人で作った新曲だなんて。
かっこよかったー。SKY-HI feat.斎藤宏介みたいな感じ。宏介が声を張り上げれば日高くんはラップする。ギターリフの歪みにトライセラのGOING TO THE MOONっぽさを感じたけどもはや記憶薄。
サビのメロディーが特にキャッチーで良かったなぁ。YEAH!YEAH!YEAH!って連呼していたのだけは覚えている。売れるよオリコン上位だよ売ってくれ金払うから(笑)
ちなみに宏介くんこの曲では茶色のフェンダーストラト(多分昨年のSKでも使っていた)を使用してました。
4人で組んじゃう?って言ってたけどあれだけ達成感あったら組みたいだろうなぁ。

日高くんが練習通り越して特訓だったし、今日だけじゃもったいないからまたやろうって言っていて、本当にやった方がいいと来た人全員が思ったに違いないですよね。前回の田中さんの時も思ったけど。
最後は4人で並んで手を繋いで、バンザイして生声で「ありがとうございました!」でおじぎ。宏介と日高くんハグ。ハグしてる時のちょっと照れた笑顔がいいよね。

アンコールないと思ったんですけど、なんとなくちょっと手拍子が起こりまして、でもやっぱり終演のアナウンスが流れて。そしたら手拍子が一気に拍手に変わったのが素晴らしかったですね。皆もう大満足だよね。あれこれ詰まった濃密な時間だったからお腹いっぱい胸いっぱい余韻が半端ない(韻踏んじゃった笑)。

この1日のためだけに、超多忙であろう日高くんが、猛特訓して心配だからと前日も練習してくれて、高校以来のドラムに挑戦してくれて、しかも曲まで一緒に作ってくれるなんてすごくない?なんて先輩思いのいい子なんだ。言葉でも色々言っていたけれど、この事実だけで宏介をリスペクトしてくれているのが伝わってきて感動する。

SKY-HIはなかなかワンマン見に行く機会はないだろうけれど、CSでやってた武道館ライブ見たら相当作りこまれたステージとパフォーマンスで極上のエンタメだなと思ったので、またぜひ生で見てみたいと思っているし、日高くんが今後どんな活動していくのかちょっと楽しみ。
クリープハイプとも対バンしているんだよね。尾崎世界観のエッセイ「苦汁100%」に、SKY-HIとたぶちと飲んだって記述あったな。最近はCzecho No Republicともコラボしていて興味津々です。グッズに執着がない方なのでSK2のTシャツは欲しいとも思わなかったんだけど、背中に大きく「FLYERS」って書いてあるTシャツ着てるFLYERSを見てちょっと欲しいと思ってしまった(笑)
宏介くん素敵な後輩に恵まれて良かったよね。ファンとしても幸せ。また2人でやって欲しいな、本人たちもすごく楽しそうだったからやってくれるかな。

SK1は憧れの先輩にリードしてもらってちょっと大人びた斎藤宏介が見れたけど、SK2は才能豊かな後輩とがっつり組んで楽しんでいるやんちゃな斎藤宏介が見れて面白かったです。
最初は意外な組み合わせとも思ったけど、想像を軽く超えちゃう化学反応起こすなんてさすがの2人。斎藤宏介もSKY-HIもますますファンになってしまったな。

【セッションセットリスト】
天国と地獄
Stray Cat
蒙昧Termination
イージュー★ライダー(奥田民生カバー)
Double Down
新曲(共作)

「ソロ活動はバンドに持ち帰るため」ってわざわざ言うの、今回もなんかちょっと引っかかった。フロントマンがソロもやるのって珍しいことではない。バンドに愛情あるのはよくわかってるけど、バンドではやりたくてもできないこといっぱいあるよね。そこまで気遣かわなくてもいいんじゃないのかなー逆に不自然ではとぼんやり思いました。大きなお世話だけど。

後にこんなコラボも。
これからも末永く仲良くして我々を楽しませて欲しい!(土下座)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?