EPSON R-D1
デジタルだけどシャッターチャージ。プリンターのEPSONがカメラを作っていた、しかも世界初のレンズ交換式レンジファインダーを。
撮影がより儀式的になる予感がした。
シャッターを切るというより、SHOTでそのまま撃つの方が近いイメージ。
本体上部の針も写欲を高め、やる気にさせてくれる。
メモリーカードが4GBなところすら好きだ。弾数に制限のあるリボルバー的なロマンだ。
背面モニターもちんまりとした物で、昔の機械をわざわざ叩き起こしているという感覚がある。
いまや手をかざせば自動で目覚め、指し示すだけでコントロールできる機械がある。
わざわざ昔の機械を使うことは、任せきりにならない、機械とのバディ感を感じたいからかもしれない。