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BVBの移籍市場展望 2022冬③

③-1 純粋ウィンガー(WG/SH)


ジョービ(ジョーブ)・ベリンガム/バーミンガム
獲得期待度:A

ジュードの弟です。そっくり。
右ウイングとして育成年代のプレミアで活躍中。
既にトップチームデビューするなど、永久欠番となった兄に並ぶ期待を受けています。
昨冬ごろからBVBへの移籍が噂され、練習場を訪れたという話もありました。家族とともにドルトムントへ引っ越すとなれば両方の精神的にも良い影響を与えそうです。

ユスーフ・デミル/ラピド・ウィーン
獲得期待度:B

半年間バルサでも経験を積んだ🇦🇹の未来。
独特なドリブルと正確なシュート技術は可能性を感じさせました。今季後半はより出場機会が得られる所属元のトップチームで過ごすようですが、来夏以降は🇩🇪入りにも興味があるようで、補強ポイントが合致しているBVBは候補の1つのようです。


ロドリゴ・ゴエス/レアル・マドリー
獲得期待度:B

両翼ともそれなりにこなせるのが強み。


🇧🇷期待のウインガー。現状期待に見合った活躍はできておらず、同じ🇧🇷のヴィニシウスの躍動ぶりに隠れてしまいました。来夏のエンバペ獲得が実現すると立ち位置は一気に危機的となるため、ローンや完全での移籍も噂されています。レイニエルの返却に伴ってさらなる取引があるのか、注目です。


クリスティアン・プリシッチ/チェルシー
獲得期待度:B

本来は左ウインガー。

🇩🇪における元祖(?)アメリカン・ドリーム。
チェルシーに行ってからはケガに悩まされ、安定した出場はできていません。夏以降のローン移籍は盛んに報じられ、古巣に戻ってくる可能性も十分にあります。また見たいな。


サンバ・ディアロ/ディナモ・キエフ
獲得期待度:B

UEFAユースリーグでの活躍が注目されている小柄なアタッカー。🇸🇳の名門アカデミーからヨーロッパへ渡り、世代別代表にも選ばれている逸材。


ルーニー・バルトグジ/コペンハーゲン
獲得期待度:B

今回取り上げる中で最年少。🇸🇾にルーツを持つ🇸🇪の至宝。トップチームデビューでいきなり決勝点をあげ、一気に注目度が上昇中。
バイエルンが獲得に本腰を入れているとの情報があるものの、前年夏にはバルサが練習に招待した(コロナの影響でなしに)こともあり、争奪戦はもっと盛んであると考えられる。



ノア・ラング/クラブ・ブルージュ(ブルッヘ)
獲得期待度:C

179cmと十分戦えるサイズ。

今季CLで衝撃を与えた🇳🇱育ちの天才ドリブラー。
そのスタイルはヨーロッパの選手でありながら🇧🇷のネイマールを彷彿とさせるものであり、チャンスメイクで絶大な力となっている。
来夏の移籍が盛んに噂され、これから争奪戦が始まるものとみられる。


ゲオルギオス・クツィアス/PAOK
獲得期待度:C

ノリッジに移籍したツォリスの後を継ぐPAOKの若手アタッカー。今後トップチームでの活躍が期待されているが、BVBと同様にツォリスの獲得も狙っていたメンヒェングラードバッハが触手を伸ばしている。



ファリーデ・アリドゥ/ハンブルガーSV
獲得期待度:C

ツヴァイテで台頭してきたHSVの生え抜きプレーヤー。フランクフルト移籍に2度傾きましたが、未だに去就は確定していません。

アマド・ディアロ/マンチェスター・ユナイテッド→レンジャーズ(Loan)
獲得期待度:C

レンジャーズで鮮烈なデビューを果たした逸材。ユナイテッドでは超熾烈なレギュラー争いから弾き出されてしまったものの、アタランタで培われた技術と抜群の戦術理解度、適応力は非常に注目すべき点です。来夏以降のローン先として🇩🇪を選ぶ可能性は十分にありますが、まずは2月のELでBVBが彼にやられないよう気を付けなくてはいけませんね。



エヴェルトン/ベンフィカ
獲得期待度:C

図上はこうなっているが、ほぼ左で使われる。

チャンスメイクと小柄ながら強烈なシュート力が魅力の選手。BVBの補強ポイントとは微妙にタイプが異なっていますし、飛ばしの可能性も大きいです。

ルイス・ディアス/ポルト
獲得期待度:C

※2/1追記
リヴァプールへの完全移籍が決定しました。

180cmとトップでも十分戦えるサイズ。

ドリブルの上手さはもちろん、高いシュート力が魅力のアタッカー。リヴァプールが争奪戦の末獲得間近とのことです。サンチョとマレンのいいとこ取りのような選手だっただけに、見てみたかったです。

フェデリコ・キエーザ/ユヴェントス
獲得期待度:D

ACL損傷で今季絶望。

飛ばしだと思うのですが一応。
不調が続くユーヴェで輝き続けたウインガー。EUROでも実力を発揮しました。
高い得点力とドリブル突破が魅力で、前のポジションはほぼ全てこなすことが出来ます。
この噂が立った頃はユーヴェの財政状況の悪さと成績不振が目立っていましたが、クルゼフスキやベンタンクールを売却するとのことで改善に向かっていると思われます。
更にキエーザが十字靭帯断裂で復帰は秋以降となったことで、他クラブも含めた移籍の可能性はほぼ0になっていると思われます。



③-2 WB両立型


カラム・ハドソン・オドイ/チェルシー
獲得期待度:B

今季からはWB起用がメインに。

移籍マーケットが開く度にBVBへの加入が噂されるウインガー。トゥヘルの下WBとしてもちからをつけ、成長を遂げています。ローンなのかどうかは分かりませんが、出場機会が減るとまた移籍に近づくことが予想されます。心配なのは素行面です。


イヴァン・ペリシッチ/インテル
獲得期待度:B

懐かしの元BVBプレイヤー。WBとしても通用する走力とキレのあるシュートが魅力です。ベテランの域に入った今もトップコンディションを維持していますが、ゴゼンスの獲得は世代交代を示唆しているのでしょうか。
再獲得となると年俸面がネックです。


ヤクブ・カミンスキ/レフ・ポズナン🇵🇱→ヴォルフスブルク
獲得期待度:ー

🇵🇱の未来を担う超ポリバレントプレーヤー。
名前もあってクバ二世になれるかなーと思っていたのですが、かつてクバの在籍したヴォルフスブルクへの移籍により少なくとも獲得できるのは2023夏以降に。

③-3 2列目両立型

アキンクンミ・アモー/ハンマルビーIF🇸🇪
獲得期待度:C

インサイドハーフで新たな才能を見せている小柄なウインガー。得点に絡む機会が非常に多く、海外クラブからの関心も高まっています。

マルコ・アセンシオ/レアル・マドリー
獲得期待度:C

現行契約が夏で満了になることもあり、去就が注目されています。現状絶対的な存在になれず、エンバペやホーランの獲得を目論むマドリーとしても延長はしない方針のようです。BVBの補強タイプとは合致していますが、年俸と本人の野心に合うかが鍵になりそうです。




おわりに

いかがでしたか?
クナウフの移籍もあり、純粋なウインガーがいなくなってしまったBVBですが、どの選手をどう使っていくのか、またどういった補強になるのか注目していきましょう。

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