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BVBの移籍市場展望 2022冬④

④ー1 CF(セントラルストライカー型)
 

ホーランの後釜として獲得を目指す即戦力の選手たちor期待の若手/控えです。

レイエス(レイズ)・クリアリー/ウェスト・ブロムウィッチ
獲得期待度:B

2004年4月生まれと、ムココと同世代のストライカーです。世代別プレミアリーグでは得点を量産し、トップチームに帯同することも増えているので、デビューは時間の問題と思われます。
BVBのスカウトが追っていることは現地で有名であり、バイエルンとの争奪戦とも報じられています。

モハメド・アリ・チョ/アンジェSCO🇫🇷
獲得期待度:B

これからが楽しみなストライカー。🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿にもルーツがあり、エヴァートンの下部組織に在籍した経験もあります。
高い期待を背負ってはいるものの、今季は得点を量産するにはいたっておらず、まだまだ成長途中といった感じでしょうか。後半戦の爆発を楽しみにしています。

アダム・フロジェク(ハロジェク)/スパルタ・プラハ獲得期待度:B

🇨🇿の未来。今季は様々なポジションで使われており、2列目としても才能を発揮していることから、周りを活かす力などの成長に期待がかかります。Transfermarktによれば、BVBが獲得レースの先頭にいるようです。同じ🇨🇿の先輩ストライカーであるヤン・コレルやシックのように🇩🇪に挑戦するのでしょうか。

ルカ・ヨヴィッチ/レアル・マドリー
獲得期待度:C

ブンデスを席巻した男、再びピンチに。
昨季にローンでフランクフルトへ再び戻ってくるも18試合4ゴールと振るわず、今季も11試合1ゴールと苦戦。優れた得点感覚は今も評価されており、BVBの補強候補にも上がっています。ただ、ローンでも完全でも高年俸がネックとなるため進展はありません。

コンスタンティン・チュカヴィン/ディナモ・モスクワ 
獲得期待度:C

昨季終盤からトップチームでも出番を得ている🇷🇺期待のストライカー。今季は先発12試合で4ゴールと、まだ量産体制には入っていないもののまずまずの結果を出しています。契約は24年までですが、早ければ来夏にもステップアップの可能性があります。ただ堅実な成長のために本人はまだ国外に出ることを望んでいないとの情報もあり、まだBVBに絡んでくるのは先になりそうです。

エドワード・エンケティア/アーセナル
獲得期待度:C

カラバオカップで活躍するも、リーグでは厳しい立ち位置が続くストライカー。来夏で契約満了となるため、非常に注目されています。BVBの補強ポイントとはズレてしまいますが、ストライカー以外での才能開花も出来るのではないか、と個人的には思っているのでフリーなら十分ありかと思います。

ダニエル・ジェビソン/バートン・アルビオン(シェフィールドU)
獲得期待度:C

3部のバートンで経験を積んでいる大型ストライカー。まだ試合によってパフォーマンスに差があるようで、評価は安定していません。その分価格は安価ではあります。

ポール・オヌアチュ/ヘンク
獲得期待度:C

まさしく規格外のストライカー。ただムラが激しく、6試合連続ゴールから一気に5試合連続ノーゴールなどもあるので、ステップアップは噂されているものの評価は高まっていません。
プレースタイルもホーランというよりはむしろヤン・コレルをイメージさせるようなものであるため、(今季はヘディング弾は減っているが)フィットに時間を要しそうです。


アグスティン・アルバレス/ペニャロール🇺🇾
獲得期待度:C

🇺🇾で評価を高めるストライカー。育成年代では得点を重ねているものの、トップチームでは得点数が伸び悩んでいます。

オリ・ステイン・オスカーソン/コペンハーゲン
獲得期待度:C

U19🇩🇰リーグでは11試合14Gを記録中。

コペンハーゲンの下部組織で得点量産中のムココ世代ストライカー。トップチームにも定期的に帯同しており、今年に入ってからのTMでは得点も決めるなど、期待が高まっています。コペンハーゲンではエースのウインドをヴォルフスブルクがヴェホーストの後釜として獲得を目指しており、🇩🇪ルートの足がかりになるかもしれません。


ダルウィン・ヌニェス/ベンフィカ
獲得期待度:C

急激に評価を高めているストライカー。試合数と同じペースで、左右頭バランス良く得点を取っていく姿はまさに万能。枠内シュート率も大きく改善しており、先発した試合の連続無得点が3試合未満と安定。成長を遂げたことがよく分かります。そんな彼のデータ面での課題はパス成功率。
来夏のステップアップは噂されているものの、高額な契約解除金がBVBが獲得する妨げになるでしょう。

アンドレア・ベロッティ/トリノ
獲得期待度:C

トリノで5年以上活躍し続けている🇮🇹代表ストライカー。キャプテンとしてチームを引っ張っています。強豪にいることなく6シーズン連続二桁得点はその高い実力の表れですね。
安定感のあるベテランかつ移籍金が安価であることから来夏の移籍も噂されており、ミランが最有力です。



キャスパー・ドルベリ(ドルベア)/ニース
獲得期待度:C

コンスタントに貢献しているイメージのあるストライカー。今季は好調ニースでキャリアハイペースで得点しており、数字にも現れています。得点を量産する選手を探しているBVBですが、マレンをはじめとしたタレントの力を引き出すことができる選手と考えるなら意図が良くわかります。

ジャンルカ・スカマッカ/サッスオーロ
獲得期待度:C

今週になって狙っているのが明らかになった大型ストライカー。サッスオーロは経営規模が小さい上、今季はそこまで勢いもないため、見合った額を用意すれば獲得は難しくないはずです。それにしてもフィットするかどうか、求めるものと合致しているか微妙なのに、どのタイミングでリスト入りしたんでしょうか。。ロカテッリ獲得を目指した際に浮かび上がったのでしょうか。

Kristian Fletcher/Bethesda Academy🇺🇸
獲得期待度:C

ユナイテッド、バイエルン、BVBが狙っている🇺🇸世代別代表ストライカーということは分かっていますが、本当に情報に乏しい選手です。

パトリック・シック/バイヤー・レヴァークーゼン
獲得期待度:D

EUROから覚醒が続いていますね。左右頭どれでも点が取れ、とにかく恐ろしい状態。金額とビジョンも考えても、強奪する可能性はないと考えています。個人的にも、まだレヴァークーゼンで見ていたいです。

セバスティアン・アレ(ハラー)/アヤックス
獲得期待度:D

1年の不調を経てアヤックスで復活したストライカー。価格は高いままですし、プレミアに再挑戦したいという意思もあるようなのでなかなか厳しいとは思います。

④ー2 CF(ポリバレント型)

※獲得方針は“しっかりお金かけてアディエミ(もしくはプランB)+安価の違ったタイプの選手”と考えられます。

[既に獲得]
ジャスティン・エンジンマ/ヴェルダー・ブレーメン

CFとサイドをこなす。

BVBのセカンドチームに加入。ティゲスのトップ帯同が増え、20試合で複数得点が8試合と苦しむ中買い取りOP付きで獲得した選手です。

カリム・アディエミ/レッドブル・ザルツブルク
獲得期待度:A

バイエルンの下部で育った後、ザルツブルクで花開いた🇩🇪の未来。ロイスの個サポであるらしいです。既にBVBとは個人合意しているとの噂も。古巣への復帰願望もあるようですが、心を決められるかが注目です。今季のCLでの活躍にも期待。

フリアン・アルバレス/リーベル・プレート
獲得期待度:C

※2/1追記
マンチェスター・シティへの完全移籍並びにリーベル・プレートへの半年ローンが決定しました。

アディエミの現実的なプランB一人目。かなりアディエミに近い。直近で🇩🇪に挑戦した🇦🇷リーグのFWであるボレのように適応できる可能性は十分あります。
競合相手がかなり多いと思われ、マンCが獲得に近づいているとも…

アミーヌ・グイリ/ニース
獲得期待度:C 

アディエミの現実的なプランB二人目。この世代の選手では今季のゴール関与数で3位につけています。1位ヴラホヴィッチ、2位ホーランですからその凄さが分かると思います。
技術とスピードがありながら180cmとサイズもあり、アシストが多いのも魅力です。

マルクス・テュラム/ボルシア・メンへングラードバッハ
獲得期待度:C

得点感覚に優れた🇫🇷代表ストライカー。
ローゼの教え子だとはいえ、ケガが多いうえにまたメングラから強奪するのは個人的には猛烈に反対です。パフォーマンスが上がっていない現状を踏まえても、格安にならない限り獲るとも思えません。

ティモ・ヴェルナー/チェルシー
獲得期待度:C

決定機のミスが多くて批判されてきましたが、前線からの守備やアシストでの貢献が評価されてきましたね。人柄の良さも現地ファンには好評のようです。チームに🇩🇪人も多いですしまだ出たがらないでしょうね。

セミー・キリクソイ/ベシクタシュ
獲得期待度:C

テルジッチ繋がりのベシクタシュから紹介する最後の選手。まだ16歳ですがUEFAユースリーグでの活躍が目に留まったと言われています。


アントニー・マルシャル/マンチェスター・ユナイテッド→セビージャ(Loan)
獲得期待度:C

15点取ったときとは全く別の評価になってしまいました。走らないそうなので叩き直せない限りうちでもなかなか厳しそうです。セビージャで評価を覆せるでしょうか。
怪我が少なくて得点感覚も優れたものを持ってるので見てみたくはありますが、マレンがいるので必要は無さそうです。

ピエール・エメリック・オーバメヤン/アーセナル
獲得期待度:C

現状規律違反で登録外されている上、特に必要でもないですし出ていくときに一悶着あったことも考慮すると、無いでしょう。薄給かつフリーで獲れるくらいじゃないと…。

ランダル・コロ・ムアニ/ナント
獲得期待度:C

オリンピックでの🇯🇵戦で脹脛の踏みつけで🟥退場したのが記憶に新しい選手。この記事を書き始めた頃はフランクフルト、ミランとの争奪戦でしたが、フランクフルトが決着にかなり近づいています。今夏で満了なためフリーでの完全移籍。BVBは撤退したと言われているが、どうなのか…。

ラウタロ・マルティネス/インテル
獲得期待度:D

直近の代表戦でもゴール。

セリエA王者不動の2トップの一角。インテルの財政難で売りに出されるくらいしか可能性はないでしょうし、BVBを選ぶとも思えません。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。全4回の移籍展望、いかがでしたか?
負債を抱える中で大型補強や積極補強は現実的ではないですが、少しでも売却もうまく進むことを願ってます。。

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