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どうしてベンガル猫?

実はレノンさんを
お迎えする以前に2匹の拾い猫を
実家で飼っていました。

雨の中の駐車場、段ボールの中に
捨てられていたのを今でも覚えている
漫画みたいな出会いだった。

小柄で真っ黒、カギしっぽの
ビビリ屋さんでした。
約20年何の病気もせず
精一杯生きて天国へ
猫ではかなり長生きだったね
本当にお疲れさま。

時は流れ社会人となった僕
どうしてもまた猫が飼いたい
毎日Instagramで色々な方の素晴らしいキャットライフを指を加えながら覗き見していた。

そんな時に
見つけた猫界のスーパースター@sukiicat

「なんだこの素敵な写真は…」
「こんな柄の猫がこの世に居るのか…

一目惚れでベンガル猫飼う事を決意。

しかし
一度味わった飼い猫とのお別れ
それだけが新しい家族をお迎えする事の
決断を鈍らせていた。


「そもそも一人暮らしの男にブリーダーさんは譲ってくれるのだろうか?」
「相手は豹柄の猫、しかも最大で8㎏になるらしい…大丈夫なのか?」

そんな悩みを抱えながらも約2年が経ち
とあるブリーダーさんのサイトにて

「あっ!こいつだ…」

言い表し難いが
なんだか運命の様なもの感じた。
その猫が今も横にいるレノンさんだ
今日も元気にトビウオを追いかけている。

初めてレノンさんに会った日
彼だけは部屋の隅に隠れて
まったく出て来なかったのを覚えている。    

「アイツがオレの飼主だと?」
「お前はオレのわがままを一生聞けるのか?」

きっと彼はそう思っていただろう。
いやそうに違いない。

なによりこの僕にレノンさんを
譲ってくれたのが本当に嬉しかった。
本当にありがとうございます。
世界で一番幸せな猫にしてみせます。


お迎えが1週間後に決まりウキウキしながらも
「そういえば猫を飼い始めたら大好きな
海外旅行にはもう行けないな…」と思い
その次の日から名前を決める旅にでた。

誰もいない砂浜でThe Beatlesが
よく聴こえたのを憶えている。


次回
「ベンガル猫ってどんな猫?」
最後まで読んでくれてありがとう。

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