その暖かさをしっているから

トイレでおしっこしながらTwitter開いたらおまけが私のことを褒めてくれていた。

おお、やったー

なんでも自分がなりたかったメイドの形のひとつらしい。過大評価よろしくお願いしますと言い添えてから詳しく聞いてみたら、他人のために動くところ(具体例にご飯作りをあげてくれた)にメイド力(ぢから)を感じたそうです。ありがとうございます。


卒業する前はお店でちょくちょくご飯やちょっとしたスイーツなんかを作らせてもらっていた。いちごタルト、クッキー、オニオンチーズトースト、フルーツ牛乳寒天、一汁三菜定食、等々。その日の気温や季節に合わせて冷たいものを作ったりあったかいものを作ったりしていた。あと出すタイミングがなくなって出せなかったのだけど、自家製琥珀糖も制作していた..(いつか出させてください)

喜んでもらえるように考えるのは楽しいし、実際美味しかったと言ってもらえるのは嬉しいものだよね、ハム太郎。そうなのだ!メイド冥利に尽きるというものなのだ! 

こんな感じで「たのし〜」と思ってやっていたことがメイドさんに「メイド力(ぢから)」として評価され、あまつさえなりたかったメイドの形の一つと言われて、喜ばないではいられようか。また1人の人に救われてしまったなあー

秋葉原の地にメイドカフェが生まれてはや20年、諸行無常の響きあり、最近はシャンパンがポンポン開く所謂キラキラコンカフェなるものが台頭している。パトラッシュ、僕たちは随分遠いところまで来てしまったみたいだね。いやもしかしたら原点回帰をしているのかもしれない。明治末期の「カフェー ライオン」は、お客様からのチップがお給料となる完全歩合制だったそうなので。ふんふんなるほど、明治時代のキラキラコンカフェといったところだろうか。

私が明治時代に生まれていても、キラキラコンカフェ嬢にはなっていなかっただろう。下町の料理屋の看板娘の方が性に合っている。
シャンパン文化が悪いとは言わないが、シャンパン開けてもらってボトルを持ってニコニコしている私よりも、手作りご飯食べてもらってニコニコしている私の方が想像できると思わんか?そういうことだ。(繰り返すが、これが良くて、あれがダメという話ではなくて、好みと合う合わないの問題である)

12月になったら食品衛生責任者養成講習会に行く予定なので、資格が取れ次第、みんなにご飯を食べてもらえる機会を作りたいと思っている。一汁三菜、健康なやつ。豆皿いっぱい、健康なやつ。緊急事態宣言が明けてお酒飲めるようになったからって飲み過ぎちゃダメだよ。身体大事にしてね。また12月に会おうね。

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