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【Dynamo】発電機?いえ、Dynamoです。【紹介】

Revitを使用している時、ふと目に入る「Dynamo」。
ビジュアルプログラミングって何だろう。
今日はDynamoについて軽~く説明していきます。

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「Dynamo」、意味をそのまま検索すると発電機。
Dynamoはその名の通り、プログラミング作業の動力となるツールです。
RevitのBIM用アドオンとして開発が始まって、今やさまざまな機能備えています。

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Autodesk Dynamoの種類は2つ
Revitのアドオンとして使える無料版と、単独で使える有料版との2種類があります。

Dynamo for Revitは、Revitに元々付属しているアドオンです。
単独のソフトとしては使用できません。
プログラムの中身が公開されているので、ユーザーが自由に改造することもでき、作ったプログラミングも再配布することもできます。

Dynamo Studioは単独で動くソフトです。
Revitと連携はできないのですが、ソフトを単独で動かせるので、Revitを持っていなくても使用することができます。

でも、2021年6月7日をもって、DynamoStudioは購入できなくなりました。
2022年1月31日以降、Dynamo Studioは廃止され、AutodeskAECコレクションから削除されます。今後は各機能(Civil 3D、FormIt Pro等)から使用できるみたいです。
Dynamo Studioに関するよくある質問


どんなことができるツールなんでしょう?

パネルの配置、名称や番号の振り直し、3Dモデルの自動生成、
繰り返し行われるタスク規則性のある動作で使用することができます。

1つ1つ部屋名を変更するのは面倒だな……
こんな面倒な作業を自動化してくれるという夢のようなツールですが、
プログラミングという言葉を聞いて、「あ、難しそう…」と思う方もいるかもしれません。
でも、実際に作業す画面には知らないプログラミング言語が
ズラーーーーーって並んでいるわけではありません!
視覚的に構成していくビジュアルプログラミングです。

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上図は「指定された点を通過する円弧を描画する」といった内容です。

ビジュアルプログラミングでは、
ノードと言われる四角い箱を利用してそれを線で繋いで構成していきます。
繋いでいくだけなら、プログラミングの苦手意識も薄まるのではないでしょうか?

Autodesk社からDynamoについての概要、要素の説明、Revitでの使用の仕方など学ぶことができるサイトもあります。
Dynamo Primer

もし分からないことがでてきても、コミュニティで質問できます。
エラーを解決するには?、作図方法がわからない、どうすればできるかを気軽に質問できます。
Dynamo コミュニティ-日本語

ますます便利になっていく機能ですが、使っていくことに意味があります。
Dynamoを利用して、業務の効率化をしてきましょう!



↑ IU BIM STUDIO株式会社のHPはこちら ↑

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