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"学会員"インタビュー㉗あんたれすさん

天海春香学会Vol.2出版記念企画として、「学会員」のみなさんへインタビューを行うシリーズ企画。

第27回は、あんたれすさんへのインタビューをお届けいたします。

聞き手:そにっぴー/スタントン

文:スタントン

―――

春閣下とアケマス

――よろしくお願いします。今回のインタビューですが、「あんたれすさん」とお呼びしてよろしいのでしょうか。

あんたれす:
そうですね、大丈夫です。お願いします。

――まず初めにお伺いしておきたいのですが、あんたれすさんは春香Pなのですか。

あんたれす:
そうですね……もう、春香だけですよ(笑)。

――ありがとうございます。それでは、春香と出会った経緯を聞かせてください。

あんたれす:
まずは、やっぱりニコマスだったんですよね。何年前にニコニコ動画のサービスって始まったのかなあ(※文責注・ニコニコ動画(β)が開始したのが2007年の1月)、「なんか新しい動画投稿サービスが始まったらしい」って聞いてニコニコ動画を見始めたんです。それで、そのときくらいから何となく(ニコマスを)見始めたんです。で、「何が流行ってんだ?」って探して見つけたのが、アイマス。(アイマスで)、初めて見たのが春閣下だったのかな、うん。

――そうだったのですね。ちなみに、アイマスには他のアイドルもいるなかで、どうして春香、春閣下に興味を持たれたのでしょうか。

あんたれす:
うーん……やっぱり、曲の雰囲気ですかね。自分、明るい曲ってのはそんなに聴かない性質なので、春閣下の他にも闇春香とか、いろいろあったじゃないですか。Coccoとか、あの辺りですね。もともと暗い曲調が好きなんですけど、「なんか暗い曲調と(春香とを)合わせたものが多いな」って思ったんです。

あんたれす:
それで惹かれていったのかな。初めのほうはあれですよ、「orz」のノリで見ていったんです。ただ、詳しく見ていくうちに……"まとも"な動画、例えば小泉今日子さんの「あなたに会えてよかった」を使った動画にたどり着いたんです。

あんたれす:
そういうのを見るうちに、「本当にこの子、薄暗いとか黒いとかそんなキャラなのか?」って疑問に思うようになって、気になっていったんです。それで、プレイ動画とかLovable Daysの動画を見て、どうやらアーケード版があるらしいってことに気がついたんですね。で、まあ……触ってみねえと話にならねえな、ってなったんですよ。しかも箱版を買う前に。当時住んでいた神奈川のほうにアケマスを置いてる店舗があって、行ったら……そこから足を踏み外した(笑)。

――なるほど、実機プレイを始められたのですね。やっぱり、最初に春香を選ばれたんですか。

あんたれす:
そうですね。「こいつしかねえな!」って思ってたんで。自分、その頃くらいから女性ものの衣服に興味を……言ってしまうと女装をし始めたんですよ。だから、リボンを付けてる春香を見て「いまどきこんな女の子いねえだろ」って思って春香に興味がわきましたね。クソみたいな偏見みたいですけど、少女漫画に居そうな感じ(の見た目)じゃないですか。「こいつはきっと面白いやつだ」って。こんなもんですかね、出会いってのは。

――ありがとうございます。そこから、どのように春香やアイマスに触れるようになったのですか。

あんたれす:
アケマスをやってると、いろんな人に出会うわけです。コミュニケーションノートに色々書いてみたり、「どんな感じですか」って話しかけてみたり、徐々にその場で(アケマスを)やっている人達との交流が始まっていくんですよね。それから、同人即売会を教えてもらって、どっちかといったら、公式よりも二次創作から補強されてよりアイマスにハマっていく感じになりました。

八重山に住む

――ツイッターで「南の島の片隅に住む……」と書かれています。本州から離れた場所にお住まいだと思うのですが、いつ頃に移られたのですか。

あんたれす:
2011年のクソ地震が起きたあとです。

――オタク活動するにはどうしても難しい場所だと思うのですが、なぜ遠方に移られたのかな、と気になっておりました。

あんたれす:
そうですね……生きるためだったというか、人から――就職先の斡旋みたいな感じで――紹介されたのがきっかけですね。言ってしまうと自分は学歴がどうしようもなくて、中学を出た後に留学していたんです。お金の面で大学に進学できなかったので、留学先の高校を出て高卒になって、そっから何年かフリーターやってたんです。正直、震災前からずっと、「こんなクソみたいな学歴でちゃんと就職できんのか、人並みの生活ができんのか」って不安だったんですよ。で、まあのらりくらりやってたら……地震ですよ。どうすっかなって考えてたら、親父の昔の先輩から、就職先の斡旋を受けて……それが西表島のリゾートホテルだったんです。

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西表島の位置

あんたれす:
「明らかにまともじゃねえけど、職について何かの経験をしたほうがまだマシかな」って思って……それで行ってしまったのが運の尽きですよ(笑)。まあでも、西表島で3年働いて、今は石垣島にすんでるんです。石垣島に越して少しはマシになりましたけど、本チャンの「プロデューサー」的な活動は10年以上ご無沙汰なんです。

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石垣島の写真(スタントン撮影・2016年)


あんたれす:
Vol.2のえぬわいさんが書かれているアイモバの記事(※私と春香の旅路 ~アイモバとドールと~)あるじゃないですか。あれで思い出したんですけど、こっちの八重山のエリアに(アイモバ目的で)来て下さった方が十何人っているんですよね。「アイモバ波照間オフ」で検索かけてもらえるとわかると思うんですけど……。

オフ会の例

――あ、波照間って島の名前なのですね。

あんたれす:
そうです、波照間島ってとこで。アイモバのためにこっちまで来るなんて……ある意味、大馬鹿者ですよね(笑)。クソ気合い入った奴らがいるんだなって励みになりました。そこでパンゴシ春香の女装を初めて見せたのかな。酒飲んでるときの余興として着たんですけど、まあまあ好評をいただけたのかな。まあ、183cmもあるガタイ良すぎる春香ですけど(笑)。

――ツイッターを拝見していると、自転車がお好きなようにお見受けしましたが、長い趣味なのですか。

あんたれす:
こっち来てからなんですよ。西表島から石垣島に引っ越してからですね。新しく通勤するところが家からちょっと遠いってんで、自転車がほしかったんです。沖縄の夏はヤバいじゃないですか。だから、荷物を背負って走りたくなくって、それをクリアできる自転車として、ドッペルギャンガーの「330 ロードヨット」を選んだんです。いわゆるカーゴバイクってやつですね。

あんたれす:
安いってのと、赤色ってので飛びついたんですけど、これが今の春香号の原型です。

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春香号(写真提供:あんたれすさん)

あんたれす:
フレームにダイソーで買ったPPシートを張ってるんです。そのシートのうえからシールをペタペタ貼っていったらこんな感じになりました。

――必要性があってこんな感じになったのですね。

あんたれす:
もう一台の方は、親父が――親父とは色々あって同居してるんですけど――病気のリハビリのためだって勝手に自転車を買ってきたんですが、乗らなくなりやがって(笑)。もったいねえなと思って、春香号で培ったテクで改造しました。

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千早号(写真提供:あんたれすさん)

言葉選べよクソ野郎!

――関東以外だとオタク活動とか、いろいろ大変なんだろうなあと思っていたのですが、公式の展開に無理についていく必要のない方はそれなりに楽しめるのですね。春香やアイマスへの興味というのは、無印が基本なのですか。

あんたれす:
そうですね。minecoさんがインタビューで「1stVISIONの春香に囚われている、こだわっている感じがする」って確か仰ってたと思うんですけど、その通りです。言ってしまえば「2ndVISIONっていつからだよ」みたいな、そんな認識ですからね。自分のゲームとしてのアイマスは、ほとんどアーケード版で止まってるんですよ。美希をプレイしたことも一切ないですし。あ、美希が嫌いってわけじゃないよ(笑)。

――アケマス以外が嫌いというよりは、純粋に興味の方向性が定まっている感じなのですね。

あんたれす:
はい、そうですね。個人的な話なんですが、正直ゲームとしては……アイマスは楽しくねえって感じなんです。性には合わないんですよ。アケマスをずっとやってたのは、ギャンブルみたいな感じだからなんです。

――ほう、ギャンブルですか。

あんたれす:
言ってしまえば競馬とかパチンコみたいなもんなんですよ、アケマスって。絶対に勝てないギャンブルを延々やっている感じです。まあ、儲けなんていらないんですよ。うちの春香が笑って踊ってるところさえ見られたら。そのためにあのクソったれなエンドを何度も見るハメになるんですが……。

――あのエンドについては、やはり思うところがあるのですね。

あんたれす:
かどさんやラにょッティさんが言及されてましたけど、要するに……「言葉選べよクソ野郎!」ってやつですよ。

――あはは、まったくです。

あんたれす:
あれさえなきゃあ……ねえ?俺も人様のこと言えたもんじゃないですけど、タイミングにあった言葉の選び方ってもんがあると思うんですよ。それで今まで築いてきた信頼を壊してるんだから……「言葉選べよクソ野郎!」に尽きますよ。

爪痕と短歌集

――ここまでいろいろ伺ってきましたが、あんたれすさんから話したいことは他にありますか。

あんたれす:
話したいこと?うーん……春香Pとして言えた口ではないんですけど、何かの爪痕を残したかったんですよ。誰かの記憶に残るようなことをやりたかったんです。こんなクソ野郎が言えたもんでもないんですけどね。何か記録に残してほしくて、それであの歌集を投稿したんです。

――では、学会誌の作品のお話に移ります。「爪痕を残したい」という言葉が出ましたが、なぜ歌集で参加しようと思ったのでしょうか。

あんたれす:
そうですね……そもそも最初は、ツイッター上で#アイマス短歌ってのを見つけたんですよ。他の人の作品を見て、感銘を受けたんです。
自分はそんな頭いい方じゃないから、ほら、SSとか論文とか、そんなに長文って書けるわけじゃないから、できる形がないかな?って思ったのがきっかけなんですよ。ツイッター上でもちょこちょこ書いてましたし。一句一句ツイッターで放流したところですぐ流れて誰も見やしない。だったら、もうちょっと頭つかって、歌集にしてぶちまけてやろうかって。

――長文は苦手と仰っていましたが、逆に私(そにっぴー)が見たとき、言葉選びを見て語彙力がある方だなとお見受けしました。普段から歌を見たり、本を読んだりされているのですか。

あんたれす:
恥ずかしい話なんですけど、本は全然読まないんですよ。漫画もあんまり読んだりしないからなあ。ツイッターをみてばかりで……頭いい人の言葉を見て拾っていった感じですね。あえて読むってったら、町田康さんの本が好きなんですけど、あの人はあの人で言語センスが独特だから絶対真似できない(笑)。

あんたれす:
町田康さんはパンクロッカー出身の芥川賞作家なんですけど、自分もパンクロック好きですし、自分と同じく猫を飼ってる共通点があるんです。

――この歌集はアケマスやアケマスの春香について詠まれたものだと思います。歌集の「コンセプト」や「言いたいこと」はなにかございますか。

あんたれす:
「コンセプト」、「言いたいこと」ねえ……。ミワのいぢさんのイラストみたいな感じかなあ。アケマスをやっていて、瞬間、瞬間が衝撃だったあの感じを思い出しながら。いきつけの店が筐体撤去しちゃったとか、人が来なくなっちまったけどコミュニケーションノートはあるから思い出として残っていることとか、少ない思い出をどんどん絞り出して書いた感じですね。アケマスのゲームシステムの「思い出ボム」みたいに、絞り出して、ぶちかまして、という感じでした。

――お恥ずかしながら、いくつか詩の言葉の意味がわからなかったものがあるんです。例えば、「罫線に沿わし碑文」ってコミュニケーションノートのことだったんですか。

影を見ぬ色付窓の拠
罫線に沿わし碑文こそ確かに

あんたれす:
そうです。

――では、「堕つ我が城の無常」っていうのは、筐体がなくなった……

駐車場の赤色灯を睨め付けて
堕つ我が城の無常を悼む

あんたれす:
そうそう、そうですね。

――私(そにっぴー)もアケマスをちょこちょこプレイしているんですけど、ここ最近やり始めたので、コミュニケーションノートを積極的に使ったり、お気に入りの店から筐体が撤去されたりする経験ってないんですよね。

あんたれす:
ああ、そっか……。

――「少ない思い出」とは仰っていたんですけれど、それを濃縮して書いてくださったんだなと実感しました。

あんたれす:
特に後半からは、こっち(八重山)に渡ってきてからアケマスをやれなくなった苦しみとか我慢とか、そういうのを書いたんです。
何か、意味を知りたい句はありますか。

――あ、よろしいですか。では……

愛と鳴く苦し紛れのマチズモや
華を飾るにそれは不可避か

あんたれす:
これか……。アイマスそのものになかなか触れられなくて、すげえ鬱屈していた時期があったんです。この歌は、歌集が初めての掲載ではなくて、ツイッターに投稿したんですね。この(歌を作った)頃は石垣島じゃなくて西表島に居たんです。まあねえ、西表島の生活がほんとクソでね。色々と苦しかったんです。精神をぶっ壊し始めて、アイマスのことを考えだしたらどうでもよくなってきちゃって。「春香を好きなままでいられるのか」って、考えたんです。これはそのときの……

……うーん、自分で作っておいて、うまく言語化できないのがつらいんだよなあ(笑)。アイマスをやってると、どうしても「P」という名乗りが付きまとうじゃないですか。「俺、こんな状態でP名乗っていいのか」とか、「春香を好きっていったって、忘れた方が精神的に楽なんじゃないか」とか、そういう葛藤が込められてます。

――歌集については、minecoさんがインタビューにて「色と光の印象が強い」という評価をされています。それについてはどのようにお考えですか。

あんたれす:
うーん、自分はそこら辺うまく評価できないんですよ。方法論を学ばないで、ぶっつけ本番みたいな感じで短歌を始めたんです。だから、「そういう見方があるんだ」ってわかったので、(minecoさんのインタビューを)読んでいてありがたいなと思いました。あと、「ずるい」って仰ってたじゃないですか。

minecoP:
(前略)色というのは強制的に風景を見せられる強い言葉なんですよね。だから……うまく着地できないんですけど、「ずるいなあ~!」って思いましたね。

――“学会員”インタビュー⑲minecoPさん【後編】より

あんたれす:
あれを見て、「お、俺やったな!」って思いましたね。色が印象を運んでくる、無理やり結びつけるっていうのは言われて初めて気づいたんです。あの人すげえなって思いました。いっぺんお話してみたいですねえ……ちゃんと会話できるか不安ですけど。

――他に、作品について話したいことはありますか。

あんたれす:
そうですね……なんというか、春香とゲームのなかのプロデューサーがいて、それを "窓" の外から見た自分の思い出話ばっかりになっちゃって。できれば春香の視点も織り交ぜてみたかったなって、今思っています。

あと、この歌集を作る前に没にしたテーマがあるんですよ。「なんで俺がパンゴシを着るようになったのか」っていうやつ。書こうと思ったんですけど、これやると18禁ものになるのでね。それに絡めた句も考えたんですけど、本筋から外れるのでそれも没にしました。ええと、こちらです。

――これ(殺ぎ落とす)で「そぎおとす」って読むのすごくいいですね。アレみたいです。シンデレラの足を……

あんたれす:
ああ、アレですね。かかとをそぎ落としてガラスの靴に足を入れる話。なかなか凄まじいですよね。それにしても、このエロというか、下劣な部分をどうマイルドにするか、オミットするかで迷ったんです。

――春香学会ではやりづらいかもしれませんが、何かの機会で見てみたいですね。

前を向いている

――他の方の作品で、気になった作品はありましたか。

あんたれす:
イラストに関しては、やっぱりミワのいぢさん一択ですかね。もう、ワンカットごとで出来事を残酷に切り取ってくれるよなあ、本当に(笑)。本当、この人とはお話してみたいというか……たぶん喧嘩になりそうな気もするんですけど(笑)。この人はツイートを見る限り、相当な数映画を観てらっしゃるからアングルや切り分けが上手いんでしょうね。この人の作品は漫画で見てみてえな。コマ割りの形になるとまた違ってくるじゃない?

――他の方の作品ではいかがでしょうか。

あんたれす:
うーん……挙げきれないなあ。というか、みなさん前を向いていますよね。分析するにしろ、思い出を語るにしろ、みんな前を向いている。自分の作品と比較してしまうんですけど、自分はどうしても前を向けきれない。ああ、クソっ!なんか……悔しいな!!

――前を向いている、という感想は新鮮ですね。私(そにっぴー)は後ろ向きに生きている自信しかないです。春香学会については、春香と様々な向き合い方をされている方が参加されていると思うんですけど、前を向いているという感想を受けて「ああ、そう感じたんだ」って思いましたし、みなさんきっと色々な場所で春香に救われていると思うんですよ。春香学会に寄稿した人で話す場所をセッティングしたくなりました。

あんたれす:
ポジティブな変わり方でいうと、minecoさんとらぁーたさん。minecoさんは創作の範疇になるんですけど、らぁーたさんは「天海春香が嫌い」から始まってる(実際の話)じゃない?それからあんなのめり込んで「好き」にシフトできるってとんでもないことじゃないですか。「胡散臭い」と思っても見続けてしまう魅力が、春香にはあるのかな。

――本当に苦手だったり嫌いだったりしたら、関心すら持たないかもしれないですよね。

あんたれす:
ね。ツイッターを見てると、人の意見はよく変わるって思いますけど、ポジティブに変われるのはすごい覚悟いるよなあって。自分はアケマスのころから何も変わっていませんし、年だけくって、頭が固くなるばかりです。

――春香Pが集まる場所だと――当然のことなのですが――春香が好きという話に終始しがちになっちゃうので、minecoさんやらぁーたさんみたいな方がいらっしゃると際立ちますよね。

あんたれす:
自分は春香が好きって言っても、ゲームキャラとしか見られていないんだな、と思いましたね。好きな気持ちってのを、思い知らされましたね。どうやって春香と付き合っていこうか、現に迷ってるんだよなあ……かなり。

春閣下

――Vol.3があったときに、どんな作品を作りたいですか。

あんたれす:
うーん……春閣下について書いてる人が一人もいなかったよなあって思うので、機会があれば書いてみたいんですけど、正直、次回作については何も考えられない(笑)。なんか、この歌集で燃え尽きてしまったなあっていう感じで。

絶対癒えない爪痕

――あなたにとって、天海春香とは。

あんたれす:
これこそ、「爪痕」ですよね。一生かかっても絶対癒えない爪痕みたいな。思い出そのものに関していろいろ考えられるんですけど、心と脳裏に刻まれてしまうものってあるんですよね。正直、「怨み」みたいな感情もあるので、「憧れの人」とか「大切な人」って言い切れない部分もあるんです。だから……なんというかな、ななみんさんなんかVol.1のインタビューで「呪い」って言ってたじゃないですか。その言葉もすごくいいんですが、自分に当てはめたときには非科学的であんまり信じられねえし、だったら「爪痕」かな、と。

—――

作品について、生き方について、さまざまなものを話していただいた2時間でした。

天海春香学会Vol.2は、5月4日に開催されるオンラインアイマスオンリーイベント、「全マス!オンライン1」にて再販予定です。

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天海春香学会Vol.1も久々の再販を行いますので、お楽しみにお待ちくださいませ。

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