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“学会員”インタビュー④ArisakaPさん

天海春香学会Vol.1増刷記念企画として、
学会誌に寄稿していただいた”学会員”の方へインタビューする当企画。

第4回は、ArisakaPさん(@Haruka762_SCAR)にインタビューした様子をお届けいたします。

紹介ツイート

(聴き手・文:スタントン)
ーーー
ArisakaP:
よろしくお願いします!

ーーこちらこそ、よろしくお願いします!


春香の真っ直ぐさに惹かれて

ーー天海春香との出会いをお伺いさせてください。どのような経緯で、春香Pになられたのでしょうか。

ArisakaP:
今となってはお恥ずかしい話ですが、中学生の頃にPSPでプレイできる"ギャルゲー"がやってみたくなり、色々と迷った末にアイマスSPパーフェクトサンを購入しました。

ArisakaP:
最初は真のビジュアルが好みだったんですが、ストーリープロデュースを進めるうちに春香の真っ直ぐさに惹かれていき、今に至ります。


ーー春香の真っ直ぐさ?

ArisakaP:
当時961プロ所属だった響が周りの人を意識的に遠ざけてまで孤高な在り方を貫こうとするのを、ライバルでありながら放っておけない姿が印象的でした。
IU決勝で響に勝った後の「誰かが努力して出した結果を笑う権利は誰にもない」という旨の言葉も、時に自分に厳しい言葉をぶつけてきたライバルへ掛ける言葉として、余りにも真っ直ぐで清々しいものだと思いました。

アイマス2の魅力

ーー続いて、学会誌の記事についてお伺いさせていただきたいです。
今回の学会誌に寄稿していただいた記事のように、ここまで詳しくアイマス2を題材にされた文章というとあまりない印象を受けます。
アイマス2を題材に選ばれたきっかけはなんでしょうか。

ArisakaP:
スタントンさんも「あまりない印象を受ける」と仰っている通り、主にTwitterを見てても2の話ってあまり見かけないな、と思ったのが大きいです。

僕自身アイマス2は相当長い間"積みゲー"にしてしまってたんですが、いざプロデュースを開始したらゲームとしての面白さもかなり上質なものでしたし、何よりもメインシナリオで描かれる春香の姿が他作品と比べてもかなりシリアスなものであるように感じられて、この感動をぜひ共有したい!と思ったのがキッカケですね。

ーー春香Pの視点で考えたときに、他には、アイマス2のどんなところが魅力的だと感じますか。

ArisakaP:
コミュです!!
メインのストーリーコミュを追うというコンセプトだったので営業に全然触れていないのですが、アイマス2のコミュは内容が濃いものが多いですし、画角や背景など映像として凝っているものも多いです!
他にはIA部門賞を全て獲得した際のトゥルーエンドについてもあとがきに少しだけ書かせて頂きましたが、あれはぜひ自分のプロデュースの終着点として見て欲しいですね。


ーーArisakaさんはどのコミュがお好きですか。

ArisakaP:
「地方TVのお仕事」は本文で取り扱ったので、他に上げるとしたら資金営業の「全国TVCMのお仕事」が特に好きですね。
体調不良を押してまで仕事しようとする彼女を劇中Pが厳しめに止めるお話なんですが、現場に迷惑を掛けないよう気遣って無理しちゃう春香の姿や、プロの大人としてそれをちゃんと止められる劇中Pの姿が印象的なコミュです。

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流石は「学会」だなぁと感じました。

ーー学会誌全体のお話に移りますが、学会誌で気になった作品・面白かった作品などがありましたら教えてください!

ArisakaP:
SSを読むのが久しぶりだったので、皆さんの作品を楽しんで読ませて頂きました。中でもゆきますくPさんの「モノクロ・ドリーム」の読後感が凄く爽やかで良かったです。
他にはふぁるこPさんの論文も、科学を以て彼女の魅力を徹底的に解析する手法の"ガチ"さが凄く印象的でした。
僕は春香が作品内で何を語ったかをベースに追い掛けていたので、歴史や哲学のような現実世界の学問を手掛かりにする研究手段をされている方が多くて、流石は「学会」だなぁと感じました。


ーー次はどのような記事を書きたいですか。

ArisakaP:
先程お話にも出た通り春香Pとしての入り口がSPだったので、ぜひ取り扱ってみたいとは思っています。
とにかくコミュの話が大好きなので、次回もとにかくコミュの話をするものになってしまいそうです……笑


憧れ

ーーあなたにとって天海春香とは

ArisakaP:
夢を追いかけるひたむきさや、理想を限界まで諦めない強さ、身の周りの人々を気遣い励ませる優しさ、それでいてちょっと抜けたところも目立つところ、そんな色んな表情を独特のバランス感で見せてくれる彼女を、僕は一人の人として美しいと思っています。

そんな彼女に人として憧れているからこそ、日々コミュ等を通じて彼女の言葉を追い掛けているんだと思います。



「憧れ」です。



ーーー
一つひとつのコミュを通じ、丁寧に春香と向き合ってらっしゃるArisakaさん。

そんなArisakaさんの記事も掲載している天海春香メイン・文章中心の合同誌 “天海春香学会Vol.1” は、現在増刷準備中です。
最初から最後まで天海春香な一冊 “学会誌” を宜しくお願いいたします。




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