だからあなたは私の希望なんだよ
I’m your hope. You're my hope. I am J-hope.
星空の返事で完成するその掛け声を放つ太陽の様な人
いわゆる、"太陽属性"みたいな人が少し苦手だった
直視できなくて、暑苦しさすら感じて、距離を置いておきたいと思う対象はいつも"太陽属性"の人だった気がする
今思えば、それは今のホソクさんみたいな人だったと思う
でも、私はホソクさんに出会ってから
太陽の光が強いほど、影が濃くなると言うことを深い実感と共に理解をした
私は、素麺が好きだ
うどんもネギを少しだけ入れた素うどんが好き
昔、朝ごはんに出てきたトーストに塗るのはバターいったくだった
そんな私は、フレンチトーストにジャムをたっぷり塗ってスクランブルエッグをのせ、さらにカリカリのベーコンをのせて、朝から幸せそうにそれを頬張るホソクさんとは180度全く違う人間だ
そして、それはトーストの話だけではない
しんどくて、つらくて、やめたくて、やめてしまう時もある私に、J-HOPEというアーティストは、チョンホソクという人間は、あまりにポジティブで、あまりに強く、あまりに優しく、尊敬すると同時に理解不能だった
つられてしまう様な幸せな笑い声とチャーミングな笑顔が絶えない彼を、日々見れるのはとても幸せだけど
いざ、私が彼の様な、太陽の様な人になりたいかと言われれば、そうは思ったことはない
ただ、ホソクさんみたいになりたいと思わなくても、ホソクさんの様に"いたい"と思う
よく、Born Singerのホソクさんの詩を思い浮かべる
ホソクさんはいつも一生懸命で、言葉だけでなく行動にも良くそれが表れているけど、私の中でこの詩が1番"あぁ、この人は本当に一生懸命な人なんだ"と感じる言葉だった
きっとこの言葉を言えるのは、"最初"から全力で、自分を持ち続ける努力をしてきた人だけだ
『最初の自分に恥ずかしくないように』
果たして私は、そう思う事ができる人生を歩んできただろうか
私は、ホソクさんの様に夢に誠実になれなかったし、大人になればなるほど自分が本当にやりたかった事や理想に目を瞑るようになり、好きな"なにか"を、そんなに好きじゃないふりをする時間が増えていく様に思える
それが自分を卑屈にした事は沢山あって
自分が自分でいる事が嫌になって
自分が何者かでいなければいけないと思う様になって
自分を正当化するために必死になった
「出来ても出来なくても一生懸命やってみよう。全て」
ホソクさんは、『「デビューはいつ?」という言葉が1番辛かった』と語った日にこう言っていた
もし仮に、ホソクさんがデビュー出来なくて、『あまりに叶えたい夢だった』と語ったその夢を叶えられなかったとしても、
きっと自分自身を恥じる事はなかっただろう。
いつも一生懸命だったと、自分自身で理解しているから
ホソクさんの人生に出会って、
どんなに卑屈になっても、どれだけたくさんのことを諦めたとしても、どれだけ自分を恨んだ瞬間が多かったとしても、自分が"出来ても出来なくてもいつも一生懸命だった"事を思い出させてくれた
結果ばかりに目が行くこの世界で
結果を残し続ける"防弾少年団"のメンバーで
"希望"が付いたその名前を世の中に刻み続ける人の人生に
『一生懸命やっている事』
それだけで大きな意味を持つのだと教わった
ホソクさんの人生を見て、自分の卑屈だった部分を認めてあげる事ができたと思う。
鮮やかな色を並べたMVや
大きく響く手の音と笑い声
さりげない誰かの為の優しさ
ポジティブで肯定的な歌詞
いつもポカポカで、時に目線が一瞬でそっちに向いてしまうぐらい、ホソクさんは輝いている
その強い光の影の濃さが、私に大切な事を教えてくれた
私は一生、ホソクさんの様になれない
彼の様に、夢や目標を達成する事は正直あまりできなかった
これからも、色んな事を諦めると思う
だけど、ずっと
ホソクさんみたいに、一生懸命でいたい
彼の様に、大きな夢を叶えられなくても良いから
だからホソクさんは、私の希望なんだよ
絶えず、一生懸命な姿を見せてくれるから
私の世界で1番希望溢れる、お手本だから
ホソクさん
お誕生日おめでとうございます。
健康で、幸せに過ごしてください。
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