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【体験記】駅メモ!の同人即売会「フットバーしま〜〜す!11」にサークル参加してみた【雑記】

今日はバスケネタでもなければ旅行記でもなく、サブカル的な話題です。

筆者が嗜んでいる位置情報を使った美少女育成ゲーム「ステーションメモリーズ!(通称"駅メモ!"」。以前の記事でシェアしたとおり、「駅情報の収集」「美少女キャラの育成」「ゲーム内ランキングやイベントを走る」など多くの楽しみ方があるゲームですが、筆者はその「駅メモ」で多少ばかり二次創作小説を書いたりしていたりします
駅メモの公式自体も二次創作コンテンツ(グッズ・小説・漫画やイラストなど)を「ガイドラインの範疇において」黙認?しており、そういった同人二次創作の頒布物を頒布できるイベントが複数開催されています。
その中でも歴史があって規模が大きく、一般参加者同士のオフ会の要素もある同人即売会「フットバーしま〜〜す!!」(通称"フットバ")が、おおよそ2年ぶりくらいに、2021年12月25日に神奈川県川崎市内の会場で開催されました筆者もサークル参加したので、その日までの流れや当日の感想を大雑把に振り返ってみます

振り返りその1 サークル参加では初めて合同誌を出したよ!

まず今回一番大きかったのは、筆者が「合同誌を主宰してまとめてみた」ということです。
以前の同人即売イベントで一度サークル参加をしたときや、オンラインでの即売イベントに参加した際は基本的に自前で作った個人誌のSS本を頒布しただけでした。また、界隈の大手さんがやってる合同誌に寄稿したこともありましたが、大概は中心メンバーにはならずに原稿だけお渡しする、という立場が多かったです。
というのも、筆者、以前「合同誌の主宰者と参加者でトラブルになる」みたいな案件を界隈で何度か見たことがあり、そのトラブルに関して脇から余計な口を挟んでプチ炎上する、というやらかしをしたことがあって、それ以来界隈の知人から「合同誌をやるのは簡単じゃないから(意訳:比較的失言癖のある筆者くんには難しいんじゃないの)」というご指摘を預かっていたこともありまして。。自分で合同誌を主宰するなんてことは考えたことがなかったんですよね。

それにプラスして、駅メモの二次創作界隈、特に小説を書く人たちにおいて、結構明確な格差みたいなのがあると感じていたこともありました。(ちょっと語弊ある言い方ですけど)「大手/人気作者」と「中堅から伸び盛りくらいの作者」で全然ピクシブとかのPVも即売会での売れ行きも違くて。自分やサークルの相方なんかは「中堅作者」くらいを自負しているところはあったのですが、どうしても大手作者へのコンプレックスみたいなのは(少なくとも自分には)あったし、(これは勝手な考えかもしれないけど)実力はかなりあるけど知名度とかで手に取ってもらえないような新進気鋭の作者さんとタッグを組んで合同誌を作ることで、(これも言い方があれですが)うまーく名前を売っていこう、という魂胆はありました。

イベントが9月から延期になったり、何人かが納期の関係で辞退されたりといったこともありましたが、仕上がった本はイベントでも目標以上には手にとっていただけたので、そこはホクホクでした。もしこの記事を見ていただけていたら・・参加していただいた皆さんや手に取っていただいた皆さん、ありがとうございます。

振り返りその2 お品書きをtwitterのモーメントでまとめてみたよ!

今回イベントが楽しく感じられた出来事の一つに、イベント一週間前くらいから、サークル参加される方の「お品書き」のリストをせっせとまとめていたことがあります。

https://twitter.com/i/events/1472488773447348226

このリストを更新する際、ツイッターの仕様の関係で基本的にパソコンからでしか編集できないので、その都度普段使わないタブレットPCを引っ張り出してきて、検索かけつつあーだこーだ順番考えてリストを構築していくのですが、この作業が案外楽しかったというか。いろいろなサークルさんがいろいろな本やグッズを出すんだな、というのをワクワクしながら眺めていました。
以前はこういうリストをまとめている人がいたので、買回りするときに役に立ったのですよね。今回それをやる方がいなかったのと、自分が興味本位でやってのですがめちゃくちゃためになりました。お品書きも個性が出ますし、どういう編集ソフト使ってるのかなんてのも気になりましたしね。
このリストがどれくらいの方のためになったかは分からないですが、また次のイベントでもやってみようと思いました。

それから、これをやっていて思ったのは、宣伝文句大事。
今回一番早く完売していたのはとあるサークルさんのR18漫画なのですが、エロは売れるという大前提はもちろんですけど、「部数僅少」「全ページに渡る怒涛のエロさ」「破格の価格設定」といった謳い文句がすごかった。お品書き見てても「この人マーケティングのプロだろ」という感じでした。大いに真似していきたい。

振り返りその3 実際にイベントの場に立ってみて

今回のイベントは相方と二人でのサークル参加となりました。
自分はサークル参加2回目、相方は初めてということで、まだまだ素人なのですが、やっぱりスペースの見栄えは大事だなぁということで、テーブルクロスやイーゼル・ブックエンドといった小物を買っておき、事前にディスプレイの予行演習を家でしておきました。これをやっておくかしておかないかで、当日の準備の時間のかかり方が全然違いましたもんね。

当日はこんな感じで展示(相方のツイートをお借りしました)。

実際イベントが始まってみると、相方のR18の新刊が飛ぶように売れていました。やっぱりエロは売れる、じゃないけど、サークル初参加の彼的にはすごくホクホクで、しっかり完売して創作意欲マシマシになっていました。
自分の合同誌の新刊も目標以上は捌けたし(欲を言えば既刊をもう少し売りたかったけど)、何より「自分の本を読みたい」って人も「とりあえず全部ください」という方も、コミュニケーションがはかれたのが、対面の即売会のいいところだなぁと思いました

あとは、ちょっとした苦言?ではないですが、一応イベント公式が「会食はせずにとっとと帰れよ」とウェブサイトに掲載していましたが、会場でのアナウンスがあったわけでもなく、普通にTL眺めていても会食のツイートが溢れかえっていたので、そこは徹底しないと次のイベントの開催も危ぶまれるので気をつけようなとはなりましたけどね。
まあ会食したりちょっと寄り道して帰っても黙ってうまくやろうな、という話ですよね(といいつつ筆者もあまりそういうの黙ってうまくやるの得意ではないんですが)。

最後にまとめ

というわけで、おしなべて楽しいイベントになった「フットバ11」でした。
帰り際の車内で相方と「次回も出ような」「次作どうする?」みたいな話になって、相方は「あまりピックアップされないでんこを書いてみたい」、筆者は「短編ばっか書いてたので長編にチャレンジしたい」と一致。次の「フットバ12」に向けて早速始動します。


以上。おしまい。


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