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【SV S8 最終84位 R2106】電磁波サフゴ親衛隊

はじめまして。ローライトと申します。SVからランクマを本格的に始め、初の2桁フィニッシュ&21を達成したので構築記事を書かせて頂きました。



ちなみに今日ポケ杯は10位でした笑

構築経緯的なやつ

サーフゴーは様々な構築に入っているが、サーフゴーから組み始められた構築というのは案外少ないのではないだろうか?
大抵の場合、特性:黄金の体 を目的として、補完的に採用されている。
構築記事でよく見る、ここまで胞子の一貫が切れていないので~、チオンジェン絡みに抗う駒として~、絡め手に対する回答として~、的なやつだ。

しかしだ、
構築記事をふむふむと読んで、レンタルパを借り、ランクマに潜る
              ↓
お、サフゴの役割対象いるやん!選出したろ!
              ↓
サフゴを見た役割対象が出でこなくて腐る 
役割対象が出できても裏のサフゴ対策駒に破壊される  

みたいな経験を多くしてきた
それはもちろん、構築に対する理解度不足やプレイングの未熟さからきている部分もあるだろうが、単純に構築が「サーフゴー用」に組まれていないからなのではないかとぼんやりと考えていた。
まあサーフゴーの相方としては、ディンルーやカイリューなどパワーが高く気づいたら入っているようなポケモンが多いので、雑に入れてもまとまる、というのもあるだろうが、、、

ともかく、「サーフゴーから組み始めたら新しい発見があるんじゃね?」と思い構築作りをスタートした。 
いろいろな型を試したが、「今日ポケ杯」で使用した水テラスHB電磁波の使用感がよかったので軸にすることに決めた。

電磁波サフゴを使う上で重たかったのが
・電磁波が入らない相手(電気タイプ、地面タイプ、サーフゴー)
・ツツミ、カミ
・ノマテラ舞カイリュー
だったので、残りの5体はそれらをケアできるよう選んだ。
残りの5体の採用理由などは個体解説で紹介します。

レンタルパ


普通にSVしか持ってません笑
なんならバイオレットしか持ってません笑
だれか新ポケモンください~



個体解説

軸なので解説長め

サーフゴー@隠密マント
テラス:水
図太いH244 B252 D12

H奇数でBぶっぱ、Dあまり

ダメージ目安
HB⋯特化パオの抜群噛み砕く74.6~88%
  特化カイリューの抜群地震49.7~59%
       特化ランドロスの抜群地震78.7‐~94.3%
  特化ラオスのインファ43.5~51.8%(乱数2発11.3%)

HD⋯無補正252カミの抜群シャドボ78.7~94.3%
          等倍ムンフォ46.6~54.9%(乱数2発66%)
  特化カミの等倍眼鏡ムンフォ75.1~89.1%
  無補正252ツツミの抜群フリドラ63.2~75.6%

感覚としては、物理方面は強化アイテムなしなら麻痺込みで受かる
       特殊方面はC130付近相手にはそんなに期待できない
って感じ。
持ち物は隠密マント。
ゴツメにしてもどうせ水ラオスには触ってもらえなさそう&被弾回数が多いポケモンで追加効果が無視できない、といった理由。
再生連打とシナジーのありそうな残飯、粉をはじめ、お盆や風船等いろいろ試したが最終的にマントの安定感に落ち着いた。
技構成に関して、祟り目電磁波再生は確定として、水テラバ採用が結構よかった。ここがゴッシュだとディンルーを見ただけで選出する気が失せてしまう。 
使ってて感じた強みは、
・水ラオスにかなり安定する
・パオジアンの型次第ではテラスすら必要ない
・欠伸、胞子はもちろんチオン、キョジで選出が歪みにくい
・ドラン、ヌメルゴンに普通に押し勝てる
・絡め手が通用しない物理受けである
など。
対パオジアンでは後述するディンルーと合わせて電気テラスや悪技、持ち物
を確認しつつ立ち回るのが理想。
電気テラスはさすがに苦しかったが 、シーズン終了間際は覚醒していて、かなりケアできていたのが自信につながった。

ラオスは一番の役割対象ではあるが、ラオス=水だと勝手に思い込んでいるので、ラオスが出てきて一撃の構えを取ってくると普通に困る。
一番きつい悪ラオスは打ち分けできる悪テラス。
逆に拘りや毒テラスなら気合で何とかできていた。

ヒードランはかなり選出されたが、チョッキ草テラバが減っていて、ディンルーに頼らずとも自力で突破する場面が少なくなかった。
ヌメルゴンも10万+放射のような、技構成でなければ有利をとれる。

基本テラスを切る前提で選出する。
が、安易に切ると毒びしを踏むようになったりガッサに殴り負けるようになるため注意が必要だった。
逆に、テラスを切ることで、打たれるイーユイの悪技をディンルーで受けれたり、ツツミのフリドラを後述するチョッキパオで受けれたり、と考えることが多く使っていて楽しかった。


ディンルー@お盆
テラス:毒
腕白H244 B36 D228
H奇数でB11n、あまりD

ディンルーが固すぎて最適な努力値配分なのかわからないが、あらゆる攻撃を受けてほしかったのでBDバランスよく振ったつもり。

・サフゴと合わせてパオの型を判断する、電テラパオに抗う
・サフゴが割れない身代わりや、舞カイリューやガモスを吹き飛ばす
・炎ポケモンに対する圧力
・サフゴが水テラス状態での、ボルチェンカット
・相手のディンルーを削る
などが役割。
地震カタスト飛ばしステロ。あまりに普通だがやはり強い。暇だから飛ばし押したら、相手の交換に嚙み合って勝手に崩れていったみたいなことがよく合った。


パオジアン@チョッキ
テラス:電気
意地H76 A156 B20 D124 S132
HB⋯特化ラオスのパングロ水流 最高乱数切り耐え
HD⋯無補正252ツツミのドロポン乱数2発(18.8%)
A⋯11n
      B4ツツミを聖剣で乱数1発(50%)
S⋯準速ドロツキ抜き

サフゴが水テラス状態での、ツツミに対する引き先として採用。
チョッキパオジアンの調整意図まで書かれた構築記事が見当たらなかったので調整に苦労したが、最終日マジですべての努力値が生きまくって感動した。特にラスト数戦はこいつが暴れまくった、構築のMVP。
ツツミに対する乱数かなり甘えているが、ドロポン2発の命中や聖剣の乱数など考えるとかなり分がいい。Dをあと1上げるとドロポンが7.6%の乱2になるのだが、それでも削る努力値がない。
サフゴがきつい電気タイプ(サンダー、ボルト)と地面タイプに見た目で圧倒的な圧をかけられる点も良かった。


イーユイ@眼鏡
テラス:霊
臆病CS252 H4

相手のサーフゴーに圧をかける目的で採用。
また、こちらのサフゴは相手のチオン、キョジを突破しきれないので、サフゴをクッションにして隙をみてイーユイを着地させ、超超超火力で崩していく役割も持つ。

噴煙はぶっちゃけ上振れたかったので(放射と迷ったが、サフゴの祟り目とのシナジーを考えて採用)

あまり出さなかったが、相手のサフゴの選出はかなり抑えられていたし、出した試合は相手のサイクルを破壊していたのでヨシ!
あと地味に最速100族って結構速いんだな~て感じた。


ミミッキュ@珠
テラス:格闘
意地AS252 H4

カミに絶対的に強いポケモンとして採用。
陽気にしてSに甘えたラオスの上をとることや、耐久に振ることなども考えたが、対カミを第一に考え意地ぶっぱにした。
技構成に関して、じゃれ影は確定。呪いは主に舞カイリュー意識。たまにいるバトンパへの抗いになったり、ラス1を詰め切るのにも役立った。
ドレインパンチもノマテラカイリュー意識。
ドドゲザンに対しぼったくる、パオジアンに少しでも命中安定技を打って対面勝率を高める、ヒードランを見ても選出をためらわないようになる、など結構悪くなかった。

ミミッキュは相当使っていて愛着のあるポケモンなので、
ミミッキュと共に(自分的に)良い結果を出せてよかった。


ミトム@ゴツメ
テラス:霊
図太いHB252 S4

地面タイプに好き勝手させない目的で採用。
霊テラスにしたらガチグマもカイリューも完封できて絶対強いやん!って思ったが、まあぼちぼち刺さるなーて感じだった。
ランドロスが選出されたときにかなり有利に試合を進められていた。

ミトムもかなり長く使っていて、弱いとこは命中不安、強いところはそれ以外全てだと思っている。結局サンダーでは地面タイプに対する圧がたりず、ミトムの代わりにはなれなかった。

ミトムも愛着あるポケモンなので共に戦えてうれしかった。

多かった選出
①ディンルー サフゴ ミミッキュ
 vsディンカイサフゴパオカミラオスみたいなのにはこれだった。
ディンルーサフゴでくるくるしてミミッキュで詰めていく。

②パオ ミトム ミミッキュ
 対面強めの選出
 眼鏡カミが受かっていないので、受け駒多め+カミみたいな、眼鏡カミっ 
 ぽいのにはこれ
ラスト数戦はこの選出で連勝していた

とはいえそこまで固定化された選出はなく、誰にテラスを切るかを予想して臨機応変に選出していた。

改善点
悪ラオス、電パオ、カミが重い。
が、そいつらはなんとかなるし些末な問題だ。
この構築のやばいところは命中不安カーニバルであるというところだ。
サフゴの電磁波、ディンルーのカタスト、パオの氷柱、イーユイのオバヒ
ミミのじゃれ、ミトムのドロポン鬼火
全てがメインウェポン。さすがにやばい。
毎シーズン結果を残されている人の構築を見ると、やはり命中90の技2,3個ぐらいのものが多く美しい。
次は命中安定で上位を目指したい。

あ、それと受けルは当たらんかったので切っている。

感想
今までは最終日レートを溶かすの覚悟で潜りまくるというのがほとんどできず、2000ぐらいでホクホクして保存していた。
今回は最終日だけでレートを100近く上げ、緊張感のある試合を続けることができとても楽しかったが、めちゃくちゃ精神が消耗した。
それと、かなりレートが詰まっていて、あと1勝するだけでかなり順位は上がったし、もっと多くの人に見てもらえたのかもしれないと思ったり。
でも「あと1勝」にみんな頭を悩ませてプレイしているだろうし、、、、
ポケモンの新しい楽しさと厳しさを発見したシーズンでした。






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