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セクシャル的な要素が問題なのではなくて そもそもの人と人とが関係することや愛に対しての概念が根本的に変わるんじゃないの?って話



〝窮鼠〜〟を観てから原作の漫画も気になって登録してる電子コミックのアプリ内で少しだけ(試し読み分だけ)読んだらそこからボーイズラブ枠の漫画がオススメされまくってきてさ

深く捉えようとしたことがなかったからなんだけど
わたしの中でボーイズラブって
流行りジャンルというか
このネタだと今人気だからこのネタ使いました
的な感じで描かれてる物が多いイメージだったのと

やたらに趣味嗜好というか性癖的な描写というかAVみたいなノリで描かれてるものが多いイメージで
わたし自身にシンクロする部分はないだろうなと思って手を伸ばしたことがなかった

でもやたらオススメされるから惹かれるタイトルが目に触れていくつか読んでみたら読んでみたらおもしろいのがいくつかあって。

昨今の流行り以前にもそういう題材の作品は当たり前だけど昔からあって
映画をよく観てた10代後半〜20代前半までの時期に
とにかく作品として絵も音も全体としてきれいで、なにか胸を打つものが多いという理由で同性愛をテーマにしてるものを選んでいくつか観たなーと思い出した

恋愛、彼氏、彼女、結婚、夫、妻、父、母…
とかいう既存の〝枠〟に囚われない分、入れない分、
そうした枠とか社会概念を軸にジャッジしたりできない分
純粋に自分と相手の内側に答えを求めるしかなくなる

社会的なリスクを負ってでも本当に求めるものはなんですか?

あなたが、わたしが1番必要なもの、求めてるものは本当にそれですか?

ってひたすら内側に問い続けて
自分たちだけの形を創り上げないといけないから。


枠内にいることは安心安全な部分もあるけど
枠内にはまろうとすることで無意識に自分を麻痺させてる殺してる部分も生じてたりするよなと。
むしろ幼いころからの社会概念の刷り込みによってそのことにさえ気付かず、でもどこかに苦しさとか虚しさとか抱えてる人だらけなんじゃないかなと思った


でもその苦しさとか虚しさの原因は同性愛者だとかセクシャル的ななにかに気づいてないからではなくて
本当に異性愛者同士のカップルだったとしてもあることだと思うというか。

うまく言えんけど
わたしがここ最近とても好きだなと思った窮鼠〜以降いくつかの漫画に描かれてるものは
同性愛者だから共感できるわけでも異性愛者だから共感できるわけでもない気がした

ただそれがボーイズラブ枠の作品で描かれてるのは
枠内の人が枠を外して世界を観る、自分の内側を観るのってかなり難しいことで、

逆にボーイズラブが題材だとそもそも枠に属せない分
その視点を描きやすいイメージしやすいからかなーと。

あーだからここ数年?十数年?数十年?
ボーイズラブがやたら人気なんだー
って納得いった

そしてファッションデザイナーやアーティストなど、同性愛者の人たちの存在自体、生み出す作品にうつくしさを感じることが多いことにも納得。

もうみんなが素直に本当に求めるものを体現していく時代になりますもんね

縄文時代ってフリーセックスとか所有しないとかそういうことじゃなくて
そもそもの人と人とが関係することや愛に対しての概念が根本的に違うんじゃないかなーと思った。なんか。

待ってました!
これからは〝ネオ縄文時代〟 笑


#窮鼠はチーズの夢を見る
#ネオ縄文時代
#セクシャル

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